東京から向かう壱岐・対馬!福岡空港→博多港を経由して国境の島へ

壱岐・対馬

都内から長崎の離島・壱岐&対馬へ!今回は【東京→福岡空港→博多港→壱岐or対馬】というコースを通ることにしました。それぞれの移動手段は選択肢が複数あるため、いろいろと迷いながら計画を立てて行ったところ、予想外の出来事が・・・!

2021/4/28(水)

悩む航空会社

壱岐・対馬は長崎県の離島ですが、メインの船が出ているのは福岡県の博多港。東京から向かう場合は、まず福岡空港まで飛行機を使うのが一般的。

東京(羽田・成田)から福岡空港は多くの便があるため、非常に迷います。ANA・JALはもちろん、Peach、ジェットスター、スターフライヤー、スカイマークなど各社様々な時間帯で運航しているため選び放題。

Peachが6,690円で最安値だったのですが、予約に進んでいくといろいろと料金がプラスされていき、結局1万円台に。PeachやジェットスターなどのLCCは実際に予約に進まないと正確な料金が見えてこないので注意が必要です。

さらに、LCCは成田空港発というのも、個人的にはデメリット。東京の西側に住んでいるため、羽田空港なら1時間ほどで行けますが成田空港は2時間以上かかります。

というわけで、羽田発のスカイマークにしました!航空運賃としてはPeach選択時より少し高くなりましたが、シンプルでわかりやすい運賃と羽田発、払い戻し可能な利便性はやっぱり魅力的です。

<今回の行程>
航空会社:スカイマーク
行程:羽田9:35発 福岡11:30着
運賃:14,300円

※余談ですが、東京から福岡まで夜行バスという手段も存在しています。ただし、こちらは日本最長の移動距離を誇る夜行バス。夜行バス最大のメリットである早朝到着は叶わず、そしてお値段もそれなりにします。

東京から福岡空港へ

というわけで羽田空港第1ターミナルへ。品川駅から京急線に乗ればわずか20分で到着。この手軽さはやっぱり魅力です。ちなみに第1ターミナルは京急線の最後車両に乗るとエスカレーターが近くて便利です。

フライトの1時間30分前に到着したので、のんびりと朝ごはんタイム。空港内に祀られている航空神社にもしっかりと参拝してきました。

日中のフライトは、日本の街や山を見渡せるのがポイント。

そんな中でも、東京から西へ向かう場合に特に気になるのは富士山が見えるかどうか。以前は進行方向右側の窓際に座れば見ることができましたが、近年航路変更があったため、もしかしたら変わっているかもしれません。

気になっていたところ、スカイマークの公式HPのよくある質問にきちんと掲載されていました。羽田→福岡の場合は左側、福岡→羽田の帰路も同じく左側となるようです。

ということで左側座席をキープ!したのですが、曇っており、全く見えませんでした。

さて、機体はほぼ定刻通りに福岡空港に到着しました!福岡空港は羽田・成田・伊丹・関空と並び「混雑空港」に指定されています。それにも関わらず滑走路が一本しかないため、離着陸に順番待ちで時間がかかることも。時間には余裕を持っておくのがベターです。

福岡空港から博多港へ

福岡空港の特徴といえば、なんと言っても市街地に近いということ。地下鉄に乗れば中心地となる博多まで5分、天神まで10分という短さでアクセスできるという、世界でも有数の都市チカ空港なのです。

福岡空港から壱岐・対馬行きの船の発着地となる博多港へのアクセスは、いくつかのパターンがあります。

一番シンプルなのが、博多空港から空港線で中洲川端駅下車、そこから20分ほど歩いて向かう、【地下鉄+徒歩パターン】。徒歩時間は長いですが、乗車時間は8分、運賃は260円とお手軽です。

