太陽公園② ハイクオリティなワールドテーマパーク『石のエリア』(姫路市)

兵庫県

再現された凱旋門やモアイ像、ピラミッドなど石でできた名所がたくさんの石のエリア。ミニチュアテーマパークに見えて、そのほとんどが実物大。圧倒的な迫力で、まるで世界中を旅しているような気分にさせてくれます。

訪問日:2018/1/13(土) ※掲載の写真・情報は訪問時のものです

世界の名所が再現された園内

各国の様々な名所や世界遺産が再現された太陽公園。白鳥城を中心とした「城のエリア」と、様々な石像や建造物が再現された「石のエリア」の2つのエリアに分かれています。

前回紹介させていただいた城のエリアに続いて、今回は石のエリア。入口となっているのは立派な凱旋門。雰囲気あって良いですねー!

いや、大きくないですか!?

さすがにパリにある実物よりはずっと小さいのですが、それでも人が通るのに十分な大きさ。この時点で太陽公園の凄さがひしひしと伝わってきます。

世界中の像が大集合

世界中の名所を再現というテーマをきくと「東武ワールドスクエア」や「淡路ワールドパークONOKORO」などが頭に浮かびますが、こちらの太陽公園のほとんどはミニチュアではなく実物大

ずらりと並んだイースター島のモアイ像は壮観です。

デンマークの人魚姫の像。本家の人魚姫像はペイントされたり爆破されたりと悲しい運命をたどっておりますが、ここの姫は穏やかに過ごしているようです。

そびえ立つ自由の女神像。こちらはさすがにミニチュアサイズ。他の石像たちとよく馴染んでいます。

大勢で集まっている小便小僧。本場ベルギーの小便小僧より少し大きい気がします。そして、皆枯れてしまっています。

実際に入れる建築物

石像だけでなく、建造物も並びます。こちらの色鮮やかな広場は天安門広場。数々の出来事が起こった場所ですが、ここはとても落ち着いています。建物内部へ入ることもできます。

ビリジアンな屋根が印象的な双塔寺。中国の太原(たいげん)というところにあるお寺で、ホンモノ同様に2つの塔がそびえています。

スフィンクスがかまえるエジプトのピラミッドもあります。

スケールは小さ目ですが、中に入ることもできます。そこにはなんと黄金の仮面が・・・!

こちらは鶏足寺というお寺。もともと太陽公園のある峰相山に存在した歴史ある寺院ですが、豊臣秀吉に滅ぼされて廃寺に。園内に再建したそうです。

お寺の前にずらりと並ぶ五百羅漢。様々な表情、動きの羅漢様たちは見ていて楽しい。これだけいれば家族や友人に似ている羅漢様に出会えるかも・・・!ただし、ほぼ全て坊主頭です。

圧巻の秦始皇帝兵馬俑坑

さてさて、石のエリアの中でもインパクトが凄いのが「秦始皇帝兵馬俑坑」。なんと1,000体もの兵馬俑(へいばよう)が並んでいます!これはすごい!!!

本物さながらに復元された大量の兵士や馬たち、本場中国の兵馬俑博物館で造られたらしいです。

入りきれなかったのでしょうか、外にも兵士たちがあふれています。

園内のあちこちで見かける兵士たち。まるで立ち話しているみたいでちょっとほのぼのします。並んで写真撮ったら楽しそうです!

リアリティあふれる万里の長城

兵馬俑に並ぶ石のエリアの目玉がこちらの「万里の長城」。石積みのゲートが重厚感あふれています。

こちらの万里の長城、なんと本物と同じ道幅で再現されています。

気になる長さはなんと2km!本物の万里の長城(6,259.6km)に比べるとかなりのミニチュアですが、長さを体感するのに充分過ぎる長さ。全部歩くと30分くらいかかるかもしれません。

様々な展示物が目白押しだった石のエリア、最奥にかまえるのはこちらの磨崖仏。高さは約25mで、奈良の大仏の1.7倍にも及びます。まるでラスボスのような風格で、訪れる人々を見守っていました。

アクセスと営業情報

JR姫路駅より白鳥台行きのバスで約30分のバス停《白鳥台3丁目・太陽公園南》下車後、徒歩6分。もしくは緑台行きのバスで約30分のバス停《打越新田・太陽公園北》より徒歩6分。

開館時間 9:00~17:00
休館日 不定休
料金 1,500円
公式サイト https://www.taiyo-park.com/

※掲載の情報は2023年1月時点のものです。最新情報は公式HPにてご確認ください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました