【全国○○像めぐり②】日本各地に散らばる『モアイ像』を探せ!!

番外編

この像の名前を知らない人はいない・・・といったぐらいに知名度の高い、海外の石像。実は日本国内あちこちでもその姿を見ることができます。この記事では、国内旅行の途中で見かけたモアイ情報をまとめてみました!

【全国○○像めぐり①】日本各地に散らばる『モヤイ像』を探せ!!
モヤイ像をご存知でしょうか?太平洋のある島で生まれたモヤイ像は、日本各地の様々な場所に飛び散っています。今回の記事では、国内を旅する中で見つけたモヤイ像情報をまとめてみました。ここにないモヤイ像の情報をお持ちの方、ぜひお知らせください! ※掲載の写真は2012年~2023年の間に撮影したものです。現在は状況が変わっている可能性もありますのでご留意ください。 モヤイ像ってご存知ですか? モアイ...
※掲載の写真は2011年~2023年の間に撮影したものです。現在は状況が変わっている可能性もありますのでご留意ください。

モアイ像ってご存知ですか?

絶海の孤島、イースター島に立っていることで知られるモアイ像。覚えやすいネーミングと独特なフォルムがインパクト抜群な石像です。知名度は非常に高く、日本人でその名を知らぬ人はいないのではないでしょうか。

日本から遠く離れたポリネシアの離島の石像ですが、実は日本各地にもモアイ像がいます。

前回、勢いでイ像についてまとめてしまったので、その勢いのままモアイ像についてもまとめてみることにしました!ちなみに、モアイ像はモヤイ像と違って情報がとっても集めやすい!公園や街中すっかり溶け込んでしまっているモヤイ像と違い、観光マップなどにも記されており、シンボルとなっていることが多いのです。

全国のモアイ情報

ここからは、私が実際に現地で確認したモアイ像の情報を書いていきますね!

北海道・真駒内滝野霊園

いわゆる共同墓地である霊園ですが、園内には様々なモニュメントや石像が建てられています。その中でもインパクトがあるのがずらりと並ぶモアイ像。大きい物は9.5mにも及びます。

なんだかテーマパークのような雰囲気にも見えますが、「モアイ」という言葉には「未来に生きる」という意味があるそう。故人を偲ぶ場所にはぴったりの像です。

園内には安藤忠雄が設計した「頭大仏殿」や、「ストーンヘンジ」なんかもあります。非常に個性的なスポットです。

東京都・秋川渓谷

東京都あきる野市の山間部に広がる秋川渓谷。東京とは思えないほど豊かな自然が広がり、リフレッシュできるエリアです。

そこにあるバーベキュー場、「十里木(じゅうりぎ)ランド」の入り口にもモアイ像がそびえ立っています!

渓谷の入口に立つモアイは不思議な存在感。誰が何のために置いたのかは不明ですが、十里木ランド入口の目印として親しまれているようです。

愛知県・名古屋港

水族館や遊園地がありレジャースポットとして人気な名古屋港。ここにもモアイ像がひっそりと立っています。

この像は1989年の世界デザイン博覧会の時に設置されてというウワサ。高さは3.5mほどと、少々小さ目。他にも見どころが多い場所であるため、存在感は控えめです。

目を見開いた姿は、イースター島内のモアイで唯一目が描かれている「アフ・コテリク」をモデルにしているのではないでしょうか。

大阪府・国立民族学博物館

太陽の塔でおなじみな万博記念公園内にある、国立民族学博物館。「みんぱく」の愛称でも親しまれており、世界中の様々な民族資料を展示しています。

館内に鎮座するのは大きなモアイ像。他にも個性的な像や仮面がたっぷり並んでいますが、モアイのインパクトはかなりのもの。心なしか余裕を感じさせる穏やかな表情にも見えます。

兵庫県・太陽公園

姫路にある太陽公園は、世界中の建造物や石像が集まることでおなじみです。小便小僧、人魚姫、マーライオン、凱旋門、ピラミッド・・・・。様々なモニュメントに混じって、もちろんモアイ像がいました!

ずらりと並ぶモアイ像はみんな目が入っております。現在、イースター島では目があるモアイは1体だけですが、かつては目があったという説もあるそう。この像たちは、その説に則って作成されたのかもしれません。

太陽公園② ハイクオリティなワールドテーマパーク『石のエリア』(姫路市)
再現された凱旋門やモアイ像、ピラミッドなど石でできた名所がたくさんの石のエリア。ミニチュアテーマパークに見えて、そのほとんどが実物大。圧倒的な迫力で、まるで世界中を旅しているような気分にさせてくれます。

香川県・女木島

瀬戸内海の離島、女木島。鬼ヶ島大洞窟や、瀬戸内国際芸術祭のアート作品展示で人気な離島です。この島の港にもモアイ像は立っています!

アート作品かと思いきや、実はこのモアイにはしっかりしたストーリーがあります。TBSの『日立 世界・ふしぎ発見!』にてモアイが特集された際、番組内の「クレーンがあれば倒れたモアイを起こせるのに・・・」といった発言を耳にした高松市内の大手クレーンメーカー株式会社タダノが、モアイ修復プロジェクトを開始。

当初は反対もあったものの、費用を全額負担して修復に着手、「アフ・トンガリキ」の15体のモアイ像を修復しました。よく観光サイトなどでみかけるモアイ像がずらりと並んだイースター島の写真、そのモアイこそがこのプロジェクトで修復されたものなのです・・・!

この女木島にあるモアイ像は、イースター島へ行く前に研究用として作った模刻像なのです。なので、サイズや造形はホンモノに忠実に造られています。

なお、修復後もクレーンはそのまま現地に寄贈、その後も2代目、3代目とクレーンを寄贈し、サポートを続けているそうです。

広島県・因島

因島アメニティ公園から西へ500mほど進んだところにそびえ立つモアイ像。

近くに置かれた白い恐竜「ザウルくん」と同じく、「海と島の博覧会・ひろしま」の展示品であったそうです。

なお、2023年5月時点ではモアイ像周辺はロープが張られて立入禁止となっていました。

宮崎県・サンメッセ日南

宮崎県の日南海岸に面した観光スポット、サンメッセ日南。海辺の丘の上には、ずらりと並ぶ7体のモアイ像が!

「アフ・アキビ」の7体が、大きさも形も全く同じで再現されています。向いている方角も同じであるため、ここでは海を背にするカタチで設置されました。

実はこのモアイ、なんとイースター島公認のオフィシャルモアイ!前述した株式会社タダノがその功績を認められ、特別に許可をもらって作成したものであるそう。株式会社タダノとともにモアイ修復プロジェクトに参加した石工の左野勝司氏が精魂こめて彫り上げたそうです。

ただのモニュメントではなく、イースター島とのつながりから生まれた友好記念碑のような存在なのですね。

未確認モアイ情報

ここからは、私がまだ実際に確認していないモアイ情報。ネット上で見つけた情報になります。

実際に現地で確認したらアップデートしていきたいと思います!

<現在あるであろう場所>
宮城県・南三陸松原公園
東京都・龍泉寺
静岡県・裾野市南富士エバーグリーンライン
福岡県・屋根のない博物館
和歌山県・ふじと台
奈良県・天理市役所(北側の入り口付近)

コメント

  1. […] 前回と前々回、勢いでモヤイ像&モアイ像についてのまとめ記事を書いてしまったので、その勢いのまま自由の女神についても書いてみることにしました。「モヤイ像の次にモアイ像ならまだしも、自由の女神は全然違うやんけっ!」と突っ込まれそうですが、実はモアイ像やモヤイ像と若干被っている場所もあるのです・・・! […]

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