横浜のシンボルとしてそびえる超高層ビル。最上階に設けられた展望フロアへ上ると、みなとみらいの街並みを一望できます。圧倒的な眺望とめくるめく夜景にうっとりしてしまう展望施設です。
横浜最高の建築物
高層ビルが立ち並ぶみなとみらいエリア。そんな中でも頭一つ抜けているのが、横浜ランドマークタワー。1993年に開業した超高層ビルで、その高さは296m。2023年1月時点ではあべのハルカス(300m)に次ぐ国内第2位の高さ。
そんなビルの69階には、展望フロアスカイガーデンがあります。入場料を払えば誰でも気軽に上って横浜の風景を楽しむことができるのです。
平日は21:00まで、土曜や特定日は22:00までと遅くまで営業しており、夕食後に訪れるのにもぴったり。横浜デートのラストに組み込まれがちなので、夜はカップルばかりになります。私のように一人で訪れる予定の方は、強い心で挑んでください。
行き方にご注意
ランドマークタワーの麓はランドマークプラザという商業施設になっており、レストランやコンビニなどが入ります。
今回はワールドポーターズやコスモワールド方面からランドマークプラザを抜けて展望室へ・・・と思ったのですが、展望フロアの入口がわかりません!!
案内板を見ても、館内マップを見ても展望フロアの文字が無いのです。公式サイトでも行き方を見つけることができず、困ったときのGoogle先生へ。ランドマークタワーと入力したところ、「ランドマークタワー 展望台 行き方」とサジェストされるので、私以外にも困ってしまった人が多数いるようです。
展望フロアへの受付入口は、ランドマークプラザの3階にあります。1階をいくら探しても案内はありませんが、3階には案内あり。それにしたがって外へ進むと、受付の入口が見えてきました。
桜木町駅より向かう場合は、高架歩道ですんなりと向かうことができるようです。私のようにコスモワールド方面から地上を歩いて向かう方は要注意!とりあえずランドマークプラザの3階へ行くことができれば案内がでてきます。
エレベーターで一気に展望フロアへ
受付からは、ブルーの照明があざやかなロビーを進んでいきます。
展望室までのエレベーターは、69階まで約40秒という超高速運転。内部に設置されたモニターには分速が表示されるのですが、最高分速はなんと750m。時速にすると45kmとなり、日本最高速とのこと。あまりの速さに、降りたあとも上から重力を感じて体が重くなったような気持ちになりました。
薄暗い照明とおしゃれな音楽でムードのある展望フロアに到着。ところどころに椅子も設置されています。ドリンクやホットドッグを扱うスカイカフェもあり、混雑していなければゆったりと過ごせる展望室です。
広がる横浜の夜景
まず目に入るの北東サイドの夜景。カーブを描いた建築がインパクトある「インターコンチネンタルホテル」、カラフルなライトがめまぐるしく変化する観覧車「コスモクロック21」、人々でにぎわう「ワールドポーターズ」など、みなとみらいの夜景が広がります。
足元を見下ろすと、かつて造船所であった「ドックヤードガーデン」の真上。シンメトリーな姿を一望できます。
南東サイドはランドマークタワーに続いて横浜で2番目に高い「ザ・タワー横浜北仲」や海の上を伸びる「汽車道」と、それを並走するロープウェイ「ヨコハマエアキャビン」、白い帆船「日本丸」などが見えます。
南西サイドは窓の目の前がプレミアムペアシート!お値段はシャンドン(スパークリングワイン)のブリュットグラス&ナッツ付きで3,500円ほど。とっておきの日にいかがでしょうか。
プレミアムシート専用の夜景かぁ、と思ったのですが実際のところこちら側は特にランドマークの無い都市の明かり。晴れた日中は富士山が見えるようですが、夜はそれほど見ごたえがありません。
最後の北西サイドは立ち並ぶオフィスビル。こちらは遠くに都心の夜景が見えます。スマホで撮影は難しいですが、肉眼では「東京タワー」も「スカイツリー」もばっちり。
夜景以外の見どころは?
床に映像が投影された空中散歩マップ。人が歩いた部分は、歴史的建造物や観光スポットが見えてくる仕掛けもあります。
突然の本棚、こちらは空の図書室。鎌倉や箱根など神奈川県に関する書籍や文庫本、天体に関する本や美術書など様々なラインナップの本が約2,000冊もそろっています。
ランドマークタワーグッズを扱うタワーショップ。ストラップやタワー型のペットボトルに入った水、さらにはペーパークラフトまで取り揃えております。「赤い靴はいた女の子靴下」や「横濱シルクアーモンド」など、横浜みやげも多数。ユニークな品揃えで、見ているだけで楽しくなります!
おトクな限定チケット
ランドマークタワーは、ユニークなキャンペーンを開催していることがあります。2023年1月時点で見かけたのは、平日限定の「新・雨の日キャンペーン」。雨の日に訪れると、1ドリンク+ポストカードがもらえるというもの。
毎正時がジャッジメントタイムとなっており、その時点で雨が降っていれば、直後にやんだとしてもそこから1時間は雨の日という扱いになるそうです。
さらに、「新・視界ゼロキャンペーン」という香ばしい名前のキャンペーンも。こちらはなんと、雲に包まれて視界がゼロだった場合に発動するタイプのキャンペーン。内容は雨の日と同様に、1ドリンク+ポストカードがもらえます。雨の日が平日限定でぁつたのに対して、こちらは休日限定とのこと。
他にも、お得なセット券などが販売していることもあります。詳しくは公式HPにてご確認ください!
アクセスと営業情報
みなとみらい線のみなとみらい駅から徒歩3分、JR線の桜木町駅から徒歩5分。
営業時間 | 10:00~21:00 ※土曜、月曜が祝日の際の日曜は22:00まで |
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料金 | 1,000円 |
公式サイト | https://www.yokohama-landmark.jp/skygarden/ |
※掲載の情報は2023年1月時点のものです。最新情報は公式HPにてご確認ください。
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