楽しさがたっぷり詰まったテーマパーク「よみうりランド」。秋から春にかけては、ジュエルミネーションというイルミネーションイベントが開催されています。今回はこちらを狙って夕方頃に訪問してみました!
長い期間のイルミネーション
よみうりランドは、1964年開園のテーマパーク。ただの遊園地ではとどまらず、アシカショーが開催される多目的ホール「日テレらんらんホール」や「バーベキューパーク JU-JU」、夏には屋外プール施設「WAI(Water Amusement Island)」がオープンしたりと、様々な楽しみ方ができるレジャースポットです。2020年にはデジタルアートと花景色が楽しめるフラワーパーク「HANA・BIYORI」も隣接して開園しました。
そんな遊園地で毎年冬に開催されているイルミネーションイベントがジュエルミネーション。
10月から4月という長い期間に渡り開催されているため、冬本場になる前や、寒さが落ち着いた春先のタイミングで見に行くこともできます。
今回は、アトラクションではなくこのジュエルミネーション目当てでの訪問!ということで、15:30頃に最寄り駅となる京王線の京王よみうりランド駅へとやってきました。
ロープウェイで楽々アクセス
京王よみうりランド駅の目の前には、よみうりランドへアクセスできるロープウェイ、スカイシャトルの乗車場があります。乗車時間はわずか3分ほど。徒歩で向かう場合「巨人の道」と呼ばれる階段を20分ほど登ることになるので、こちらを利用してアクセスするのがおすすめです。
ただのロープウェイかと思いきや、出発時の加速がなかなかの迫力!いきなりテンションが上がります。
視界いっぱいに広がる町並みを見渡していると、ジェットコースター「バンデット」が出現!タイミングが合うと、絶叫とともに駆け抜けるコースターの真横を通り抜けます。
にぎわう遊園地を上から見下ろすのもワクワク。オープニングの演出として最高です!今回はまだ明るいタイミングで訪れましたが、日が暮れてから行けば、キラキラなイルミネーションの上を通過できるのでしょうね。
なお、スカイシャトルの料金は片道300円、往復500円。各種フリーパスは利用不可となります。
煌めきのイルミネーション
園内は16:00頃からライトアップがスタート!なのですが、3月のこの時間はまだまだ明るいため、イルミネーションは存在感薄め。
しばらく時間を潰して辺りが暗くなると、園内を包み込むようにキラキラと輝くイルミネーションが広がってきました!
アトラクションや園内の施設が、それぞれ様々な色合いでライトアップされています。ジュエルという名に違わず、まるで宝石箱のような煌めきは圧巻です。
この光の景色を作り上げているのは、石井幹子デザイン事務所。石井幹子さんは、東京タワーやレインボーブリッジのライトアップを手掛けた日本のライトアップの第一人者とも呼べる方。気になる方はWikipediaなどで調べて見ると、様々な功績を見ることができますよ。
大迫力の噴水ショー
見逃せないのが、波のプールで行われる噴水ショー。17:00以降に15分間隔で、3つのプログラムがローテーションで開催されています。
185本の噴水を中心に、レーザーやイルミネーションが連動して動く大迫力の演出。中心の巨大リングは水を噴出しながら回転、さらに中心がウォータースクリーンとなっており、プログラムに合わせた様々な映像が映し出されます。
BGMもバリエーションがあり、しっかりと緩急が付けられています。飽きることなく一気に最後まで見ることができました!
上から見渡す大観覧車
ジュエルミネーション期間は、ほとんどのアトラクションが日没後も営業しています。そんな中でも人気なのは大観覧車!
1周は約11分、料金は800円。シンプルな4人乗りのゴンドラは、乗客を少しずつ上空へと運んでいきます。
地上61.4mの最高地点からは、ジュエルミネーション全体を広く見渡すことができます。広範囲なイルミネーションは、やっぱり上から見るとより幻想的です。
イルミネーションの煌びやかな世界に加えて、遠くには都心の夜景も。光り輝くスカイツリーや東京タワーもまとめて見ることができました!
お得なアフターパスもあり
さてさて、こういった遊園地のイルミネーションを見に行く際に気になるのが入園料。ジュエルミネーション期間は、通常の「ワンデーパス」に加えて、15:00以降の「アフターパス」を発券しています。さらに、アトラクション乗り放題の付かない「入園料」のみのチケットもあります。
ざっくり大人料金だけで表にまとめると、こんな感じです。(※2023年3月時点)
通常価格 | 公式オンライン価格 | |
---|---|---|
ワンデーパス | ||
アフターパス(15:00以降) | ||
入園料 |
なお、公式オンライン価格を利用するには会員登録が必要となります。無料ですが、ひと手間かかってしまうので御注意を。また、前述の通り「アフターパス」では大観覧車が非対応となります。そのため、ジュエルミネーション+大観覧車が目当ての方は、「アフターパス」ではなく「入園料」で園内に入り、大観覧車だけ別途チケットを買った方が良いです。
2020年にフラワーパーク「HANA・BIYORI」が隣接するカタチでオープンしました!別料金の施設ですが、連絡通路が繋がっているため徒歩3分ほどで移動することができます。さらに、入園料が16:00以降は安くなるので、イルミネーションと合わせての訪問がとってもおすすめ!日が暮れるまでの時間調整に訪れるのにもぴったりです。
アクセスと営業情報
京王線の京王よみうりランド駅よりゴンドラ利用で5~10分程度。徒歩だと20分ほどですが、上り坂なのでなかなかハード。なお、小田急線の読売ランド前駅からはバスで10分ほどとかなり離れているのでご注意ください!
開館時間 | 10:00~17:00 ※ジュエルミネーション期間をはじめ、時期によって変動あり |
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休館日 | 月数回休園日あり |
公式サイト | https://www.yomiuriland.com/ |
※掲載の情報は2023年3月時点のものです。最新情報は公式HPにてご確認ください。
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