九州の北に浮かぶ壱岐島。古代より人々が暮らしていた離島で、様々な遺跡が発掘されています。島へのアクセスや島内での移動手段について、訪問計画を立てながら、簡単にご紹介します!
歴史ある離島
博多から約70kmの玄界灘に浮かぶ壱岐島。古くから朝鮮半島や大陸との中継地点として栄えた歴史を持ちます。
福岡県と近いのですが長崎県に属しており、島全体で壱岐市を形成しています。面積は133.8 km²となかなかの大きさですが、起伏は少なく移動はしやすい島です。
島内にはチェーン店も多く、ファミリーマートやマツモトキヨシ、ゲオやDAISOなんかもあります。かなり暮らしやすそうな島です。
観光スポット
古くは魏志倭人伝にその名が記されている壱岐。その長い歴史を物語る、古墳や遺跡など古代ロマンを感じる場所が多く存在しており「一支国博物館」というかなり立派なミュージアムも建っています。
海に浮かぶお地蔵様「はらほげ地蔵」や、サルそっくりな巨岩「猿岩」、干潮時のみ渡ることができる「小島神社」など、独特の景観が楽しめるのもポイント。
イルカの飼育施設「イルカパーク」や、海水浴や島内散策が楽しめる無人島「辰ノ島」も人気のスポットです。
港は3つ
観光客がお世話になるのが芦辺(あしべ)港と郷ノ浦(ごうのうら)港と印通寺(いんどうじ、いんつうじ)港の3ヶ所。
芦辺港・郷ノ浦港は福岡県の博多港からのジェットフォイル&フェリーが、印通寺港は佐賀県の唐津東港からの船が就航しています。
こちらが芦辺港のジェットフォイルターミナル。小さな建物ですが、近くにあるフェリーターミナルビルは2階建てでかなり立派です。
こちらが郷ノ浦港。ジェットフォイル&フェリー共用で、3階建ての大きなターミナルビルが建っています。
島へのアクセス
関東から向かう場合は、福岡空港まで飛行機で飛び、そこからバスなどで博多港へ。ジェットフォイルかフェリーを利用して芦辺港か郷ノ浦港から島へ入るのが一般的。
参考までに、2021年4月の時刻と料金を掲載します。
ジェット 博多08:00発 郷ノ浦09:10着 4,620円
フェリー 博多10:00発 郷ノ浦12:20着 2,270円
ジェット 博多10:30発 芦辺11:35着 4,620円
ジェット 博多15:45発 郷ノ浦16:55着 4,620円
ジェット 博多16:55発 芦辺18:00着 4,620円
フェリー 博多20:35発 郷ノ浦22:55着 2,270円
ジェットフォイルなら65~70分、フェリーでも2時間10~20分と、比較的アクセスしやすい島です。15:45、16:55のジェットフォイルは、福岡到着日にも乗船できるためとっても便利。
ただし、うっかり夜のフェリーに乗ってしまうと、真夜中2:15という、なんともいえない時間に到着してしまうのでご注意ください。観光客には難しい時間ですが、釣り人にとっては意外と良い時間帯だったりするそうです。
また、壱岐空港を利用するという方法も。こちらは、長崎空港から1日2便ほど運航しています。
島内の移動手段は
それほど大きな島ではありませんが、見どころは島内各地に点在しているため、徒歩や自転車では限界があります。
レンタルバイクかレンタカーがあると、様々なスポットへ気軽にアクセス可能。
充電式のバイクをレンタルしているイキエコで予約していたのですが、島へ行く数日前にまさかの休業連絡が・・・!急いで別のレンタカー会社を検索。
なんとかオリックスレンタカーにてSAクラス (コンパクト)の空車を発見!26時間のレンタルでお値段は11,286円でした。軽自動車を選択できたらもっと安く借りることもできますが、今回は直前だったので選んでいる余裕はありませんでした。
ちなみに車種はNISSAN note e-power。ぴかぴかの車で、すいすい走ります!
さてさて、次回からは壱岐の観光スポットをレポートしていきます!
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