下甑島を代表する観光名所。名前の通り、一の滝・二の滝・三の滝と三段になって流れる非常に美しい滝です。長浜港で食べることができる名物・タカエビフライも合わせて紹介させていただきます~。
良好なアクセス
「ナポレオン岩」や「甑ミュージアム」と並ぶ下甑島の人気観光スポット、瀬尾観音三滝(せびかんのんみたき)。フェリーや高速船の寄港する長浜港から車で南へ10分ほどと、非常に立ち寄りやすい位置にあります。
メインとなる道路「手打藺牟田港線」から案内板に従い少し脇道にそれると、キャンプ場が見えてきます。そこに停めても良いですが、さらに先にも写真のようなスペースがあり駐車可能でした。
滝までは、きれいに整備された遊歩道を歩いていきます。途中、展望台への階段もありましたが2023年11月時点では閉鎖されていました。
岩肌に沿う優美な姿
すぐにザザザザザと水が流れる心地よい音が聴こえてきます。駐車スペースから、わずか1分ほどで見えてくるその姿。
こちらが瀬尾観音三滝。緑に囲まれた岩肌をスライダーのように流れ落ちる、非常に優雅な滝です。
滝壺の近くには、観音像が祀られているお堂があり三滝観音が安置されています。灯されたロウソクとお香の香りで神秘的な雰囲気。この滝の水は、古くから霊験あらたかな薬水として信仰されてきたそうです。
さらなる高みへ
「三滝」という名前ですが、滝は一つしかありません。実はこの滝、一の滝、二の滝、三の滝と三段で落ちてくる段瀑。見えているのはまだ三の滝だけであり、一の滝と二の滝を見るには三の滝の右手にある階段を登って行きます。
距離は短いですが、けっこう急なポイントも。あせらずゆっくり、息が上がらないくらいのペースで登るのがおすすめです。
わずか3分ほどで見えてくるのはベンチの設置された展望スペース。そして滝の姿が見えてきました。
一の滝と二の滝
こちらが瀬尾観音三滝の一の滝と二の滝。どちらも三の滝に比べると幅は狭いです。
二の滝はかなり細めですが、その分勢いは強く感じます。
最上部の一の滝は、赤く染まった岩肌を爽やかに流れています。この水は瀬尾川の上流から流れてきているそうです。この3つの滝を合わせた落差は55m、なかなかのスケールです。
おまけでタカエビフライ
滝の見学を終えると、時刻は11:00過ぎ。今日は朝ごはんを食べていないので、早めのお昼ごはんにしましょう!
ということで向かった先は、川内港や串木野港からの船が寄港する下甑島の玄関口、長浜港ターミナル。ここには喫茶くるみという食堂が入っています。
このお店の名物はタカエビフライ!「薩摩甘海老」とも呼ばれる特産のタカエビを数匹合わせて揚げたメニュー。「甑定食」を頼めば、そんなタカエビフライが3尾入っています。しかしこちらの甑定食は1日5食限定。11/4(土)の11:30頃訪問したところ、早くも品切れ!ただしタカエビフライはあと1尾残っており、「ミックスフライ定食」か「シーフードミックス定食」にすれば食べることができるそう。
ということで、シーフードミックス定食にしてみました!カニクリームコロッケ、サーモンフライ、かきフライがのった豪華な定食メニュー。いずれも揚げたてサクサクでとっても美味しい。
真ん丸とした不思議なカタチのタカエビフライは新食感!プリッとしたエビの食感が5連続でくるようなイメージ。旨味たっぷりでめっちゃ美味しいです。
タカエビフライ以外にもジャンボエビフライ定食やハンバーグ定食、スペシャル天丼、エビフライカレーなど様々なメニューがあります。店員のお姉さんがものすごく感じが良くて気持ちよく食事ができました。あと味噌汁がとんでもなく美味しいです!!!
さて、午後は瀬々野浦へ!下甑島のシンボル、ナポレオン岩を見に行きます~!
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