山奥のワンダーランド!夢とファンタジーが詰まった倉庫『海洋堂ホビー館』(四万十町)

高知県

フィギュアや食玩で有名な海洋堂が手掛けるホビー館は、夢がつまったテーマパークのようなミュージアム。子供はもちろんのこと、大人も歴代作品を見て懐かしさにどっぷり・・・そんな楽しみ方ができるスポットです。

営業時間:10:00~18:00
休館日:火曜
料金:800円
訪問日:2020/01/25(土)

山の中のワンダーランド

市街地から遠く離れた山の中にある水色の大きな倉庫。こちらが海洋堂ホビー館。一見すると、木材加工の作業場のような山間部では珍しくない建物。

しかし、壁面に描かれたカラフルなイラストや、そびえるトーテムポールがこのスポットの特殊な雰囲気を醸し出しています。
※実際は倉庫ではなく廃校の跡地に建てられており、この水色の建物はもともとは体育館だったそうです。

入口で来場者を待ち受けるのはは北斗の拳のケンシロウさん!セキュリティはあまりにも完璧です。

入館料は800円。姉妹館「海洋堂かっぱ館(500円)」とのセット券(1,200円)もあります。2kmほどのところにあるので、せっかくここまで来たらセットで訪問したいスポットです。

こんな河童見たことない!カッパのダイバーシティ『海洋堂かっぱ館』(四万十町)
山の中に突然現れるのはたくさんのカッパたちが暮らすカッパ村。コミカルで自由ななカッパたちが面白かわいいスポットです。独自の解釈で作成されたカッパの造形作品は必見です!

なお、入館時にメダルが1枚もらえます。これで館内のガチャガチャを1回だけ回すことができるのです。何が出るかわからないタイプのガチャガチャなので、どきどきわくわく!ちなみに私が当たったのは航空自衛隊の飛行機でした。

夢がつまった館内

館内に一歩足を踏み入れると、目に入るのは大きな海賊船!そして、それを取り囲むように並ぶ恐竜の頭。いきなり現れる巨大な造形はインパクト抜群です。海賊船も恐竜もどちらも子供が描く憧れの対象。夢があふれる空間です。


正確にはこの船はカタロニア船という中世ヨーロッパの交易船。海賊船ではないかもしれませんが、なんとなくわくわくするので海賊船と書いてしまいました。

館内の隅々に散らばっているのは大小様々なフィギュア。ソフビやカプセルトイなど様々な作品を生み出してきた海洋堂。ここでは、そんな作品がところ狭しと並んでいます。

展示でわかる海洋堂ヒストリー

展示されている作品には、海洋堂のこれまでの歴史が詰まっています。
並んでいるプラモデル。海洋堂はもともとプラモデルショップとしてスタートしたお店。やがて自分たちで作った造形を複製・販売するガレージキット事業へとシフトしていきます。

その後はアクションフィギュアへ。スポーンに影響を受けて造り上げた北斗の拳シリーズは大ヒット。その後もエヴァンゲリオンやアーティストフィギュアなど様々なテーマの作品が産み落とされていきます。

やがて、海洋堂はチョコエッグやボトルキャップなどのおまけフィギュア・食玩(食品玩具)を手掛ける様になります。海賊船の船内にはそんな作品がびっしり。まるで昆虫標本のようにずらりと並んでおり、見ごたえ抜群です。

有名キャラクターは大手企業が版権をおさえていたため、版権のいらない動物へ。キャラものではない動物では売れないのではと危ぶまれたものの、チョコエッグは大ヒット商品に。食玩(食品玩具=いわゆるオマケ)ブームが巻き起こり、海洋堂の名は一躍有名になりました。

さらに忘れてはいけないのがカプセルトイ。自然の生き物や恐竜、アニメや漫画作品、はたまた日本画や仏像の立体化など、オリジナリティあふれる作品を次々と作り出しています。

世界が認めた恐竜

海洋堂の高い造形技術はフィギュア作成だけには収まりません。唐突に現れるティラノサウルスの脚。こちらはなんと映画ジュラシックパークの撮影に関わったもの。映画スタッフはこちらの模型をCG制作の資料として使用したそうです。

横たわる大きなトリケラトプス。大型の生き物が横たわった際に生まれるたるみなど、なんともリアルな造形です。こちらも同じくジュラシックパークで使用されたそう。

さらにアメリカ自然史博物館からも制作依頼があり、「アロサウルス VS バロサウルス」の模型を作成しています。海洋堂の技術力と作品に対するこだわりは、日本だけでなく、海外からも高い評価を受けているのです。

運命の木刀

高知県生まれの海洋堂の創業者である宮脇修は大阪で商いをするにあたり、何の店にするか悩んでいました。最終的にうどん屋かプラモデル屋の二択に絞ったところで、最後の決断をなんと一本の木刀に委ねます。

木刀が倒れた向きが東西ならうどん屋、南北ならプラモデル屋と定めた結果、木刀は南北に倒れたためプラモデル屋を営むことになります。

この海洋堂ホビー館には、そのときの木刀も展示されています。この一本の木刀がまさかここまでの結果を出すことになるなんて。なんとも感慨深い展示です。

ちなみに、その後の海洋堂は波乱万丈な道を進んでいきます。
Wikipediaに記載されたストーリーが面白くてついつい最後まで読んでしまいました。逆境にも負けず、信念を貫き通す姿勢はかっこいいの一言。それを裏付ける技術力もすごい!

秘密の宝箱

館内を散策していると、なんと宝箱を見つけました!


いったい何が入っているのか・・・これだけ夢が詰まった様々なものがあふれる館内、そこにある宝箱なんて、きっと夢の象徴とも呼べるモノが入っているのではないでしょうか。

恐る恐る開けてみると、その中には・・・!!

ぜひ現地で見てほしいのであえてモザイクをかけました。

ヒント:かつてブームを巻き起こしたチョコエッグ「日本の動物コレクション」のシークレットフィギュアで話題になったアレです。


私が訪問したとき、なんと海洋堂の現社長さんが来てました!!自由で豪快、そして商売人っぽさを強く感じる個性的な方でした。

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