世界の様々な名所がリアリティ抜群で再現されたテーマパーク。2つのエリアに別れた園内、まずはモノレールで向かう「城のエリア」へ。荘厳な佇まいの白鳥城の内部は、予想外の世界が広がっていました。
お城を擁するテーマパーク
姫路と言えばお城。姫路城・・・と言いたいところですが、知る人ぞ知るのがこちらの洋風なお城。山の上に建つ真っ白で巨大な姿は圧倒的な存在感を放っています。
ここは太陽公園という、世界の様々な名所をハイクオリティで再現したワールドテーマパーク。まるでドイツのノイシュヴァンシュタイン城のような出で立ちのお城は太陽公園のシンボル「白鳥城」。ノイシュヴァンシュタイン城は直訳すると「新しい白鳥の城(石)」。白鳥城という名前からも、強い影響を受けている事を感じます。
園内は、お城がそびえる山上『城のエリア』と、石像や建造物など様々なスポットが再現された『石のエリア』の2つに分かれています。今回の記事では、まずは『城のエリア』からご紹介いたしますね!
モノレールで向かう白鳥城
白鳥城へ向かうには専用のモノレールに乗り込みます。モノレール乗り場のまわりはショップやレストランが入ったウェルカムハウスが並ぶので、ひと休みもできます。民族衣装の貸し出しも行っており、衣装をまとってお城で記念撮影なんて楽しみ方もできます。
上りのモノレールは9:10~16:40の間で最終便以外は20分間隔で運行。車内はスムースジャズ風のナンバーが流れてロマンティックな気持ちにさせてくれます。さあ、白鳥城へ・・・!
荘厳なるたたずまい
ロープウェイを降りて向かった城門。このレンガ風の仕上がりもそのまんまノイシュヴァンシュタイン城のようです。
周囲を城郭に囲まれた中庭部分。「テーマパークのお城」ときくと少し安っぽいイメージに聞こえるかもしれませんが、この白鳥城のクオリティはかなりのもの。重厚な外観をした本格的な姿で、想像以上の迫力です。
この雰囲気抜群な空間は写真撮影にぴったり!そう思ったところ、平日限定でコスプレ撮影も受け入れているようです。更衣室なども利用できるみたいです。
ひたすらトリックアート
城内に広がるのは、まさかのトリックアート。3階から6階まで飽きるまでトリックアートです。飽きてもトリックアートです。
洋風な外観に比べて、内部はとっても現代的。トリックアートの存在感もあり、お城にいるということを忘れてきました。
複数人で来たら問答無用で盛り上がるトリックアートですが、1人だとあまり楽しめない・・・!!1ヶ所だけカメラ付きの部屋があり、モニターにトリックアートしてる姿が写すことができます。ここなら一人でも自撮り可能!ということでやってみたのですが、一人トリックアートは想像以上に寂しいです。
トリックアート以外の見所
最上階の7階まで来るとトリックアートは収まり、そこに並ぶは民族衣装と甲冑。お城らしい雰囲気の展示に少し安心しましたが、床を見るとトリックピエロが・・・!
展望室もあります。白鳥城は高さ45mとかなり高い建物であることに加えて、山の上に建っているためかなりの高さに。眼下にはのどかな城下町が広がってます。
豪華な装飾が施された『王座の間』もあります。王座の後ろには中世の油絵風なペイント。トリックアートとは異なるようですが、座ると後光が射します。
王座に腰かけて王様ごっこしよう!「おお ◯◯◯◯! しんでしまうとは なにごとだ!」・・・どちらかというと王様よりも勇者側の方がやりたいです。
一通りまわったので14:00のモノレールで帰ります。約50分の滞在、さらっと見るには充分な時間でした。せっかく来たのでもう一つの『石のエリア』へも行っておきましょう!つづく。
アクセスと営業情報
JR姫路駅より白鳥台行きのバスで約30分のバス停《白鳥台3丁目・太陽公園南》下車後、徒歩6分。もしくは緑台行きのバスで約30分のバス停《打越新田・太陽公園北》より徒歩6分。
開館時間 | 9:00~17:00 |
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休館日 | 不定休 |
料金 | 1,500円 |
公式 | https://www.taiyo-park.com/ |
※掲載の情報は2023年1月時点のものです。最新情報は公式HPにてご確認ください。
コメント
[…] 前回紹介させていただいた城のエリアに続いて、今回は石のエリア。入口となっているのは立派な凱旋門。雰囲気あって良いですねー! […]