これぞ離島万博!年に1度の島フェス『アイランダー2025』(豊島区・池袋)

東京都(23区)

毎年11月に池袋サンシャインシティにて開催される離島の祭典「アイランダー」。北は北海道から南は沖縄まで、全国各地の離島がブースを出展。現地の人と再会したり、レアな特産品をゲットしたり、次の行き先を決めたりと、島の魅力をたっぷり楽しめるレアなイベントです。

訪問日:2025/11/22(土) ※掲載の写真・情報は訪問時のものです

今年も開催!アイランダー

アイランダーの季節がやってきました!毎年記事を書いているのでもはや詳細説明は不要な気もしますが、さらっとまとめると、池袋サンシャインシティで開催される離島フェス。各島がブースを開き、観光案内や移住支援、物産展の販売などが行われます。

開催は11月の土日。2025年のスケジュールはこんな感じでした。

【日時】
11月22日(土)10:00~18:00
11月23日(日)10:00~17:00
【会場】
池袋・サンシャインシティ 文化会館ビル2F 展示ホールD
(東京都豊島区東池袋3-1-4)

以前は2日目の午後に訪問することが多かったのですが、キッチンは品切れ、グッズは完売、パンフレットも在庫無しという状況が・・・・。ということで、今回は昨年同様に1日目の午後に訪問してみました。

会場は大にぎわい!島の人々の活気がみなぎっています!なんか毎年人が増えているような気がします。離島に興味がある人がこんなにたくさんいることが驚きです!

今年は沖縄の離島が「北大東島」「南大東島」「久米島」「渡嘉敷島」の4つだけ。ウワサでは、那覇の離島イベントと被ってしまったのが原因らしいです。

今回は「島めぐりスタンプラリー」を開催!受付でもらえる会場マップがシートになっており、6つの島のブースをめぐってスタンプを集めると、景品がもらえるというもの。コンプしたら、日本の島全図「シマーズ」がもらえました!

個性的な各島ブース

今回も各ブースをみっちりまわっていきましょう!島の紹介はもちろんのこと、各島はちょっと変わったアイテムやグルメを用意していたりもします。

愛媛県・忽那諸島では「蛇口からみかんジュース」を設置。残念ながら、1日目の13:30頃で既に品切れとなっていました。

新潟県・粟島はこんなアイテムを販売!これって、昭和の観光地で多数販売していたというペナントですよね?令和の時代に見ることができるなんて!500円と安価だったので、うっかり買っちゃった!

奄美大島とは別に奄美市立奄美博物館が出展!そこにはアマミノクロウサギ、ケナガネズミ、ルリカケスといった奄美の希少な動物の剥製が!こんな間近でじっくりと見られるのは、なかなかレアな体験です。

毎年人気なのは新潟県・佐渡島「金塊レプリカつかみ体験」。ケースに腕を入れて、金塊レプリカを取り出すというシンプルな体験です。

金塊の重さはなんと7.5kg!かなり力が要るのですが、実は私はけっこう得意なんです!手首の細さと、ベースで鍛えた指の力と、気合で今回も無事成功して景品をいただきました!

こちらは海苔に巻かれたケーキ。つい最近、「何でも海苔に巻いて食べる」という島の習慣がTV番組「月曜から夜ふかし」にて放送された三重県・答志島。ケーキですらも海苔で巻くおじさんが登場して話題になりました。まさかそのネタを仕込んでくるなんて、最高すぎます!

ちなみに食べた感想は、海苔で巻いたケーキって感じでした。

 

ゆるキャラが登場することも

このアイランダー、ゆるキャラが登場することがあります。以前は北海道・礼文島の「あつもん」や、同じく北海道・羽幌町の「オロ坊」、東京都・新島の「くさヤーマン」が登場したことも。

今回出会ったゆるキャラはこちら!

ちかまるくんです!!長崎県・小値賀町(おぢかちょう)のキャラクターで、野崎島の「九州鹿」をモチーフにしています。あれ、顔が2つありませんか?気になって調べたところ、「鹿の着ぐるみを着た男の子」であるそう。でも、いったい何の男の子なのでしょうか。人間には見えないけど、鹿だとしたら着ぐるみを着る理由がわかりません。深追いしたくなるキャラです。

ちなみに、北海道・礼文島のあつもんは今回も出張中とのことで、代わりにぬいぐるみが置かれていました。ぬいぐるみ写真に撮ってたらクリアファイルもらっちゃった!

