対馬 Part 2 夜行フェリーで向かう対馬 フェリーちくし乗船記(博多→厳原)

壱岐・対馬

博多港と対馬の厳原(いづはら)港をつなぐ大型フェリー。今回は夜行便に乗船。深夜発ですが、それまでの時間潰しはどうする?早朝に着いてしまうけどそこからどうする?いろいろと難易度が高そうに見えるフェリーに挑戦しました。

乗船日:2021/4/29(木)
掲載の情報は乗船当時のものです。価格や運行時刻は変更となっている可能性がありますので、最新情報は九州郵船HPにてご確認ください。

博多から厳原をつなぐフェリー

博多港から対馬へ向かうには2種類の船があります。1つはジェットフォイル。所要時間は2時間15分と最短ですが、お値段は7,250円となかなか高価。

もう1つが今回利用するフェリー。お値段は2等席で4,190円とお安くなっていますが、問題は運行時刻全部で3便あるのですが、いずれも少々利用しにくい時間帯。到着港が2つに分かれるのもポイントです。

<博多~対馬 フェリー時刻表>
①博多港10:00発→厳原港14:45着
②博多港22:30発→比田勝港04:20着
③博多港0:05発→厳原港04:45着

今回は、本来乗船を予定していた16:55博多発のジェットフォイルがまさかの欠航(※詳しくはコチラ)。代替案として、③を利用することにしました。

とはいえ、欠航情報を知ったのは港に着いた16:00頃。フェリー出発となる深夜まで何して過ごそう?乗船開始は20分前から。北海道へ向かうさんふらわあのように「出港時刻より数時間前に乗船できる」というシステムも無いようです。

時間調整にぴったりの温泉

路頭に迷いかけたとき、目に入ったのは博多港にある温泉施設波葉(なみは)の湯ここは24:00まで営業しているため、フェリーの時間調整に最適なスポット。また、フェリーの船内にシャワーは無いため、ここで入浴を済ませておくのは割りとポピュラーなパターンのようです。

館内は広々としたスーパー銭湯タイプ。サウナや岩盤浴もあるため、じっくりと温泉を満喫することができます。横になれる休憩処もあるので仮眠所としても完璧です。

食堂では、博多ラーメンや長崎皿うどんなど、九州らしいメニューもそろっています。こちらは名物の牛さがり丼。牛肉の旨味たっぷりでとっても美味!

他にも港にはファミリーマートやマツモトキヨシもあります。出発前にいろいろ買い物しておくのも良いでしょう。

乗船手続きへ

さて、温泉でじっくりとくつろいで、23:00頃受付へ。第2ターミナルの2階が受付となっており、名前と電話番号を用紙に記入、窓口で料金を支払って乗船券を受け取ります。

隣には同じく夜行フェリーである野母商船のフェリー太古(五島列島行き)の受付もあるので、間違えて違う列に並ばないようにご注意ください。

用紙を書いて受付に「おねがいします」と持っていったところ、受付のおばちゃんが「あら、1等にしたのね〜」と。実は数時間前電話で席の違いについて問い合わせたのですが、たった一言で電話の主と見抜かれてしまいました!このおばちゃん、かなりのツワモノです。(めっちゃ親切にいろいろ教えていただきありがとうございました!)

乗船開始は23:45頃。とりあえずファミリーマートで明日の朝ごはんだけ買い物したあとは、ターミナルのベンチにてしばらく待機。

乗船券の販売は21:30頃から行っているそうです。

フェリーちくし船内

20分前から乗船開始。船内へは、飛行機みたいにタラップでターミナルから直通です。

船内の自販機は飲み物に加えて、カップヌードル、パン、お菓子もあります。お腹が空いても何とかなります。

夜行フェリーではよく見かけるゲームコーナー。あまり稼働している現場を見たことが無いのですが、これを楽しみにしている人もいたりするのでしょうか。

前述の通り、船内にシャワーはありませんのでご注意ください

3パターンの座席

フェリーの座席乗船券は、1等6,070円、2等指定5,130円、2等4,190円の3タイプに分かれています。(※2021年4月現在)

