昭和21年創業の洋食店、マルヨシ。定番からちょっと変わったメニューまで、様々な洋食メニューを取り扱っています。名物はロールキャベツ!とろっとろに煮込まれており、カレーソースとデミグラスソースという2色仕立て。味はもちろん、見た目にも楽しい看板メニューです。
天王寺の老舗洋食店
かつての花博跡である鶴見緑地をたっぷり楽しんだところで、時刻は夕飯どき。今日の夕飯はどんな大阪グルメを食べようかな?OsakaMetro長堀鶴見緑地線に乗っていたところ、向かいに座っていたおばあちゃんに天王寺までの乗り換えを尋ねられるというイベントが発生!東京では滅多にないけど、大阪ではよくあることです。
ということで、谷町六丁目で谷町線に乗り換えて、一緒に天王寺駅までやってきました!JRに乗り換えるおばあちゃんを見送ったところで、夕飯探しスタート!
駅直結の天王寺MIOの4階グルメフロアには、昭和21年に天王寺にて創業した洋食店マルヨシの店舗「プチグリル マルヨシ」が入っています!きっと大阪ならではの味が楽しめるはず、ということで向かってみることにしました。

ブルーの庇テントと植物がおしゃれでかわいらしい雰囲気のお店です。
店頭にはなぜか「とびだしとび太」の姿が!滋賀県発祥の交通安全看板、コックさんが飛び出してくる可能性があるのでしょうかね。

店内はカウンターが7席、2名テーブルが7つ、4名テーブルが2つ。日曜の18:00頃に訪問したところ、全然余裕ありですぐに入店することができました。

個性的な洋食メニュー
メニューは「ビーフカレー」「オムライス」「ハンバーグ」などいかにも洋食店といったラインナップ。関東ではあまり見かけない「とんてき定食」もあります。

デミグラスソースのかかった「スパハヤシ」、シナモンが香るという「シナモンクリームコロッケ」、どて焼きをかけた「ぼっかけスパゲッティ」といった創作料理も気になります。
からあげ、かにクリームコロッケ、エビフライなどが乗った「大人のお子様ランチ」なんて魅力的なメニューも!

目移りしてしまいますが、初めての訪問なので「マルヨシ名物」と書かれた「ロールキャベツ」にしてみます!
とろとろに煮込まれた逸品
注文するとすぐにスープが到着。そのスープをひとくち飲んだあたりでロールキャベツが登場。提供スピードが早すぎます!北極星のオムライスも異常なくらい早かったんですが、これが大阪ですか!!

とりあえずナイフでセンターを切ってみると、キャベツと牛肉のミンチが見えます。

ぎっしり詰まってますが、しっかりと煮込まれてるためとっても軟らかい!切断面をキレイに見せたくてナイフを使いましたが、スプーンでも簡単に切れます。
絶妙なバランスの2色ソース
このロールキャベツは2色仕立て。半分は「特製カレーソース」、もう半分は「自家製デミグラスソース」という合掛けスタイルは、味はもちろん見た目にも楽しいメニューです。

黄色いカレーソースは甘口タイプ。意外と後味はスパイシーさも感じます。なんだか懐かしく感じるお味です。
一方、デミグラスソースはこってりとした甘さが絶妙なテイスト。
どっちも美味しすぎます!!
好きなものを最後にしたいタイプなので、どっちを最後にするか迷いに迷っております。ふと思ったのですが、カレーとデミグラスを混ぜてみたらどうなるのでしょうか?

ものは試しにとミックスしてみたところ、甘さと辛さのバランスが取れて完全体になりました!!
ということで、最後のひとくちはミックススタイルにて。カレー&デミグラスという禁断ともいえる調合、これまたレアな体験でした。
アクセスと営業情報
JR線の天王寺駅直結。
| 営業時間 | 11:00〜22:00(ラストオーダー 21:30) |
|---|---|
| 公式サイト | https://www.tennoji-mio.co.jp/restaurant/detail/78 |
※掲載の情報は2025年10月時点のものです。最新情報は公式HPにてご確認ください。


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