魚島群島① 一日で行く3島めぐり計画 （上島町）

ついに念願の魚島群島めぐり！どこにあるのかぱっと答えられる方は少ないと思いますので、まずはとっても丁寧に解説させていただきつつ、島めぐり計画などを載せて行きます。1日で3島めぐるため、時刻表とにらめっこがはじまりました！

魚島群島って知ってる？

みなさま、魚島群島をご存知でしょうか！！きっとそれほど知名度は高くないと思いますので、さらっとご説明します。

まず、広島県の尾道から愛媛県の今治まで島伝いに道が続く「しまなみ海道」があります。その途中、尾道サイドから2島目の因島や3島目の生口島から船で行くのが「ゆめしま海道」。弓削島・生名島・佐島・岩城島という4つの島が橋でつながっています。そこからさらに奥に浮かんでいるのが魚島群島。高井神島と魚島の2つの有人島と、2つの無人島から形成されています。魚島群島ではないのですが、豊島(とよしま)も同一航路にあるので、まとめさせてもらうことにしました。ちなみに豊島(とよしま)は、直島諸島にある豊島(てしま)とは別の島です。さらに、しまなみ海道の西側に呉市と芸予諸島の島々をめぐる「とびしま海道」があり、そこにも豊島(とよしま)という島があります。

え、よくわからないですか！？

ついつい余計なことを書きすぎてしまったので、Googleマップ置いておきますね！

さきほどちらっと話した「ゆめしま海道」と魚島・高井神島・豊島あわせて上島町を形成してます。上記マップは上島町全体なので、南東へ進めて島を探してみてください！

魚島群島へのアクセス

魚島・高井神島・豊島をめぐる船は、広島県の「因島(いんのしま)」にある土生港(はぶこう)から。しまなみ海道の、尾道側から2つ目にあたる島です。

因島・土生港の先は、ゆめしま海道の「弓削島」にも立ち寄り、その後「豊島」「高井神島」「魚島」と続きます。

上島町のサイトでニューうおしまの航路マップを見つけたので貼っておきますね！

これ、とってもわかりやすいです！最初からこれで良かった気がしますが、そこはスルーでお願いします。

本数は1日4便と少なめ。さらに豊島に立ち寄るのはそのうちわずか2便だけ。3島を1日でめぐるとなると、非常にシビアな計画になります。

島めぐり計画

いろんなパターンを考え、悩んだ末に出した行程がこちら。

お気づきでしょうか、3島めぐるといいつつ、4島になっております。追加されているのは「③弓削島」。前回来たときに訪問済みなので今回行く予定はなかったのですが、1日で3島めぐるには一度「土生港」もしくは「弓削島」に戻る必要があるのです。

魚島での滞在時間がわずか48分という点も気になりますが、これは不可避でした。他にも様々なパターンで考えてみたのですが、私の中ではこれがベストという結論に至りました！

出発は因島の土生港

ということで、朝の7:30頃に因島の土生港に到着。こちらが土生港のターミナルビル。かなり年季入ってます。

内部に売店などはありません。すぐ近くにファミリーマートがあるので、お買い物はそちらで。

ここから出る船は、魚島方面以外にも、土生商船の三原方面と芸予汽船の今治方面という航路があります。

きっぷは自動券売機。と思いきや、こちらは三原方面と今治方面のみ。魚島方面は、船内で購入するそうです。

ということで桟橋へ。ちょうど魚島に帰るというおじさんがいたのでいろいろおしゃべり。島で唯一の素潜り漁をされている方らしく、貴重なお話をたっぷり聞かせてくれました！この漁師のおじさんは、この後も登場します。

やってきた船「ニューうおしま2」からは、高校生が次々と降りてきます。ウワサでは弓削島の高校生のイベントがあるらしいです。

さあ、本日最初の目的地、高井神島へと向かいます！

おまけの駐車場情報

土生港ターミナルにあるのが尾道市営中央駐車場。大きな立体駐車場です。

料金は30分まで無料、90分まで170円、以降30分90円。近くにあるフェリーのりばにも尾道市営長崎駐車場がありますが、こちらも料金は大差ないです。

軽く停めるにはとってもリーズナブルですが、最大料金の設定がないのが切ないです。私のように1日かけて島めぐりする場合はけっこうなお値段に。今回の計画では11時間くらい停めるので、お値段は2,000円弱・・・！

念の為近くで最大料金の駐車場はないか探してみたのですが見当たらず。Akippaという空きスペースを登録して駐車場として貸し出しているサービスは見つけたのですが、利用したことないサービスを長旅の途中に組み込む勇気が無かったので断念。

まあ、魚島群島ではあんまりお金使うところもないのでこれくらい気になりません！