博多ふ頭行きのバスもなかなか便利。空港から直通はありませんが、博多駅、祇園駅、天神駅などから乗車できます。本数もなかなか多く、利用しやすい印象です。

私は今回、空港から祇園駅まで地下鉄を利用、祇園駅周辺の櫛田神社東長寺を観光した後、バスにて博多港へと向かいました。

博多港から壱岐対馬へ

やっとのことでたどりついた博多港。ここから壱岐・対馬まではジェットフォイル or フェリーの2択になります。

速いけど高価なジェットフォイル、安いけどゆったりなフェリーというこの選択は、日本各地の離島航路で遭遇するパターン。

どちらかといえば船内を歩き回ったりデッキで海を眺めたりできるフェリーの方が好きですが、島への到着時刻が遅くなってしまいます。ということで、今回はジェットフォイルを選択しました。

ここでポイントとなるのが、フェリー、ジェットフォイルともに朝と夜しか船が出ていないということ。都内から向かう人が朝の便を利用するには、早朝の飛行機か前泊するしかありません。それ以外の場合は夕方便となるため、飛行機の出発を遅めの時間にしても大丈夫です。

詳しくは、九州郵船のHPにてご確認ください。

最初は壱岐と対馬どっち?

悩んだのが、壱岐と対馬、どっちから先に行くか。2島間をつなぐ船はそれなりに本数が出ているため、どちらから先にめぐってもそこまで大差無さそう。

なんとなく最初は壱岐にしようかと思っていたところ、その日程だと対馬でのレンタカーが空車ナシ。慌てて順番を変えることで、2島とも無事移動手段の確保が完了しました。

もしスケジュールに悩んだ場合は、レンタカーや宿の空き状況等を決め手とするのが良さそうです!

最大のピンチ

さて、ここまで順調に進んできたのですが、ここにきて最大のピンチに!

なんと、乗船予定だった16:55のジェットフォイルが機械故障のため欠航!

ジェットフォイルはこれが最終便のため、もう次はありません。台風シーズンではないため、船の欠航は全くの予想外で絶望的なムードに。博多ポートタワーがあざ笑うかのようにそびえ立っています。

ターミナル内には、巨大な水槽があります。ぼんやりと眺めながら現実逃避していると、選択肢が2つにまとまりました。

①翌日朝イチのジェットフォイル
博多10:30発ー対馬(厳原)12:45着②夜行フェリーを利用する
博多0:05発ー対馬(厳原)4:45着

①は無難ですが、対馬到着が昼過ぎとなるため、島の滞在時間が大幅に削られてしまいます。

②にすれば時間は確保できますが、4:45到着はツライ。レンタカーは8:00から予約なので港で早朝3時間待機はなかなかハード。

どっちにしてもデメリットが目立ってしまいます。とりあえず、予約していた対馬の宿に電話して一泊分キャンセル。このときちょっと夜行フェリーについて質問してみたところ、4:45到着後、7:00くらいまでは船内で過ごすことができるそう。

もう夜行フェリーにしよう!!

不意のトラブルでこうなってしまいましたが、もともと夜行フェリー自体は大好き。絶望的な気持ちは、じわじわと楽しみへと変わってきました。

さて、問題は時間の潰し方。ただいまの時刻は16:00.。夜行フェリー出発の0:05までは8時間もあります。これだけ時間あればいろいろできるぞ!そう思ったのですが、いろいろと問題点が。

・観光するには微妙な時間
・市街地へバスで戻るのも億劫
・荷物がある
・雨が降ってきた

そんなとき、目に入ったのはターミナルのすぐ前にある温泉施設「波葉の湯」!!

こちらは24時まで営業しているため、乗船前の時間潰しにぴったり!サウナや岩盤浴、食事処と仮眠できる休憩処まで備えたありがたすぎる施設。ここで営業してくれて本当にありがとうございます!

ということで、次はフェリー乗船記となります。

対馬 Part 2 夜行フェリーで向かう対馬 フェリーちくし乗船記(博多→厳原)
博多港と対馬の厳原(いづはら)港をつなぐ大型フェリー。今回は夜行便に乗船。深夜発ですが、それまでの時間潰しはどうする?早朝に着いてしまうけどそこからどうする?いろいろと難易度が高そうに見えるフェリーに挑戦しました。

コメント

  1. […] 今回は、本来乗船を予定していた16:55博多発のジェットフォイルがまさかの欠航(詳しくは前回)。代替案として、③を利用することにしました。 […]

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