カジュアルな省庁ミュージアム『文部科学省 情報ひろば』(虎ノ門駅)

東京都

文部科学省内につくられた「情報ひろば」は、一般開放されている無料のミュージアム。教育、文化、科学、スポーツと一般人にも馴染みの深い分野を司る機関で、それぞれの分野を紹介した部屋がが続きます。ふらっと気軽に立ち寄れるスポットです。

※平日限定のスポットです。土日祝日は閉館しているのでご注意ください。

2021/2/5(金)

復原された大臣室

石造りで重厚な入り口。普段入ることの無い省庁舎にどきどきします。エレベーターで3階へ進むと、情報ひろばの受付。特に予約や手続きなど不要で、気軽に見学できます。

入館すると目の前に広がるのはレトロな雰囲気の旧大臣室。こちらは写真資料をもとに、創建当時の姿で復原したもの。文部大臣というプレートが載ったデスクは、団体見学者のみ座ることができるそう。

初代文部大臣を努めた森有礼が、その覚悟を記した直筆の「自警」も展示されています。文部省は教育学問に関わるためその責任は重く、その職務に就くものは常に精進して身を捧げる覚悟でいなくてはならないと。

この先は4つの展示室がつづいているのですが、教育・スポーツ・科学・文化とそれぞれテーマがはっきりしているため、とっても見やすくなっています。

その① 教育

最初の展示室は教育について。奈良時代から続く教育の歴史を記した年表や、現代の教育機関の解説パネル、学校建築や給食についてなど、様々な切り口の教育に関する展示が集まります。

再現された教室もあります。木製の椅子と机、そこに掛けられた書道セット、教卓に置かれた日誌など、レトロな雰囲気がとてもノスタルジック。

各机には、戦後から続く各年代の教育が記されています。解説文とともにその時代の文房具も並んでいるのですが、これがとっても楽しい!フエキ糊やくねくね鉛筆、学習帳など懐かしいものがそろってます。2000年代以降は「防犯ブザー」が加わっていたりと、時代を反映したセレクトに社会の変遷を感じます。

その② スポーツ

続いてオリンピックや地域のスポーツクラブなど、スポーツに関する展示室。

モニターでは、ラグビーワールドカップ2019のダイジェストや、東京2020の競技を解説した動画「one minute one sport」が流れています。私が訪問したときは、卓球、近代五種競技、ウィルチェアーラグビー、ゴールボールの解説映像を見ることができました。ルールや見どころなどとってもわかりやすくテンポも良いため、ついつい見入ってしまいました。

 

その③ 科学

お次は科学に関する展示室。日本の科学技術の発展を記した年表や、JAXAによる宇宙に関する映像、防災科学技術研究所による防災に関わる展示など、幅広い科学展示。

世界の深海調査を行っている有人潜水調査船・しんかい6500に関する展示も豊富。1/15の模型や、覗き窓の実物、そして実際にしんかい6500によって撮影されたドキドキの深海映像も。

その④ 文化

最後は考古資料や再現模型などが並ぶ、文化に関連する展示室。縄文土器や土偶のレプリカ、建築物の模型など、いかにも博物館といった雰囲気のお部屋です。

文部科学省はアイヌ文化を支援しており、衣服や道具も数点展示されています。モニターでは、2020年7月に北海道にオープンした民族共生象徴空間ウポポイの紹介映像も流れています。

文化庁メディア芸術祭受賞作品も紹介されています。アニメーション部門大賞を受賞した「海獣の子供」など、いくつかの作品が並んでいます。

アクセスと開館情報

東京メトロ銀座線の虎ノ門駅11番出口と直結しています。東京メトロ千代田線の霞ヶ関駅からも5分ほどでアクセス可能。

開館時間:10:00〜18:00
休館日:土日祝日
料金:無料
見学所要時間:20分くらい
展示室はそれぞれコンパクトなので、サラッと見ることができます。全体的にカジュアルな雰囲気なので、普通の観光スポット感覚で気軽に見学できる施設でした!

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