ポップなローカルファーストフード『Jef 与那原店』（与那原町）

沖縄生まれ、沖縄にしかないファーストフードチェーン。「ぬーやるバーガー」や「ゴーヤリング」など、ご当地食材を使った豊富なオリジナルメニューがそろっています。お手軽な金額で気軽に沖縄感を味わうことができるお店です。

便利なファーストフード

旅先で悩むのが『食事』。せっかくだからご当地のメニューが食べたいけど、営業時間が短かったりお値段が高かったり、食べ歩きしたせいでそこまでお腹が空いていなかったりと意外と上手くいかないことがあります。

そんなときにありがたいのがローカルファーストフード。営業時間は長く、お値段は安く、とっても気軽にご当地感を味わうことができます。

沖縄のローカルファーストフードといえばA&Wが有名ですが、こちらのJefも忘れてはいけません！

県内には4店舗ありますが、今回は与那原店へやってきました。こちらの店舗は、なんと24時間営業。深夜だって早朝だってローカル感あふれる食事を楽しむことができます！

沖縄全開なハンバーガー

Jefのメニューは、ハンバーガーやサンドイッチなどいろいろあります。直径15cmのジャンボポークサンドが気になりますが、ここは初めての来店なので看板メニューのぬーやるバーガーにしました。

(※掲載のメニューは2018年のものです)

名前からは何だか全くわかりませんが、その正体は、ポーク(スパム)とゴーヤ入り玉子焼き、そしてチーズとマヨネーズが入ったオリジナリティあふれるハンバーガー。ゴーヤーの苦味はありますが、他の食材のバランスが良く、とてもマイルドで食べやすい！

ところで、「ぬーやる」ってどういう意味なのでしょうか？

調べてみたところ、「ぬーやる」は『何だろう』的な意味の沖縄の方言。そして「ぬーやるばーが？」で『何じゃらほい？』みたいな意味になるらしい。バーガーまで含めて意味があるとは予想外です。

定番のドリンク

コーラ、ウーロン茶、コーヒー、アイスティーといった定番がそろったドリンクメニュー。

中でもJefらしいのがこの2つ。ジェフオレンジジュースとルートビア。

オレンジジュースはJefオリジナル！独特の甘味と旨味がある濃厚なオレンジジュース。例えるなら、バヤリースを濃くしたようなイメージでしょうか。

ルートビアはA&Wでもお馴染みの湿布味の黒いドリンクです。ドクターペッパーやガラナよりもクセが強く、とっても人を選ぶお味。私は昔大嫌いでしたが、宮古島のA&Wで飲んでから飲めるようになりました。マックのファンタグレープとペットボトルのファンタグレープが違うように、やっぱりお店で飲むとちょっと味が違う気がします。

ちなみにオレンジジュースの味は2018年7月に変わったらしいです。そして夏限定でゴーヤージュースもあったらしい・・・！気になります。

サイドメニュー

ポテトやフライドチキン、アップルパイやから揚げなどの揚げ物や、サラダなどが揃うサイドメニュー。そんな中で私が気になったのはコチラ。

オニオンリングならぬゴーヤーリング！！これぞ沖縄といったメニューにテンションが上がります。

実は、ゴーヤの苦味がニガテであまり得意ではないのです。しかし、苦いアシタバも天ぷらにすれば甘くて美味しかったので、ゴーヤーもフライにすれば美味しいのでは・・・・！

おそるおそる食べてみると、苦味はしっかりと残っています。ゴーヤーの苦味は強力です。

ただし、衣がサクサクで美味しい！ゴーヤーが嫌いな人には厳しいかもしれませんが、ちょっとニガテなくらいの人は挑戦してみる価値アリです。

変わったドライブスルー

屋根付きの駐車場はドライブスルーコーナー。駐車場それぞれに注文用のメニューとスピーカーがあります。次の日、朝ごはん購入のために立ち寄ってみました。

ボタンを押すと店内にスピーカーが繋がり、注文モードへ。商品ができあがると、店員さんが車まで運んできてくれるというスタイル。

このようなタイプは、正確にはドライブスルーではなく「ドライブイン」と呼ぶらしい。ドライブインときくと、一般道におけるパーキングエリア系の施設のイメージが強いですが、アメリカでは車から降りずにサービスを受けられるシステムのことを指すそうです。

ちなみに与那原店にはTシャツやiPhoneケースといったJefグッズも売ってます。どれもカラフルでポップなかわいいデザインです。