11日間の旅を終えて北海道から茨城への帰り道。苫小牧から商船三井フェリーのさんふらわあに乗って車と共に茨城へ帰ります。19時間の長い船旅は、旅の疲れをとるのと思い出を振り替えるのにはちょうど良い大切な時間。
※掲載の写真、乗船記は当時の物です。さんふらわあ さっぽろは2017年10月に新造船となり、大幅にパワーアップしています。
夕方便 or 深夜便
行程:苫小牧港発18:45 – 大洗港着14:00
所要時間:19時間15分
最安席運賃:ツーリスト(雑魚寝)10,740円~19,200円
■深夜便「しれとこ」「だいせつ」
行程:苫小牧港発01:30 – 大洗港着19:30
所要時間:18時間00分
最安席運賃:カジュアルルーム12,710円~18,990円
※2021年4月の情報です
海の玄関口 苫小牧港
フェリーターミナルのある苫小牧港へ帰ってきました。フェリーで北海道を旅する人にとって、この場所はスタート地点でもあり帰ってくる場所でもあります。行きと帰りが同じ場所というのは、なんとも感慨深いです。
出港の1時間45分前、17:00にフェリーターミナルへ。手続きなどを済ませて17:30頃に乗船。
しばらくすると船は出航。多くの人が、北海道との別れを見届けにデッキへと集まっていました。皆それぞれ良い旅があったんだろうな。
雑魚寝タイプの客室
今回利用したのはこちらの座席。大型フェリーでおなじみの雑魚寝スタイルです。乗船時に渡された番号のマットを使って、セルフベッドメイクします。
GWを1日ずらしたせいか、客室はがらがら。結局私の部屋には私含めて4人。みなさん4つ角で大人しく過ごしていたため、気持ちは一人部屋。
船内の過ごし方
フェリーの船内には、長旅を快適に過ごせるように様々な設備が用意されています。
やっぱりあるゲームコーナー。旅先でゲームする気にはならないのですが、仕事で乗船しているドライバーさんにとっては楽しみの1つだったりするのかな。
シアタールームもあります。20:00と9:00に上映されるみたいです。
船内のあちこちには快適なイスが設置されています。海を眺めながらぼーっとするのも贅沢な過ごし方。
そして、さんふらわあ名物と言えば展望浴場&サウナ!!(※すみません写真ナシです)
大海原を見渡す大きなガラス窓が付いた浴室で、乗船中は無料で何度でも利用できます。なんとサウナまで付いているため、サウナーは心行くまでととのうことができます。服を着れば、デッキでの外気浴も可能です。「お風呂上りに海風を浴びながら一杯・・・」なんて最高じゃないですか?
フェリーでの食事
さんふらわあ さっぽろは夕方便なので、船内にはレストランがあります。
夕食、朝食、昼食の時間になるとバイキングがオープン。お値段はそれぞれ異なっており、夕食1,900円、朝食1,000円、昼食は800円。セット割引もあります。
深夜便と異なりカップヌードルやパンなどの軽食自販機は設置していませんが、船内の売店で買うことができます。旅費が残り少ない方は、こちらでお手軽に済ませることもできます。
私は以前さんふらわあに乗った際にカップヌードルカレーを食べてしまって以来、乗船すると無性に食べたくなってしまうようになりました。さんふらわあのご飯といえばもうコレになりつつあります。
海上で迎える朝
ここからはただの乗船記になります。
乗客が少なく、交流もほとんどなかったため、夜はすんなりと眠りました。翌朝6:30起床。長旅の疲れもあって、たっぷり8時間半も眠ってしまいました。
寝起きすぐにデッキに出るのもフェリーで迎える朝ならでは。今日も良い天気!!せっかくの快晴ですが、もう今日は帰るだけだと思うとちょっと寂しいです。
朝の支度を済ませた後は、いつも通りブログ書いたり、写真の整理したりして過ごしました。
そして待ちにまった昼食バイキング!!お値段はなんと800円と、とってもリーズナブル。旅費が残りわずかだったため、このタイミングを待っていました。
朝や夜に比べてメニューは少なめ。基本カレーです。昨晩カップヌードルで低コストに済ませていたので、ここは調子にのって2杯も食べてしまいました!
14:00、定刻通りに着岸。マリンタワーやアウトレット、めんたいパークなど茨城のまちが見える。
下船は14:15頃。なんとなくまだ帰りたくなかったので、港のすぐ近くにある大洗マリンタワーへ。ここからは、停泊している「さんふらわあ さっぽろ」を上から眺めることができます。離れてみても、その巨大さには驚かされます。
さあ帰ろう。
もう、お風呂のことで悩んだり、朝の凍るような冷たい水で顔洗ったり、明日のルートとか道路状況も気にしなくてよい。全てが整った生活へと帰ります。
ありがとう北海道!!またいつか!!
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