昭和レトロな空気感を味わうことができる青梅を軽く街歩き!青梅駅から「まちの駅」や「住吉神社」をめぐっていきます。かつては映画看板がずらりと並んでいたストリート、今は少し変わった仕上がりになっていました!
ローカルな魅力あふれる青梅
立川からJR青梅線に乗ること約40分、青梅駅に到着しました。

駅構内には映画看板がたくさん!描いたのは「最後の映画看板師」と呼ばれる久保板観氏。青梅に生まれ、多数の映画看板を手掛けてきました。

青梅駅前はロータリーがあり、セブンイレブン、オリジン弁当などのお店が並んでいます。この駅舎は大正13年(1924年)に建てられたものであるため、実は100周年を迎えています。

さてさて、青梅といえばどんなイメージがありますか?よくあがるのはこのあたりでしょうかね。
・関東有数の梅の名所「吉野梅郷」
・日本酒の「澤乃井」で知られる小澤酒造
・懐かしい「昭和レトロ」な街並み
・手書きの「映画看板」がたくさん
実はここ10年ほどで変化している部分もいくつかあります。ということで、ここからはそんな青梅のまちをさらっと紹介させていただきますね!
まちの駅で御嶽汁定食
駅前にあるまちの駅。ホーロー看板風のかざりがレトロ全開のお店です。

ここは特産品の販売を行っています。日本酒「澤乃井」や「カネクのわさび」などがずらりと並んでおり、道の駅のような感覚。

店内にはカフェスペースもあり、ドリンクに加えて食事メニューも。「青梅うどん」やこだわり生地の「ワッフル」、「澤乃井3酒呑み比べ」なんかもあります。

時刻はお昼前。今日はまだ何も食べていないので、かるくご飯にすることに!私が頼んだのは「御嶽汁定食」。御嶽汁というのは、澤乃井の酒粕と、TOKYO Xの豚肉を使用した汁物。具材は細かく、味付けもさっぱりしており食べやすいです。

ご飯は「カネクシャキシャキワサビ」のワサビ丼か「かわなべ鶏卵」の卵かけご飯から選択可能。ワサビを選んでみた所、かなり辛口!めっちゃツーンとします。味付けは「万能だし醤油」と「柚子とうがらし」。どちらも青梅産です。青梅っていろんなもの作ってるんですね。
ちなみですが、なぜか「オリオンビール」もあります。まちの駅つながりで沖縄から直送しているそうです。
映画看板の現在
「買物いこいの広場」というスペースに並ぶのは映画看板!駅構内にあったものの続きかと思いきや、よく見ると「用心棒猫」「ニャーマの休日」「猫はつらいよ」といずれも猫仕様。

かつて青梅には3つの映画館があり、「映画の街」としてにぎわっていました。久保板観氏は当時、それらの映画館に映画看板を提供していましたが、テレビの普及や娯楽の多様化により映画館は次々と閉館。その後は商業看板の制作へと転向します。
ところが、商店街の活性化を目的に、再び映画看板の制作に取り組むことに。こうして街中に数多くの映画看板が掲げられ、青梅の商店街はレトロな雰囲気をまとった街並みとして知られるようになりました。
2018年には老朽化などの理由により、ほとんどが撤去されることに。その代わりに登場したのがネコ看板。十字堂薬局のそばには「猫と共に去りぬ」、タイムズパーキングには「ニャーシネマパラダイス」「怪猫二十面相」と、いずれも猫アレンジが加えられた看板が掲げられているのです。

昭和レトロ感は少し減りましたが、その代わりユニークさがアップ。青柳商店の上部にある「ニャジラ」なんて、ツッコミどころ満載です!

街を見守る住吉神社
「昭和レトロ商品博物館」と「昭和幻燈館」という、2つのレトロミュージアムの間に立つ鳥居は住吉神社。応安2年(1369年)に延命寺を開山した季竜が、故郷摂津の住吉明神をこの地に祀ったのがはじまりといわれています。

社殿までは長い石段を上っていきます。

拝殿は江戸時代の文政7年から天保6年ごろに再建されたもの。御祭神は住吉三神(上筒男命・中筒男命・底筒男命)と神功皇后。旧青梅村の総鎮守とされています。

地元の職人が手がけたとされる彫刻がお見事!海老虹梁(えびこうりょう)と呼ばれる湾曲した梁は、特に精巧な彫り物で包まれています。

境内からは青梅の街を見渡すことができます。高い建築が少なく、見晴らし抜群です!

この住吉神社の境内には、「 阿於芽猫祖神あおめびょうそじん 」「大黒天猫」「恵比寿猫」といったネコの神様が祀られているそうですが、私は見逃しました!!
どうやら石段の手前にあったようです。完全に石段しか見ていませんでした。
青梅のまちなかには、他にも常保寺境内には招き猫の石像「猫地蔵」が、2021年にはミニシアター「シネマネコ」がオープン。「映画館版のまち」から「猫のまち」へ、着々とネコ化が進んでいるのです。
この後は「昭和レトロ商品博物館」「昭和幻燈館」「津雲邸」とめぐっていきますね!つづく。


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