萩相島 Part 2 迫力の石垣と大日如来の伝説(萩市/萩諸島)

萩諸島

萩港からフェリーに乗ってたどり着いた相島(あいしま)。大日如来堂、石積のだんだん畑、大石、相島灯台と、限られた滞在時間の中で北へ向けて進んでいきます!

訪問日:2026/5/3(日) ※掲載の写真・情報は訪問時のものです

流れ着いた大日如来

島に到着して相島八幡宮まで歩いたのが前回までのお話。島での滞在時間は限られているため、おじさんたちとの会話もほどほどにして、次に向かったのは大日如来堂

寿永元年(1182年)、畳2〜3枚ほどの大板に乗った大日如来と12の脇侍像が島に漂着します。翌年、それらを祀るためのお堂を建立したのがはじまり。お堂のお礼に、相島を水に不自由しない島にしてくれたとの伝説も残っています。

見島で見かけた石小屋スタイルの石仏、ここにも多数ありました。

境内にはちょっとした迷路のような石垣があります。奥には石碑と不動明王像があり、ちょっとした秘境感も。

だんだん畑と大石

斜面になっている集落を上りきったあたりにあらわれるのは多目的広場。ヘリポートとしても利用されるスペース、島の一部を見渡せるちょっとした展望スポット。

その先にあるのが石積みのだんだん畑。まるで城郭のような石垣は、すごい迫力!

石垣だらけで入り組んだ集落といい、相島はまるで城跡を歩いているような気持ちになれる島です。

だんだん畑のさらに奥にあるのが大石。例の大日如来を移動させる際に、この大石でひと休みしたそうです。その後、道を作るためにこの大石をどけようとするも祟りがあったため、動かすことができなかったそう。

最北に立つ相島灯台

大石に置かれていたプレートに記されていたのは「灯台あと1km」の文字。島での滞在時間的に灯台は難しいかなと思っていたのですが、あと1kmなら全然いけそう!離島の道は通行止めがあったり、想像以上の悪路であったりすることがあり、何があるかわからないので不安はありますが進んでみることにしました。

舗装路と未舗装路を繰り返して進んでいきます。意外と平坦な道なので、競歩モード:オン!!

さくさく歩いたところ、大石から10分程で相島灯台が見えてきた!

近くで見たい気持ちもありますが、何があるかわからないのでここで引き返します。そもそも行けないと思っていたので、見れただけでもありがたい!

相島灯台がいつできたのかという歴史や、灯火標高などのスペックが気になって調べてみたのですが、ネット上に全然情報がありません!海上保安庁のサイトでも情報が見つからず、謎に包まれた灯台です。

寄り道しながら港へ

時刻は15:00。帰りの船は15:50発なので、そろそろ港方面へ戻ります。さくさく歩いていると、いつの間にか車道に出ていました。

目の前にあるのは浄水施設。島の水道水を作る重要な施設で、組み上げた地下水をろ過しているそうです。地下水があるというのも、大日如来のおかげでしょうかね。

集落内で大歳宮にも寄り道。農業の守り神であり、毎年9月に島民の家内安全と豊作祈願を込めた例祭が行われるそう。そして7年に一度神楽舞が奉納されるとのこと。次はいつになるのでしょうか。

帰り際、行きでおじさんたちが酒盛りしていた相島八幡宮にもう一度立ち寄りました。すると、不思議なことに誰もいません!あんなに広げていたお酒やおつまみも跡形もなくなっており、人の気配はゼロ。もしかして神様の類だったのかな?

あ!シーボルトコギセル探すのすっかり忘れてました!!!

フェリーで萩港に帰港

15:30頃、港に到着。15:50発のフェリーあいしまはもう待機しています。

ちょっと急ぎ足でしたが、間に合って良かったーーー!出発までまだ20分ほどあるので、灯台を近くで見る余裕あった気もしますが、萩海運は時間厳守どころか早めに動いている気がするので、ぎりぎりの到着では不安。島は何があるかわからないので余裕は大事です。

港の券売所にて乗船券を購入して乗り込みます。船内のテレビから流れてくるのは玉置浩二さんの歌。島帰りに聴くと心にしみます。

16:30頃、萩港に到着。まだ日没まで時間があったので『キリシタン殉教者祈念公園』に行ってみました!これについては以前の記事にて。

次回は、同じく萩六島のひとつ、『萩大島』について!

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