1等は個室、2等は雑魚寝タイプ。2等指定ってなんだろう?尋ねてみたところ、「2等は広間で完全に雑魚寝、2等指定は一人分の区画が用意された雑魚寝」とのこと。通常時はあまり差が無さそうですが、お盆などの繁忙期は2等は恐ろしいほど混雑し、隣の人とほぼゼロ距離になってしまうこともあるそうです。

今回の乗船は平日の夜。とはいえGW直前なのでちょっと不安。2等指定にしておこうかな。

あらためて料金を見比べてみると、1等席もそれほど高くない気がしてきました!そもそも、本来の計画では7,190円のジェットフォイルに乗る予定だったし、対馬での宿1泊(3,500円)もキャンセルしています。

今日は初日からいろいろあって疲れたし、1等にしてもバチは当たらないのでは・・・ということで、思い切って1等席に!これまで何度もフェリーに乗ってきましたが、初めての1等席に気分が高まります!

フェリーちくしの1等席はこちら。4人部屋を貸し切り!!混雑時は相部屋になることもあるそうですが、それでも閉鎖的な環境は落ち着きます。部屋にはテレビと加湿器まであります。

そして1等席利用者は最上階のラウンジも利用可能。なんとラグジュアリーな空間なのでしょうか。繁忙期なんかはここが憩いの場になるのかもしれません。

ちなみに2等席ってどんな感じ?気になる方のためにこちらが2等席。文字通り大広間タイプの雑魚寝です。繁忙期にはこれが埋まってしまうというのだから驚きです。また、降り忘れ防止のため壱岐エリアと対馬エリアに分かれています。

そしてこちらが2等指定席。2等に比べると、ちゃんと枕があります。一般的な夜行フェリーって感じの席です。

早朝に到着してしまう問題

さてさて、無事フェリーで対馬に到着したのですが、時刻は4:45。あまりにも早朝で、辺りは真っ暗。離島の早朝なんて、お店も何もありません。

ホテルやレンタカーによっては早朝お迎えが可能なところもあるようですが、今回は急な乗船だったためそんな手配は及びません。

ここで、公式サイトにも記載されていない裏情報を公開します。

こちらのフェリー、7:00まで滞在可能です!!

4:45下船は絶望的ですが、7:00なら辺りも明るくなっており、観光に出発しても問題ない時間。そして、睡眠時間もしっかり確保できます。これは非常にありがたいサービスです。

注意点は、任意の時間で下船できるわけではないということ。1次下船4:45、そこで降りないと2次下船7:00といった感じです。また、繁忙期には対応不可となることもあるそう。気になる方は、事前に要確認です。

また、1次下船の4:45のタイミングになると、船内放送が流れ下船する人で騒がしくなります。気になる方は耳栓とアイマスクをお忘れなく。

なお、フェリー乗船時に係の人に「すぐ降ります?」と聞かれます。このときに7:00まで滞在したい旨を伝えておくと、そのまま起こされることなく寝ていることができます。

でもこれ、7:00まで滞在可能という情報を知らなかったら「ん?すぐ降ります!」って言ってしまいそうですね。

朝もやの厳原港

というわけで7:00までフェリーでぐっすり。7:00ちょうどに降りなくては!と早めに起きて準備していたのですが、実際は7:00に起こしてまわっており、そこから準備して出る、みたいな感じです。

まだ日がのぼらない厳原港。

フェリーターミナルは広くてぴっかぴか!凄くキレイなので、ここで早朝タイムを過ごすのもありです。

今回は8:00にレンタカーを予約しているので、身支度を整えたらレンタカー屋さんへ。なんだかすっごいがんばった気がしますが、まだ旅ははじまったばかり!はりきって行きます!

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