ゆったりした時が流れるせせらぎの温泉街『龍神温泉』(田辺市龍神村)

和歌山県

山奥にある美人の湯として有名な温泉。川沿いに並ぶ温泉街はとても風流で、時間の流れがゆっくり感じます。元湯で入浴したあと道の駅で車中泊、翌朝温泉街を散策しました。

訪問日:2019/5/3(金)~5/4(土)

修験道の開祖・役小角(えんのおづの)が発見、真言宗の開祖・空海こと弘法大師が難陀龍王の夢のお告げによって浴場を開いたという、紀伊山地に縁が深い2人の偉人が関わる歴史深い温泉。何より「龍神」という名前がかっこ良すぎます!

日帰り入浴はココ!『龍神温泉元湯』

龍神温泉で唯一の日帰り温泉施設が、龍神温泉元湯

営業時間:7:00~21:00
定休日:年中無休
料金:800円

山の温泉って営業時間が短いことが多いのですが、ここは比較的長く利用しやすいのが嬉しい。
そして、館内はとってもキレイ!内湯、ヒノキ風呂、露天風呂の3つの湯船があり、洗い場や洗面台の数も多く快適です。

お湯は無色透明な炭酸泉で、お肌ツルツル。この龍神温泉は、島根県の湯の川温泉、群馬県の川中温泉と合わせて「三美人の湯」と呼ばれています。

GWでもそこまで混雑しておらず、とっても快適にお風呂に入ることができました。今回の旅で寄った温泉は混雑続きだったので、久しぶりにゆったり。白浜の日帰り温泉はどこも大混雑だったため、足を延ばしてここまでやってきましたが、大正解でした!

『道の駅龍神』で車中泊

龍神温泉元湯から1.5kmほど離れたところに道の駅龍神があります。今日はここで車中泊することにしました。道路沿いの壁には龍の姿のレリーフが。龍神温泉はその名の通り、あちこちに龍をかたどったデザインがあります。

敷地内には、ウッディプラザ木族館や釜焼きピザやカレーが食べられるカフェゆず夢もあります。

トイレはかなり簡素。夜間は虫さんたちの集会所となっているので、ご注意ください。本日は巨大なイボタガさんがいました。刺激が強いため写真は載せませんが、気になる方は検索してみてね!

トイレの前に洗面台があるのですが、流し台タイプ。テントを張っている方や、テーブルとランタン広げている方も何組かおり、道の駅というよりキャンプ場のような雰囲気です。

なお、この辺りは明かりがほとんど無いため、星がめっちゃキレイに見えます!

朝の温泉街さんぽ

せっかくなので、朝の龍神温泉をちょっとだけ散策。

静かで落ち着いた雰囲気の温泉街。チェーン店や派手な看板など商業的なものは皆無で、俗世間と隔離された静かな時間を過ごすことができます。

昨晩利用した元湯も朝7:00から営業中!GWということもあってか、ライダーを中心ににぎわっていました。

日高川とそこにかかる橋。中央部にはベンチが置いてあります。腰かけてせせらぎに耳を傾けるのも贅沢な過ごし方ですね。

湯本小橋という吊り橋もあります。こちらは下が見えるタイプなので、高所恐怖症注意です!

道端に咲いているのはシャガの花。自然がいっぱいで、歩いているだけで気持ち良い。

そんな穏やかな温泉街ですが、空の上ではトンビとカラスが激しい空中戦を繰り広げていました。

山を登って『曼陀羅の滝』へ

温泉街から少しだけ石段を登ると、温泉寺(おんせんでら)が。弘法大師が開湯の際に薬師如来を安置した草庵がはじまりといわれています。

温泉寺の裏の階段を登ると曼陀羅の滝への遊歩道。静かな森の中へと進んでいきます。かなり細い山道ですが、石畳なのでそこまで歩きにくくはないです。

歩くこと20分弱で曼陀羅の滝に到着!

そんなに大きな滝ではありませんが、音を立てて元気よく水が流れ落ちています。

案内板によると、「かつて被爆により失明寸前だった元新撰組の机龍之助がこの滝で洗眼したところ、完治した」という伝説があるそう。

ちょっと調べてみたところ、机龍之介というのは中里介山の小説「大菩薩峠」の主人公の剣士。故郷を離れ旅に出る龍之介の身のまわりで起こる様々な出来事を描いた時代小説です。

せっかくなので電子図書館「青空文庫」でちらっと読んでみました。「滝で眼が完治する」という記述は見つからなかったのですが、爆発で盲目となった龍之介に対し、修験者が「眼を滝の水で洗うよう」に勧めるシーンが。おそらくこのときに、ここの水を使用したのではないでしょうか。

このお話は全41巻に渡る長編で、なおかつ未完に終わっているそう。気軽に手を出すのは危険ですね。


このあとは北上して護摩壇山へ。ごまさんスカイタワーを目指します!

この記事を書いた人
chihiro

国内旅行が大好き!車中泊やLCCを駆使して、離島と水族館は100以上・神社仏閣は300以上訪問。都道府県はあとちょっとで3周完了。スケジュール詰め込みがち。実はプログレとソウルが好きなベーシスト。

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