品川駅のすぐ近くにある屋内型の水族館。華やかなデジタルアートや大きなイルカショースタジアムなど、見どころはたっぷり。アザラシやペンギンなど人気の生き物も多く、レアなマンタとノコギリエイも見ることができます!
駅チカの屋内型アクアリウム
マクセル アクアパーク品川は2005年にオープンした水族館。品川にあるため「しながわ水族館」とよく混同されますが、そちらは大森海岸駅が最寄り駅。一方、こちらのアクアパーク品川は品川駅前にあります。
品川駅からは高輪口から徒歩3分ほど。近くにはライブホール「ステラボール」や、映画館「T・ジョイ PRINCE 品川」などが並んでおり、多くの人で賑わっています。
チケットはWeb販売もあり。売り場は行列になることも多いので、事前に購入しておくとスムーズです。
まるでテーマパークな園内
NAKEDプロデュースによるデジタルアートがたくさん。今回は秋の訪問であったため、「MOMIJI AQUARIUM」という紅葉バージョンの演出。モミジが飾られ、床には紅の落ち葉が映し出されます。
展示されているサカナも落ち葉のようなリーフフィッシュや、真っ赤なパロットファイヤーなど、紅葉にマッチする種類がチョイス。
「ジェリーフィッシュランブル」は、ファンタジックなクラゲコーナー。鏡張りの室内には、鮮やかにライトアップされたクラゲがたっぷり。ミズクラゲやタコクラゲに加えて、ギヤマンクラゲやヒトダマクラゲなどちょっとマニアックな種類も。
館内には「ポート・オブ・パイレーツ」(バイキング)と「ドルフィンパーティー」(メリーゴーランド)という2つのアトラクションもあり、まるでテーマパークのような雰囲気です。(※アトラクションは別料金)
芸達者なゴマフアザラシ
2階のワイルドストリートは、哺乳類やペンギンが集まる人気のエリア。コツメカワウソは、ガラスを叩きまくるというパフォーマンスを勝手に披露。サービス精神旺盛です。
集まる人に謎の圧を放つオウサマペンギン。他にもジェンツーペンギン、イワトビペンギンなど様々なペンギンが一緒に展示されています。
ここに来たらぜひ見ておきたいのがゴマフアザラシの「ワイルドビューイング」。アザラシ水槽にて披露される、アザラシの解説やちょっとしたパフォーマンスが楽しめるプログラムです。
ユニークなのは、飼育員さん目線のカメラが水槽上部のモニターに映し出されること。水槽の様子とモニターの様子、2つの視点で楽しむことができるのです。
ここのアザラシはとっても芸達者!拍手をしたり、飼育員さんのハンドサインを見分けて様々な方法で輪っかを持ってきたりと、様々な芸を披露。最後にはアザラシでは珍しい「ジャンプ」も見せてくれました。
レアなエイが見れるトンネル水槽
2階に広がる「ワンダーチューブ」。定番のトンネル水槽ですが、ここはかなり大型タイプ。
そして泳いでいるサカナがユニーク!マダラエイ、シノノメサカタザメ、マダラトビエイなど軟骨魚類がメインなのです。
ひらひらと泳いでゆくエイを眺めていると、突然現れる巨大な魚影。これはナンヨウマンタ!!
国内ではアクアパーク品川と沖縄の美ら海水族館でしか見ることができない激レア生物。大きなヒレを羽ばたかせて舞う姿はとっても優雅。
マンタに見とれていると、後ろから歓声が・・・!!振り返ってみるとそこにいたのは大きなノコギリエイ!!
この巨大なノコギリエイはグリーンソーフイッシュ。最大で7mにも達する大型の種です。ここではチューブ水槽ということもあり正確な大きさは判定が難しいのですが、体感では5mはあるように見えました。
他にもラージトゥースソーフィッシュや、世界でここでしか見られないというドワーフソーフィッシュといったノコギリエイが多数!ノコギリエイを展示している水族館は滅多にないので、かなりレアなんです!
なお、常に泳いでいるマンタと違ってノコギリエイはタイミングが悪いと水槽の底でまったく動きません!遊泳しているところが見れるかどうかは、エイの気分次第です。
昼と夜で異なるイルカショー
2階にある「ザ・スタジアム」は、1,350座席という大きなイルカショースタジアム。プログラムは、開催時間によって「デイver. 」と「ナイトver.」という2つのバージョンがあります。
お昼のショー「デイver. 」は、スタッフさんの楽しい進行のもと、定番のバンドウイルカ、スピーディーなカマイルカ、大きなオキゴンドウがパフォーマンスを披露。インデペンデンス・デイの如く天井から降り注ぐウォーターカーテンがここならではの演出です。
秋の訪問だったので、テーマは「Harvest festival」。ちょっとした振り付けもあり、観客も一体となって楽しめる演出でした。
一方「ナイトver.」は解説などはなく、美しい演出の中をパフォーマンスが繰り広げられます。神秘的なライトアップやプロジェクションマッピングがアーティスティックな仕上がりでした。
一点、「デイver. 」では前方4列目くらいまではめっちゃ水しぶきがかかります!濡れても良い方は最前に座るとアトラクション感覚で楽しめそうです。レインポンチョの販売もありました。
行ってみた感想
完全屋内のまさに都市型水族館といった雰囲気の水族館。スタイリッシュに仕上げられているため、生き物の名前や生態を記した解説板はほぼありません。デジタルアートを楽しむようなタイプの施設です。
展示室にいくつか設置されたこちらのタブレットを操作すると、展示された生き物の解説を見ることができます。生き物の名前が知りたい方はこちらで。
そんなわけで学び要素は少なめの水族館ですが、季節に合わせた展示、華やかなイルカショー、かわいいアザラシ、優雅なナンヨウマンタは見ごたえたっぷり!なんといっても巨大なグリーンソーフィッシュは、またぜひ見に行きたいところ。
ちなみに、土曜日の15:30頃に向かったところ、館内は大混雑!都内には「サンシャイン水族館」や「すみだ水族館」など多数の水族館がありますが、他に負けず劣らずな大人気水族館です。
再入場可能なので、デイver.のイルカショーとアザラシのワイルドビューイングだけ見たあとは一度退館、少し時間を置いてから再訪しました!ちなみに再入場はスタンプなどは不要、購入したチケットのQRコードで普通に再入場できました。
混雑は避けたい方は夕方以降がおすすめです!
アクセスと営業情報
新幹線、JR線、京急線の「品川駅」(高輪口)より徒歩約3分。
開館時間 | 10:00~20:00 ※季節によって変動あり |
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休館日 | 年中無休 |
料金 | 2,500円 |
公式サイト | https://www.aqua-park.jp/aqua/ |
※掲載の情報は2024年11月時点のものです。最新情報は公式HPにてご確認ください。
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