下甑島の南、手打(てうち)にあるリーズナブルな宿。アパートを利用した宿泊施設なので、各部屋にキッチンやお風呂つき。快適な生活を送ることができます。新鮮な海の幸を使った豪華な夕食も魅力です。
手打集落の安宿
1泊2日の甑島旅行、宿泊先として選んだのは宿屋まるさんかくしかく。甑島列島下甑島の南部にある手打地区にある宿です。
フェリーや高速船が寄港する下甑島の長浜港から車で約20分。レンタカーが無いとなかなキビシイ立地であるため、少々穴場な宿かもしれません。港からは離れていますが、集落内にあるため手打麓武家屋敷通りは徒歩数秒。朝のお散歩にもぴったりです。
勝手におばちゃんが経営しているイメージでしたが、きれいなお姉さんが受付してくれました。
アパート1室がお部屋
こちらのアパートがお部屋。まわりを気にする必要がないので、小さなお子様連れも安心です
畳敷きの和室ですが、ベッドが置かれています。部屋内にはエアコン、テレビ、ハンガーラック、ローテーブルもあって快適です。アメニティとしてバスタオル、フェイスタオル、歯ブラシもあります。
テレビ棚には一冊の文庫本。伊坂幸太郎の『首折り男のための協奏曲』。ちょこっとだけ読んでみましたが、非常に続きが気になります。
若干壁が薄いような感じがしますので、気になる方は耳栓を。とはいえ島の民宿に泊まる時点でその辺は言わずもがなでしょうかね。
充実の部屋設備
アパートの一室であるため、設備はとっても充実しています。洗面台は物が置けるスペースがたくさんあるので、朝の支度がはかどります。ドライヤーもあって快適です。
お風呂はこんな感じでとってもキレイ。ボディーソープとリンスインシャンプーも備え付けあり。ちゃんと湯舟に浸かることもできますよ~。
トイレはウォシュレット付き。洗濯機も部屋内にありますが、洗剤は備えてないので基本的に持参するのがおすすめです。
このお部屋、なんと2DK。キッチンルームがあり、家庭用の大きな冷蔵庫、電子レンジも備えています。
備え付けのIHコンロ、取っ手のとれるフライパン&鍋、まな板、包丁、電気ケトル。ちょっとした食器もそろっているので普通に暮らせます。
もうここに住んでも良いでしょうか・・・?
海鮮たっぷりの食事
夕食は、お部屋とは別棟の2階にて用意してもらえます。ちなみに受付もここでした。
本日のメニューはこちら!海鮮を中心としたメニューに、ご飯、お味噌汁、茶碗蒸し、おひたし、豚しゃぶサラダといろいろそろった豪華な内容。
お刺身はネリ、グルクン、タカエビ、クロゼンメ。東京で見かけるものとは大きく異なるラインナップにテンションが上がります。
かぶと煮もネリです。気になる「ネリ」ですが、島の言葉でカンパチのことであるそう。また、クロゼンメはオキアジというサカナのようです。
なお、予約の段階で「時化るとお刺身がないかも」とのお話。逆をいえば、新鮮なものを用意してくれるということですね。
気になるお値段は・・・?
さて、そんな快適な宿ですが、こんな感じです。繁忙期料金などは無さそうな雰囲気です。
・1泊素泊まりプラン 5,500円
・1泊朝食付きプラン 6,800円
・1泊夕食付きプラン 8,300円
・1泊2食付きプラン 8,800円
※2023年11月時点での金額です
離島の民宿って、「じゃらん」や「楽天トラベル」といった予約サイトに出てこないのはもちろん、そもそもホームページすら存在しないため料金がわからないなんてところも多数。
ここはちゃんとしたWebサイトがあるので、それだけでも利用しやすいです!
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