岐阜県No.1の高層ビルから見渡す夜景『岐阜シティタワー43』(岐阜市)

岐阜県

2007年に岐阜駅前に立てられた高層ビル。その最上階は遮るものがない広大なパノラマが望める展望台となっています。夜遅くまで開放されているため、日没後は夜景スポットとしてもばっちり。岐阜市内観光のラストに訪れるのがおすすめです。

2020/11/22(日)

岐阜駅前のランドマーク

夜は光り輝く岐阜駅。大きな駅ですが、休日前の夜でも歩いている人は少なめ。駅から少し離れた場所が繁華街となっているため、駅前は意外と静かな雰囲気です。

黄金の織田信長像も、ライトアップされてキラキラと輝いています。

そんな岐阜駅の前にそびえ立つのが岐阜シティタワー43。2007年に完成した岐阜のランドマークとも呼べる高層ビルで、その高さは43階建ての162.82m。レストランなどの商業施設に加えて、医療施設や学習塾、そして住居まで入った非常に多機能な建築物です。

外観のデザインは岐阜の様々な要素がたっぷり。最上階は「岐阜城」、外壁には伝統工芸である「岐阜提灯」、中央部が吹き抜けの構造は岐阜の旧地名「井の口」に由来しており、「鵜飼舟」をモチーフにしたデザインも各所にあしらわれているそう。夜間だとちょっとわかりにくいです。

無料の展望フロア

シティタワーの最上階は展望室として無料で開放されています。開館時間も23:00までと遅くまでやっているため、夜景鑑賞にもぴったり!

岐阜駅方面からビルに入り、エスカレーターで3階まで進むと、展望室直通のエレベーターがあります。これを利用すれば、約45秒で一気に最上階へアクセス可能。「岐阜の希望と未来が見えてくる天空のステージ」というキャッチコピーがなんとも壮大です。

ガラス張りの展望室はカーペットが敷かれたゆったりとした空間。連休中日ということもありなかなかのにぎわいです。椅子はありませんが、窓のフチに腰掛けている方は多く見えました。

さらにこのフロアにはフレンチレストランも入っています。夜景を眺めながらのフレンチ料理は、特別な日の食事にはもってこいです。

広がる岐阜の夜景

東展望室と西展望室の2ヶ所に分かれていますが、見どころが多いのは東展望室

眼下には光り輝く岐阜駅周辺。斜めに伸びる東海道本線と、左奥には名鉄線が見えます。遠くに目をやると、愛知県一宮市のツインアーチ138や観覧車・オアシスホイールのライトアップした姿も見えます。

北側を向くと、金華山とそこにそびえる岐阜城(写真右上)、黒くうねる長良川(写真奥の水平ライン)といった岐阜の名所が見えます。こちらはきっと昼間の方が良い景色が見れそう。

高さは日本国内のビルの中ではそれほど上位というわけではないのですが、周囲に高い建物が少ないため、開放感は抜群。下界から切り離されたような気持になります。

岐阜県の建物高さランキング

このシティタワー、岐阜県で一番高い建物ではないでしょうか?気になったので、県内の建物の高さランキングを調べてみました。

<岐阜県の建造物高さランキング>
1位 岐阜シティ・タワー43(162.82m)
2位 岐阜スカイウイング37(136m)
3位 岐阜イーストライジング24(95.16m)

やっぱりこのシティタワーが県内最高の建物でした!
この3つの建物はいずれも岐阜市内、というか岐阜駅北口に集まっています。それぞれ名前の最後の2ケタの数字がそのまま階数を表しているため、非常にわかりやすい。

なお、現在建設中の岐阜県新庁舎は106m、同じく建設中のライオンズ岐阜プレミストタワー35は132.64mとのこと。どちらも2022年竣工予定です。

アクセスと営業情報

最寄り駅は言うまでも無くJR岐阜駅で、ほぼ直結でアクセスできます。名鉄岐阜駅からだと、徒歩7分ほど。
車の場合は東海北陸自動車道の各務原ICから約20分ほど。

駐車場は「岐阜シティ・タワー43地下駐車場」か「岐阜市駅西駐車場」を利用するのが一般的。料金は30分150円ですが、タワー内店舗利用で2,000円以上で1時間、4,000円以上で2時間の割引サービスを受けられます。

開館時間:10:00〜23:00 ※最終入場22:00
料金:無料
公式サイト:http://www.gifucity-tower43.jp/index.html

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