コペンハーゲンに立つ人魚姫像。実は日本の各地でもその姿を見ることができます。デンマークとの交流を記念して置かれたものから、全く関係ないものまで、国内旅行の途中で見かけた人魚姫の像情報をまとめてみました!
人魚姫の像ってご存知ですか?
デンマークの首都、コペンハーゲン。かつて存在した星型の要塞カステレットの近くの海辺には人魚姫の像が設置されています。
これは、デンマークの彫刻家、エドワード・エリクセン氏が制作したもの。
人魚といっても、下半身すべてがサカナではなく、足の先にヒレが少しついているという人間要素が強めのタイプ。一説によると、モデルとなった女性の足があまりに美しく、それを残したかったからとか。
そんなデンマークのシンボルとして知られる人魚姫の像ですが、実は日本各地にも人魚姫の像がいます。
モヤイ像とモアイ像と自由の女神像についてまとめた記事を書いてしまったので、その勢いで人魚姫の像についてもまとめてみることにしました・・・!
ちなみに、人魚姫の像は世界に約50体あるというウワサ。これから紹介するものがそれにカウントされているのか、それとも非公式のレプリカなのかは未確認です。
全国の人魚姫の像情報
ここからは、国内旅行中に実際に見た「人魚姫の像」を紹介させていただきます!
北海道・登別マリンパークニクス
登別市にある水族館、登別マリンパークニクス。「北欧ロマンと海洋ファンタジー」をテーマにした館内には、人魚姫の像が置かれています。
このときは、まさか人魚姫の像を探し求めることになるなんて、想像もしていませんでした。そのため、写真がとんでもなくブレでおります。
これだけではあやしいので、案内板の写真。なぜかこっちはちゃんと撮っていました。
実物の1/2サイズで作られているとのこと。姿かたちはデンマークのものとそっくりに仕上げられています。
愛知県・名古屋港
名古屋港水族館をはじめ、楽しみがたっぷりのレジャースポット、名古屋港。ここにも人魚姫の像がいます。
1989年に名古屋市制100周年記念に開催された「世界デザイン博覧会」において、読売新聞社がデンマークに特注して造ったものであるとのこと。
ちなみに、名古屋港にはモアイ像もいます。こちらもまた世界デザイン博覧会の産物です。
大阪府・大阪港
海遊館のすぐそば、サンセット広場にも人魚姫の像が置かれています。
この像は、コペンハーゲン港と大阪港の文化交流の記念に、1999年に大阪市に寄贈されたものであるそう。もともとは大阪文化館の裏側あたりにありましたが、より多くの人の目につくようにと現在の場所へと移動されました。
ちなみに、日没後はライトアップされるそうです。
福井県・小浜マーメイドテラス
福井県の小浜市には、人魚の肉を食べて不老長寿を得たという八百比丘尼(やおびくに)の伝説が残されています。それにちなんで設置されたのが、こちらのマーメイドテラス。ここでは2体の人魚の像が並んでいます。
デンマークとは関係が無いようなので、そのデザインも下半身が完全にサカナとなっています。
八百比丘尼伝説について興味ある方は、こちらの記事をご覧ください。
ところで、人魚の肉を食べたという話にちなんでいるということは、この人魚たちは捕食対象ということになるのでしょうか・・・?
兵庫県・太陽公園
モアイ像編、自由の女神像編を見ていただいた方にはきっと「またか」と思われそうですが、姫路にある太陽公園にもやっぱり人魚姫の像があります。
デンマークのものをホンモノそっくりにつくりあげたレプリカ。おそらくサイズもまったく一緒なのではないでしょうか。
太陽公園について、詳しくはコチラの記事にて。
未確認の人魚姫の像情報
ネット上で見つけた人魚姫像情報はこんな感じです。実際に現地で確認したらアップデートしていきたいと思います!
北海道・JR札幌駅西口
北海道・八雲町さらんべ公園
千葉県・ふなばしアンデルセン公園
神奈川県・平塚市 東海大学付近
静岡県・東海大学海洋科学博物館の前
愛知県・安城市のデンパーク
岡山県・倉敷駅アンデルセン広場
大分県・大分マリーンパレス水族館うみたまご(非公開?)
長崎県・長崎市多以良町 ニューハーベン長崎 人魚の丘
「ふなばしアンデルセン公園」には人魚姫の像だけでなく、モヤイ像の目撃情報もあります。これは一度行かないといけない気がしてきました。
もし、他にも知っている方いましたらぜひぜひ「お問い合わせフォーム」もしくは「X(Twitter)のDM」にてお知らせください!
本家・コペンハーゲンの人魚姫の像は、これまで幾度となく損壊行為を受けています。ラクガキされたり、赤くペイントされたり、ダイナマイトで爆破されたりと、その歴史は壮絶。気になる方はぜひ調べてみてくださいね。
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