箱根湯本の日帰り温泉は『箱根湯寮』がおすすめ!(箱根湯本駅)

神奈川県

箱根湯本駅からシャトルバスで3分のところにある日帰り温泉施設。展望露天風呂やサウナを備えた浴室や、炙りながら食べるいろり料理など、まるで山奥の秘湯に来たような風情あふれるスポット。都心から1時間30分ほどでアクセスできるため、日帰り温泉旅行にぴったりです。

2020/12/12(土)

箱根湯本の日帰りといえば

箱根エリアの入り口である箱根湯本駅は、ホテルや旅館が立ち並ぶ温泉街が広がります。新宿から小田急線の特急列車ロマンスカーに乗れば、わずか85分でアクセスできるアクセス良好な温泉街です。

多くの温泉施設がある中で、おすすめなのが箱根湯寮。名前からは温泉宿のような雰囲気が漂いますが、日帰り専用の温泉です。

風情ある門構え。色鮮やかな紅葉がとってもキレイです。

里山テイストの館内

館内も雰囲気抜群!都会の温泉とはひと味違う、里山風の内装が魅力的。壁にかけられたクワやスキなどの農具、積まれた薪(タキギ)は、まるで山村の農家のような演出です。

受付、大浴場、貸切個室露天風呂、食事処などは、それぞれ屋外の回廊でつながります。ところどころにベンチが設置されており、お風呂上りに涼んだりできます。

建物の周りや中庭は、しっかりと手入れが行き届いた庭園。秋は紅葉がとってもキレイです。

スタッフさんもとっても親切。静かな山の中で、都会の喧騒を忘れてほっとすることができる場所です。

えらべる温泉

箱根湯寮の温泉は、大浴場「本殿 湯楽庵 大湯」貸切個室露天風呂「離れ湯屋 花伝」の2タイプあります。普通に温泉に浸かりたい方は大浴場、プライベートにしっぽりと入浴したい方は貸切個室露天風呂がおすすめ。

大浴場「本殿 湯楽庵 大湯」
・内湯
・見晴湯・・・露天風呂
・岩風呂・・・露天風呂
・信楽風呂・・・つぼ風呂
・熱ノ室(ねつのむろ)・・・サウナ
・沢水風呂・・・水風呂

備え付けのシャンプーはユニリーバの「LUX」とPOLAの「木の花姫」を見かけました。
※大浴場は小学生未満は利用できません。小さなお子様連れの方は貸切個室露天風呂を利用することになります。
貸切個室露天風呂「離れ湯屋 花伝」
・壱ノ巻(2名用)×7室
・弐ノ巻(4名用)×8室
・参ノ巻(4名用)×4室

貸切個室露天風呂は、お風呂だけでなく個室休憩室もセット。贅沢な時間が過ごせそうです。

 

気になるお値段

利用料金は、大浴場の場合1,500円、貸切個室露天風呂の場合は1時間4,300円から。入浴のみでこのお値段なので、普通の日帰り入浴施設に比べると少々お高め。しかし、その料金設定のおかげか利用者は大人が多く、とても落ち着いた雰囲気の温泉です。

注意するのはタオルのレンタルが無いこと。もし持っていない場合はハンドタオル250円、バスタオル450円で購入することになります。お金を節約したい方は持参した方が良いです。

(持参したのですが、ロゴがかわいかったので買ってしまいました)

館内着として300円の浴衣レンタルもあります。デザインは男女共通で、ピンク・薄緑・黄色など5色が用意されています。冬場は暖かいはんてんもありますが、寒がりな方はインナー着用がおすすめです。

ゆったりできる休憩室

大浴場には、くつろげる休憩室も備えています。

畳敷きの休憩所「休息房」には、クッション座椅子が設置されています。少し高い位置にあるロフト席、その下はカプセルタイプのシートもあり、風呂上りにそのまま仮眠できてしまいます。女性専用スペースも4席ほどありました。

席数は多くありませんが、土曜日の利用でも6割程度。利用者とのバランスが取れているのかもしれません。

また、鬼滅の刃、花より男子、ハチミツとクローバー、るろうに剣心などの漫画も置いてあります。レンタル品のようなので、ラインナップは時期によって変わりそうな気配。

その隣には、「うたたね房」。休息房より少しだけ照明が暗く、とても静かな空間。しっかりと仮眠するのに最適なスペースです。

目の前で炙って食べる囲炉裏料理

館内には「囲炉裏茶寮 八里」という食事処があるのですが、こちらも里山な雰囲気全開!各テーブルには囲炉裏が備えてあり、鶏やサカナの串を焼いたり、干物を炙ったりして楽しむことができます。

今回頼んだのはリッチなコース料理!「冬の囲炉裏コース」にしました。囲炉裏焼きは、ホタテ、れんこん、シイタケ、ヤマイモ、ししとう、焼きネギの豚肉巻き。炭火でじっくりゆっくりと焼いていきます。焼き上がったら、塩、柚子胡椒、味噌、おろしポン酢と好きな調味料で。

なお、滑りやすい食材もあるので、くれぐれもご注意ください。

(スタッフさんが、新しいレンコンに替えてくれました・・・!)

お魚はヤマメ。パリッパリに焼かれた状態で提供されるため、ヒレや皮はもちろん、しっぽや頭すらも美味しく食べれてしまいます。

骨も固くないので全然食べられます。裏ワザですが、最後に残った背骨を囲炉裏で炙ると、パリパリ骨せんべいができるのでオススメです!

最後は里芋の炊き込みご飯とお味噌汁、りんごシャーベット。暖かいお茶もいただけました。

アクセスと営業情報

最寄り駅は箱根湯本から箱根登山鉄道で1駅の塔ノ沢駅ですが、箱根湯本駅からシャトルバスが10~15分間隔で運行しています。コレに乗ればわずか3分で到着です。

周辺にお店などは無いため、買い物は箱根湯本駅で済ませるのがベター。

一つ注意すべきなのは、箱根湯本駅周辺のお店は、ほとんど20:00で閉店してしまいます。湯寮でのんびりした後、帰りのロマンスカーで食べたり飲んだりしたい方は、事前に買っておくのがオススメです!

開館時間:10:00~21:00 ※土日祝は22:00まで
休館日:年中無休
料金:1,500円
公式サイト:https://www.hakoneyuryo.jp/

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