別世界のようなタイル博物館『モザイクタイルミュージアム』(多治見市)

岐阜県

多治見市にある印象的なルックスの建築物は、大正時代からはじまる美濃焼タイルの歴史を紹介するミュージアム。カラフルなタイルアートや、タイルで彩られたショールームは写真に撮りたくなる光景の連続です。

2020/11/20(金)

ファンタジックな外観

全国一のモザイクタイル生産量を誇る多治見市に2016年にオープンしたのがこちらのモザイクタイルミュージアム。

何といっても注目すべきはあまりにもインパクトのある外観!どこの国ともいえないような独創的なデザインをしており、まるでゲームやアニメのようなファンタジーの世界に迷い込んだような気持ちにさせてくれます。

土塗りの壁にはカラフルな陶磁器の破片が埋め込まれています。この建築を担当したのは藤森照信氏。長野県茅野市の「神長官守矢資料館」や、広島県福山市の「禅と庭のミュージアム」、滋賀県近江八幡市の「ラ コリーナ近江八幡」など印象的な建築を各地に残している人物です。

この独特な世界観は館内にも続きます。まずは階段で4階へ上がり、そこから下っていくのが順路となっています。

煌びやかなタイルアート

天窓から自然光が降り注ぐ4階展示室にはカラフルなモザイクアートがたくさん。真っ白な空間に色とりどりなタイルが並ぶ様子は、ため息が出る美しさ。描かれているのは、日本や世界の風景、マリリンモンロー、十二支の動物など多岐に渡ります。

色とりどりのタイルが取り付けられたワイヤーオブジェ。ちょうど晴れ間が見えてきたおかげで、館内にも太陽の光が射しこんできました。自然光のもとでキラキラ輝く様子は写真映えばっちりです。

モザイクタイルの歴史

3階展示室では、モザイクタイルの歴史を実物を交えて紹介。年代別の展示や解説がとってもわかりやすい展示内容です。

様々なデザインのモザイクタイル。色とりどりの艷やかなタイルが並ぶと壮観です。よく見ると非常に精巧なデザインが施されています。

こちらのトレンディなお兄さんは、山内逸三さん。ここ笠原のモザイクタイルの先駆者と呼ばれる人物です。

京都市立陶磁器講習所で学び、その技術と知識を笠原へ持ち帰ります。釉薬を塗った施釉磁器モザイクタイルを石膏型での量産に成功し、笠原をモザイクタイルの町へと変えていきました。現在でも、多治見市では公共建築や一般家庭でも多くのタイルが使用されてるそうです。

暮らしを彩るタイル

2階は生活に馴染んだモザイクタイルを展示する「タイルのある生活」。キッチンやベッドルームが並ぶショールームとなっており、実際にタイルのある生活がイメージしやすくなっています。

間接照明や壁を華やかに演出しているガールズルーム。屋内風景を華やかに彩るタイルがとってもナチュラルに組み込まれています。いかにもインスタ映えな風景です。

このフロアでは、実際にカタログを見て相談することもできます。綺麗なショールームを眺めていると、すぐにでもモザイクタイルを自宅に取り入れたくなってしまいますね。

ちなみに、今年流行の柄といえばコチラ。整然とした市松模様は、モザイクタイルとの相性ぴったりですね。

ショップや体験も

1階はミュージアムショップとなっており、地元のタイルメーカー製品が多く並びます。インテリアのイメージが強いタイルですが、モザイクタイルをあしらった箸置きやピアスなどかわいい小物もたくさん。手軽に購入できるものも多いです。

体験工房も併設しており、予約すればワンコインで制作体験も可能。好みのタイルを選んで、かわいいフォトフレームやタオルハンガーなどのオリジナル小物を作ることができます。

アクセスと営業情報

多治見駅から東鉄バス笠原線で17分ほど。本数は1時間に1~2本ほど出ています。

車の場合は多治見ICから約25分、 土岐南多治見ICから約15分。もしカーナビに出ない場合は、「笠原中央公民館」、もしくは「多治見市笠原体育館」あたりを目的地にすると迷うことなくたどりつけます。駐車場もこれらの施設と共有でした。

開館時間:9:00~17:00
休館日:月曜
料金:310円
公式サイト:https://www.mosaictile-museum.jp/

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