日本に3ヶ所しかない、シャチ(オルカ)に会える水族館。巨体が飛び上がる大迫力のパフォーマンスは必見です!生き物の生息環境をリアルに再現した多数の水槽も見ごたえ抜群な大型水族館です。
要確認なスケジュール
大型水族館の元祖といわれる「須磨海浜水族園」をルーツに、2024年6月1日にオープンした神戸須磨シーワールド。千葉県の「鴨川シーワールド」と同じく、グランビスタ ホテル&リゾートが管理運営を行っている水族館です。
全国の水族館めぐりをしている私にとって、ここは外せません!ということで、万博に行くついでに立ち寄ることにしました。
チケットは3,100円となかなかのお値段ですが、1周年記念サンクスチケットが販売されており平日14:00~/土日祝15:00~は2,000円で入場可能でした。
広い園内、以下の3つのエリアに分かれています。
②オルカスタディアム(シャチショー)
③アクアライブ(屋内型水族館)
①と②は時間が決まっているショースタジアム。この2つの上演時間を確認して、それ以外の時間に③のアクアライブを組み込むのが効率良いまわり方。今回はこんなスケジュールで訪問しました。
14:45 入場
15:00 ①ドルフィンスタディアム
15:20 ③アクアライブ
16:30 ②オルカスタディアム
17:00 退場
イルカのパフォーマンス
ということで、まずはドルフィンスタディアムにて開催されるドルフィンパフォーマンスへ。
時間になると6頭のイルカが登場!軽快な音楽に合わせて、次々とアクションを披露していきます。
回転、ジャンプ、高速背泳ぎなど、あざやかなパフォーマンス。特に解説などはない、ショー特化型のスタイル。
トレーナーさんを持ち上げてジャンプするシーンも。お兄さんの体幹が良すぎて、まるで合成したみたな写真が撮れてしまいました!!
様々な水槽がそろうアクアライブ
アクアライブは4階建ての水族館。瀬戸内海の原風景をはじめ、様々な海の環境を再現した水槽がそろっています。ハコモノの施設ですが、ドルフィンスタディアムの3階にある連絡通路のみでのアクセス。そのため、出入り口は3階となります。
「ローカルライフ」は滝が流れる爽やかなエリア。瀬戸内海や六甲水系の生き物を展示した、いわゆるご当地水槽ゾーンです。
熱帯魚がたくさん集まった「トロピカルライフ」。白い砂浜とサンゴ礁が広がり、まるでシュノーケルしてるみたいな景色が楽しめる水槽です!なのですが、メガネモチノウオの主張が激しすぎました。
外洋の海を再現した大水槽もあります。シロワニ、マダラトビエイ、オオテンジクザメ、トラフザメなど大きなサカナたちが悠々と泳いでいます。
タッチプールも個性的!ナマコやヤドカリかと思いきや、泳いでいるのはアカエイ・ホシエイ・ネコザメ・トビエイといった軟骨魚類たち。サメハダ・エイハダをたっぷりと堪能できます。
個性的ないきものたち
こちらのちいさなサカナたち、イワシでもシラスでもなくイカナゴ。釘煮と呼ばれる郷土料理で親しまれています。
大きなオオサンショウウオも見ることができます。寝そべっていてまったく動かず、スルーされがちでした。
大水槽を泳ぐキラキラした大きなサカナ。こちらはアトランティックターポン。実は1800万年前よりその形状がほとんど変わっていない古代魚でもあります。
アシカ、アザラシ、ウミガメなど、大きな動物たちも多数。アザラシ水槽では、ゴマフアザラシがよくわからないところにハマっていました。おそらく、毛の生え替わる時期で無気力なのでしょうね。
大迫力のオルカショー
オルカスタディアムでは、1日数回オルカパフォーマンスを開催!なんといっても目玉なショーなので、これを基準に訪問時間を決めるのがおすすめです。
時間になると、2頭のシャチが登場。ジャンプしたり、トレーナーさんをお腹に乗せて進んだりと迫力あるパフォーマンスを披露。こちらのお兄さんも体幹が良すぎます。
事前にしっかりアナウンスがありますが、前から8列目くらいまでは派手に水を被ります。ジャンプの際に水が飛ぶだけではありません。尾びれを使って、意図的にバッサバッサと水をかけてきます!!覚悟を決めれば、めっちゃ楽しい体験になりそうです。
ちなみにですが、2025年時点でシャチを飼育している水族館は日本に3ヶ所。ここ以外では千葉県の「鴨川シーワールド」、愛知県の「名古屋港水族館」だけ。西日本ではこの須磨シーが唯一なのです。
さてさて、帰りに立ち寄ったショップで見かけたのがこちら。「シャチナミンV」「Red Shark」などシャチのパロディグッズです!変化球なお土産にいかがでしょうか。
アクセスと営業情報
JR「須磨海浜公園」駅より徒歩約5分、山陽電鉄「月見山」駅より徒歩約10分。
開館時間 | 10:00~18:00 ※日時によって変動あり |
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休館日 | 無休 ※年数回休館日あり |
料金 | 3,100円 |
公式サイト | https://www.kobesuma-seaworld.jp/ |
※掲載の情報は2025年4月時点のものです。最新情報は公式HPにてご確認ください。
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