壱岐 Part 4 ダイナミックな地形とエメラルドに輝く海『辰の島遊覧船 島めぐり遊覧+上陸』(壱岐市)

壱岐・対馬

壱岐北部に浮かぶ小さな無人島の辰の島は、定期船が出ており気軽に訪問できる島です。迫力の断崖絶壁や透明度の高い海など、大自然の見どころが詰まっています。壱岐に来たらぜひとも訪れてほしいおすすめスポットです。

2021/5/1(土)

壱岐から行く離島

辰の島は、壱岐の島の北西約1kmの海上に浮かぶ小さな離島。壱岐の北部にある勝本漁港から船で渡ることができます。

海水浴場として有名な島なので夏場限定のスポットかと思いきや、それ以外の季節も断崖絶壁やユニークな岩などインパクトある景観を楽しめるそうです!

辰の島渡船の情報

そんな渡船ですが、運行期間や時刻表など乗船にあたり事前にいくつか確認しておいた方が良いことがあるので、さらっと書き出してみました!

運行期間に注意

まず、辰の島渡船は運行期間が3/21~11/30と決まっています。それ以外の期間も予約すれば運行することもあるそうですが、基本は冬季運休となっています。

時刻表を確認

遊覧船の時刻は決まっているため、事前に確認してから港へ向かうのがおすすめ。

■勝本漁港発
9:00/10:00/11:00/13:30/14:30/15:30
■辰の島発
10:40/11:40/13:00/14:10/15:10/16:10/16:40
※7/15~8/31の夏休み期間中は30分おきに発着となります

島を散策するなら滞在時間は最低でも1時間見ておいた方が良いそうです。そのため、夏休み期間以外は、往)9:00⇒復)10:40、往)10:00⇒復)11:40といった感じで1時間以上開けて考えるのが良さそうです。

コースは全部で3種類

辰の島渡船には、3つのコースがあります。渡船は片道10分、遊覧は40分のコースとなります。

①渡船のみ 700円(往復)
②遊覧のみ 1,500円
③遊覧&渡船 2,000円

これは同乗者とは別々の選択も可能とのこと。

おひとり様は要注意

この船は2名以上で運行となるため、お一人様の場合は他の参加者を待つことになります。私は1人で訪問したのですが、ちょうど同じく1名様が催行待ちしていたようで無事催行確定となりました。

電話でも状況確認ができるので、1名で利用する方は港へ行く前に確認してみるのが良さそうです。私以外のもう1人の方は「電話番号を受付に伝えており、催行確定したら連絡もらう」といったカタチで待っていたそうです。

掲載の情報は2021年5月のものです。最新の情報は公式HPにてご確認ください。

スリリングな遊覧船

最初は時間短縮のため渡船のみで良いかなと思ったのですが、遊覧&渡船にしても帰りの便は同じなので、せっかくならと2,000円の遊覧&渡船コースに!私、お一人様、子供連れのファミリーが乗船していたのですが、みんな同じコースでした。

辰の島に加えて、海上自衛隊の若宮島、名鳥島の周りをめぐる約30分のクルーズのはじまり!港を出た船はぐんぐん進んでいきます。

海がものすごくキレイ!!「昨日雨が降ったから濁っちゃってる」とのことでしたが、充分過ぎるほどの透明度です。

船長のおじさんは、サービス精神たっぷり!名所はもちろん、タカの巣の位置や、撮影のタイミングもばっちり教えてくれます。

辰の島のまわりをぐるりと一周するのですが、港から見て裏側にあたるポイントは、迫力の断崖絶壁!そこでもぶつかるんじゃないかってくらいかなり接近してくれます。岩の間に船が突っ込むと、船内は歓声につつまれました!

少し風があって揺れましたが、次から次へと飛び出す見どころのおかげで全く船酔いもなく楽しめました!

波穏やかなビーチ

10:30頃に桟橋に到着。そこからは波打ち際の細い道を進んでいきます。クリアな海沿いの道で、すでにわくわくしてきました。

桟橋から8分ほどで、辰の島海水浴場に到着!日本の海水浴場百選にも選ばれたビーチで、抜群の透明度を誇ります!夏だったら間違いなくシュノーケルしてました。

ウッドデッキの小屋と更衣室、シャワー、トイレも設置されています。自動販売機は無いので、飲み物は事前に用意しておいた方が良いです。

ダイナミックな地形めぐり

散策路は海水浴場の後ろにのびる山道へと続いています。少しだけ木が茂る中を歩きますが、サンダルでもぎりぎり大丈夫かも。

ぽっかり空いた大きな穴が見えてきます。こちらは、海によって岩が削られてできた海蝕洞穴。はるか昔、鬼がふんどしでクジラをとろうとして踏ん張った際にできた穴という伝説が残っており、「鬼のあしあと」という名が付けられています。

鬼のあしあとからさらに登っていくと、蛇ヶ谷へとつながります。そして気が付けば断崖絶壁のてっぺんに!遮るもののない広大なパノラマは物凄く爽快です!ただし、柵などは無いので落下には注意。

ここまで桟橋から約30分ほどかかりました。帰りの船の時間を気にしつつ、ゆっくり桟橋へと帰ります。

行ってみた感想

ぐるっと急ぎ足でまわって、約45分程度。1時間の滞在時間でちょうど良い感じでした!帰りも同じ桟橋から船に乗って勝本港へ。

最初はなんとなく近くに来たからくらいの軽い気持ちで参加した辰の島遊覧船でしたが、感動的な景色の連続で、想像の100倍楽しめました!最初は迷っていたコースも、遊覧&渡船にして大正解。

海水浴以外のシーズンでもこんなに楽しめるとは良い意味で誤算です。もし壱岐に行くことがありましたら、絶対におすすめです!

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