蓼科高原にある淡水魚専門のアクアリウム。メルヘンな雰囲気の館内には、カラフルな熱帯魚がたっぷり。サカナをじっくり観察したい方はもちろん、雰囲気を楽しみたい方にもおすすめな水族館です。
日本一高所にある水族館
蓼科高原にある蓼科アミューズメント水族館は、標高1,750mという日本で一番高いところにある水族館。展示は淡水魚を専門としており、世界の淡水魚が数千匹飼育されています。(ちなみに箱根園水族館は、日本一高所にある海水の水族館です)
開園は1993年ですが、2010年に運営会社の経営破綻の波を受けて一度閉園。その後、アクアシアたてしな株式会社によって再開し、現在は蓼科水族館が経営しております。
なお、この建物は元々は大型レストランだった建物。そのため、随所にそれっぽい空間を見ることができます。また、そのおかげで館内は窓が多く、換気ができるというのもポイントです。
まるでテーマパーク
アミューズメント水族館の名前の通り、館内は遊び心があふれています。巨大な樹木「グレートマウンテンツリー」や、ピンク色のお城「ドリームレジデント」など、まるでテーマパークのようなファンタジックな仕上がりとなっています。
水槽内に、人形などが隠れているのもおもしろポイント。コイの泳ぐプールには、なぜがカバがセッティングさらています。ちなみに、カバの上を通る2本の竿は、餌やりのレール。途中には点数の書いた穴が空いており、エサを転がしてあげるというゲーム性の高い餌やりが楽しめます。
ちょっと厳しめな写真制限
さて、ここからはいつも通り生き物の写真を載せて詳しく紹介していきましょう!そう思ったのですが、この水族館には館内撮影規定があります。
館内での写真は自由なのですが、ブログやSNSなどWebに掲載する際にはルールが定められています。
同時に公開できるのは、展示物の判別できる写真を最大3枚、展示物の判別できない写真を最大3枚の合わせて6枚です。
(参照:https://www.tateshina-aquarium.jp/%E5%85%8D%E8%B2%AC-%E8%A6%8F%E5%AE%9A/%E6%92%AE%E5%BD%B1%E8%A6%8F%E5%AE%9A/)
展示物=飼育生物ってことでしょうか。通常水族館でこのような規定があることは無いため、かなり厳しく感じます。しかし、確か以前の運営会社のときはWeb公開そのものが禁止されていたような・・・。これでもかなり緩和されたのではないでしょうか。
特に訪問時に撮影規定について指示を受けたわけではありませんが、「インターネットを使用した公開をされる場合、館内のみでなく当ページを確認されたものといたします。」と記載があるため、ここはルール順守で行きましょう!!
・・・というわけで一度書いた内容を削除して、「展示物の判別できる写真最大3枚」を厳選しなおします。
(一度書いたものを消すのはちょっと切ないですね。。。)
選び抜いた3枚
1m以上はある大きなナマズ。こちらはアマゾン川に暮らすジャウー。口に入るものは何でも飲み込んでしまうため、「アマゾンの人食いナマズ」とも呼ばれています。
ちなみにこの個体はダイソンという名前が付けられています。どれだけ吸っても、吸引力は変わらないことでしょう。
電気を発するナマズ、その名もデンキナマズ。獲物を気絶させたり、レーダーのように使ったりすると言われています。デンキウナギなど他の発電魚は筋肉が変化した発電器官にて電気を発しますが、このデンキナマズは皮膚が変化したもの。
とってもブサイクなオスフロネームスグラミー。通常は10cm程度のグラミーですが、この種類は50cmにもなる大型種。人が近づくと、口を開けて威嚇してきます。
個人的に気になったサカナ3種類にしぼったのですが、なんかすごい地味なチョイスになってしまったような気も・・・。
他にも、巨大なピラルクやキラキラ輝くスポッテッド・ナイフフィッシュ、硬い質感のウロコに覆われたオキシドラスやヒラヒラと泳ぎ続けるブラックゴーストなど、個性的なサカナがたくさん!ぜひ現地にてご覧ください。
アクセスと営業情報
JR中央本線の茅野駅よりバスで約60分、バス停《北八ヶ岳ロープウェイ》下車後、徒歩3分。北八ヶ岳ロープウェイ乗り場のすぐ近くにあるので、合わせての訪問がおすすめです。
車の場合は中央自動車道の諏訪ICより約35分、諏訪南ICより約40分。また、中部横断自動車道の八千穂高原ICより60分、上信越自動車道の佐久ICより約60分ほど。
開館時間 | 10:00~17:00 ※土日祝は17:30まで |
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休館日 | 木曜 |
料金 | 1,470円 |
公式サイト | https://www.tateshina-aquarium.jp/ |
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