芸能やトークが楽しめるステージ

会場内にはステージが設置されており、様々なライブが開催されています。訪問した際は「南大東島民謡」を開催中。笑顔が素敵なお姉さんによる、伸びやかな独唱は、大東島帰りの私には刺さりまくります。

続いて「おじゃりやれ!南北大東島」。タイトルからどんな内容かわからなかったのですが、南大東島・北大東島それぞれの魅力を島の人が語るという島紹介コーナー。

北大東島の担当は、なんと北大東空港のカフェのお姉さん!「北大東行ったことあるって人いますか〜?」という振りに手を上げたところ「あれー!3日前にお会いましたよね!?」と私のことを覚えててくれました!まさかの再会にびっくりですが、これもアイランダーならではの出来事。

奄美市立奄美博物館による「奄美の生きものトーク」も。哺乳類、鳥類、両生類、昆虫類、植物それぞれを一気に紹介。アマミノクロウサギの不思議な生態や世界的に貴重なトゲネズミの性染色体の話など、わかりやすくもマニアックな内容。

2025年5月にオカヤドカリ約5,000匹を不法所持していた3人が逮捕されるという事件がありましたが、押収されたヤドカリの識別を1匹ずつ行ったという、裏トークも聞かせてくれました。

他にも「渡嘉敷島エイサー演舞」「奄美の生きものトーク」「青ヶ島の環住太鼓」といったものまで、様々なプログラムがあります。ちなみに、1日目・2日目ともにその日の一番最初は「八丈太鼓」。アイランダーは八丈太鼓ではじまるのです。

絶品の島グルメを堪能

館内には椅子とテーブルが並ぶ休憩エリアがあり、島グルメの販売も行っています。

去年食べた「鰤王漬け丼」がめっちゃ美味しくてリピートしようと思っていたのですが、新メニューの「4種の島の贅沢海鮮漬け丼」にしてみました!

屋久島のトビウオ、長島の鰤王、保戸島のマグロ、海士町のスルメイカと、4つの島の名産を一度に楽しめるお得感満載のメニュー。こってりしたタレのマグロ、甘い鰤王、さっぱりしたトビウオ、お酒に合いそうなスルメイカの四重奏がたまらないお味です。

ご飯物を頼んだ人は「五島列島産あご出汁」のサービスも!お味噌汁代わりにしたり、ぶっかけてお茶漬けにしたりして楽しめます。

フードエリアのすぐ近くのブースにて、鹿児島県・徳之島のジェラートも買っちゃった!「向春草味」という初めて目にするテイスト。どうやら「アザミ」のことらしい!抹茶のような風味を感じる絶品ジェラートでした。

愛媛県・岩城島の島チュロスレモンシュガーも頼んじゃった!一口目はちょっと酸味が強すぎるかなと思ったのですが、次第にクセになってくる味でした。


さて!会場内も2~3周して見落としが無いことを確認したので、そろそろ退場します。出口では、スマホで回答するアンケートを開催!これ、応募すると島の特産品がランダムで届くという楽しいキャンペーン。当選確率はけっこう高いので、ぜひチャレンジしてみてください~!といいつ、私はもう数年当たっていません。今年こそは当たると良いな。

行きたくなった島

さてさて、今回もまた大量にもらってきてしまった島のパンフレット。いつもながら、行きたい島がたくさんあります!

天売島・焼尻島
北海道の離島。豊かな野鳥を見学するなはGW〜7月上旬くらいまで、ウニの解禁が7月〜とのことなので、7月上旬に訪ねればどっちも楽しめるベストシーズンですね!

玄海諸島
「唐津七島」とも呼ばれる、佐賀県の離島たち。何度か島めぐり計画を立てたことはあるのですが、なかなか踏み切れず。

六島諸島
「萩六島」とも呼ばれる山口県萩市の島々。「大島」「相島」などの島があります。萩は東京からはけっこう行きにくいんですよね・・・。

柱島群島
山口県岩国市の離島であり、「柱島」「端島」「黒島」の有人島があります。去年初めて知った島、岩国は萩よりは行きやすいので、チャンスがあるかも。

行ったことない島を中心にもらっているため、年々数が減っているパンフレット。いつかアイランダー出展離島全制覇できる日が来るかもしれません!

毎年恒例、上のフロアでは「ニッポン全国物産展」も開催。日本各地の屋台が並んでおりますので、旅行好きは合わせての訪問もおすすめですよ!

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