加計呂麻島 Part 2 ビーチと戦争遺跡とマモルくん(瀬戸内町)

奄美群島

レンタカーを借りて広い加計呂麻島をドライブ!派手な見所は少ないのですが、素朴で穏やかな雰囲気こそが最大の魅力の島です。実久・呑之裏・伊子茂・諸鈍と4つの集落をさらっとめぐります。まさかのマモルくんもいます。

2018/5/18(金)

さて、ここからはレンタカーで加計呂麻島をドライブします!広い加計呂麻島にはいくつもの小さな集落があるのですが、どれも名前の漢字並びが独特で非常に読みづらいです。

加計呂麻島へのアクセスについては前回の記事にて。

加計呂麻島 Part 1 島へのアクセスと移動手段(瀬戸内町)
加計呂麻島(かけろまじま)はゆっくりとした時間が流れる穏やかな島。奄美大島南部の古仁屋港から15分で行くことができるため、日帰りでも訪問できます。島内は広いため移動手段の確保は必須。港も2つあるため、計画が大事です。

実久

簡単な字面ですが、意外と読みにくい東部の集落。「じっく」でも「さねひさ」でもなく「実久(さねく)」と読みます。

加計呂麻島東部の一番はじっこにあり、瀬相(せそう)港から車で約40分、生間(いけんま)港からだと約70分と離れています。ここには実久ブルーと称される青がとても美しい実久ビーチが。

軽くシュノーケルで泳いだり、誰もいないビーチでちょっとだけお昼寝しました。ちなみに、ここのシャワーはとってもきれいです!

呑之浦

最も東にある実久へ行ったあとは、瀬相港と生間港のほぼ真ん中にあるエリア、呑之浦まで戻ってきました。読み方は「のみのうら」

加計呂麻島には戦争遺跡が多数残されていますが、その多くは個人で行くことができない場所にあるためガイドが必要です。

しかし、個人でも見学可能なところもいくつかあります。そのうちの1つが呑之浦にある震洋隊基地跡

そこには、横たわる震洋の姿が。震洋というのは、自動車のエンジンと炸薬を積んだ特攻艇。

周辺には、震洋特攻隊隊長として加計呂麻島に赴任していた島尾敏雄の文学碑も。

本当は島の最西、戦争遺跡の残る安脚場戦跡公園に行きたかったのですが、崖崩れで道が通行止めとなっておりアクセスできませんでした。
あまみFMを聴いていると、各地の通行止め情報が定期的に流れます。台風の通り道である奄美大島は常にどこかは通行止め。例え天気に恵まれていても、思い通りに進めないのが奄美です。

あ!オオトラツグミ!

奄美大島固有のレア鳥!かと思ったのですが、その後の聞き込みによるとイソヒヨドリのメスの可能性が高いみたい。昨日はイソヒヨドリのオスをレア鳥「ルリカケス」と勘違いしてしまいましたが、今日はメスにやられました。

伊子茂

読み方は「いこも」です。これは意外とシンプル。

ここには伊子茂小中学校があります。海辺にある学校って凄く魅力的。子供の遊び方も、都会とは全然違うものになるのでしょうね。

学校の向かいには水色の謎の人物が。

真っ白な顔、そして無表情・・・宮古島の各所に立つ「宮古島まもるくん」にそっくり。こちらの方の名は伊子茂マモル君。海辺に立つ彼は、今日も明日も伊子茂の人々を見守っています。

あれ、股関に何かが付いています。

これ、カマキリの卵では!?

まさかの卵をもったマモルくん。時期が来たら、カマキリを出産してしまうのでしょうか。

諸鈍

さて、そろそろレンタカー返却&船の時間。と思いきや、車の時計が30分も進んでいました!!離島あるある・・・いえ、ここまでずれているのは初めての経験です。

ということで、30分ほど時間ができたので生間港近くの諸鈍を探索。読み方は「諸鈍(しょどん)」。全然地名っぽくない字面です。

ここには85本にもおよぶデイゴ並木があります。デイゴの赤い花が満開となるのは5月末。まだちょっとだけ早かったです。

時間の許す限り、集落をお散歩。ゆったりとした時間が流れており、のんびり散歩するのにぴったりなエリア。きれいな写真もたくさん撮れます。

古仁屋港で夕ご飯

時間が来たので、レンタカーを返却して奄美大島へ。帰りも行きと同じく海上タクシーを利用しました。

お腹が空いたので、古仁屋港近くの神鷹というお店で海鮮丼食べました。

ついでにアオサの天ぷらも。サクサクした天ぷらでとっても美味しいです。

次に瀬戸内町に来たときは、加計呂麻島のさらに先にある請島与路島にも行ってみたいな。

3日目はこれでおしまい。明日は念願の金作原原生林へ!アクセス難易度が高いと言われているスポット。うまく行けるのでしょうか。

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