都内有数の群生地で白いカタクリを探せ!『さやま花多来里の郷』(瑞穂町)

東京都(市町村部・多摩地区)

東京都内にある瑞穂町には、カタクリが多数生息している群生地があります。春先に訪れれば、長い年月を越えて咲く花景色を見ることができます。ときには超激レアな「白いカタクリ」が隠れていることも!

訪問日:2026/3/29(日) ※掲載の写真・情報は訪問時のものです

都内有数のカタクリ群生地

瑞穂町にあるさやま花多来里の郷は、都内屈指のカタクリ群生地。20万株以上が群生しており、3月中旬から4月上旬に訪れると、可憐な花を見ることができるそう。

瑞穂町のサイトに開花状況が掲載されています。去年、一昨年の開花状況もそのまま掲載されているので、シーズンはじめにある程度予測もできそうです。

ということで、2月くらいからタイミングを伺う日々。3月上旬はまだでしたが、3月下旬くらいから開花の写真がアップされはじめます。ちょうど予定が空いていた3月29日(日)は、どうやら満開のタイミング!これは楽しみです!

最寄り駅は箱根ヶ崎駅

最寄り駅となるのは、JR八高線の箱根ヶ崎駅。ちなみにこの駅は、「GWの東京が混みすぎなので、最も検索されていない駅へ行く」というnoteで特集されていた、「都内で最も検索されていない駅」です!

徒歩でも15分ほどですが、いろいろ巡りたいので今回は箱根ヶ崎駅にてレンタサイクルを借りました!普通自転車200円、電動自転車400円という超リーズナブルな自転車。借りる際には身分証の確認があります。また、利用範囲は瑞穂町内でとのことでした。

自転車なら、あっという間に到着!公園の入り口にはのぼりが立っており、係員さんもおります。この雰囲気、花の名所に来た感じがしますね!

園内は散策路が整備されています。それほど広くありませんが、ほとんどが未舗装かつ傾斜のある道なので、歩きやすい靴がおすすめ。

丘陵地帯に広がる花畑

斜面にびっしりと並ぶカタクリの花!丘陵がほんのりと紫に染まる姿は幻想的です。

地肌が見えている箇所が多いこと、またそれほど密集せずに生育しているため「紫の絨毯」と呼ぶには少しボリューム不足ですが、それでも山を染め上げる様子は圧巻です!

なるべく地面に近づいて撮るとキレイなので、地面にしゃがめる服装がとってもおすすめです。

散策路には、「宮崎テラス」と呼ばれるウッドデッキもあります。このカタクリ、平成23年から瑞穂町が管理していますが、それまでは宮崎家がこの山を守ってきました。そんな宮崎家に敬意を込めて名付けられたそうです。

不思議なカタクリの花

カタクリの花は下向きに咲いていますが、花弁は上向きにくるんとしている不思議なデザイン。

さらに、その生態ももっと不思議!発芽後も6年くらいは葉っぱ1枚のみ、7〜8年目でやっと開花するそうです。

園内をよく見ると、葉っぱだけのものも。まだ他の草木が葉を広げる前の早春に、日光を独占しているカタクリ。この株たちも、きっと数年後に開花することでしょうね。

激レアな白いカタクリ

通常のカタクリの花は紫色ですが、ときどき「白いカタクリ」が、咲くことがあるそう。数万株に1株といわれている、激レアな株だそうです。

せっかく来たからには探してみよう!自力で見つけられたら四つ葉のクローバーみたいにラッキーなことが起こりそう!

そう思っていたのですが、歩いているとおじいさんおばあさんが「その先に白いカタクリあるよ」「ここに白いカタクリあるよ」と教えてくれるため、労力ゼロでみつけてしまいました。

さらにもう1株も、おじいさんおばあさんの連絡網のおかげであっさり発見!

通常の花弁も裏側は白っぽいのですが、この白いカタクリは混じりっけナシの純白。紫の中で、まるでハイライトが当たっているように感じました。

そんなわけで、すごく良いタイミングに訪れることができた「さやま花多来里の郷」。カタクリシーズン以外にも、コブシ、ヤマユリ、フクジュソウなど季節によって様々な花を見ることができるそうです。

最後の1枚はこちら!

園内でみつけたホンドタヌキ像です。瑞穂町はカタクリをはじめ動植物の保護に取り組んでいるため、里山を代表する動物としてタヌキの像を設置したそう。記念碑などではなく、タヌキそのものの像が建っているというのはとってもユニークでした。

さてさて、このあとは400mほどのところにある「瑞穂町郷土資料館」へと向かいます!

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