ミニチュアテーマパーク『スモールワールズ』で1/35フィギュア作成(国際展示場駅/有明テニスの森駅)

東京都(23区)

有明に登場したミニチュアテーマパーク。屋内型なので、天候変化や様々なアクションを楽しむことができます。実在の街だけでなく、エヴァやセーラームーンといったフィクションの世界が再現されているのもポイント。自分自身のフィギュア作成プログラ厶もあります。

2020/12/1(火)

屋内型のテーマパーク

2020年6月にオープンしたスモールワールズTOKYOは、再現されたミニチュアの街並みが広がるテーマパーク。1/80の世界の中では、人や動物など、様々な住人が暮らしています。

東武ワールドスクウェアや、淡路ワールドパークONOKOROと似た印象を受けますが、このスモールワールズの特徴は完全屋内であること。寒い冬でも、雨が降っても問題なく楽しむことができます。

また、屋内ならではの演出として、昼と夜があるのもポイント。15分間隔で昼夜が徐々に切り替わっていくため、日中のにぎやかな様子やネオンが輝く夜など、街の様々な顔を見ることができます。

遊べるミニチュアワールド

ここで見ることができるミニチュアワールドには「動き」があります。街中では車や自転車が走り、炭鉱の町では蒸気機関車が動き回っています。

関西国際空港エリアでは、飛行機が実際に離着陸を行っています。しっかりと助走を伴い飛び上がる様子はかなりリアル。格納庫から滑走路へゆっくりと移動していく様子もしっかりと再現されています。

宇宙センターでは1時間に1回ロケット打ち上げが行われます。オペレーションの音声や轟音が鳴り響くなか、煙と炎をあげてロケットが可動!本当に打ち上がり、天井へと消えて行きます。

さらに、各ジオラマにはボタンがたくさん設置されています。こちらを押すとジオラマ内でアクションがスタート!派手に光るものから、香りがあふれるものなど様々な仕掛けが詰まっています。

派手なアクションが多いのですが、中には思わずツッコミを入れたくなるような、ものすごく地味なものもあります。小さな変化を見つける、まるでアハ体験のような感覚で楽しむことができます。

リアルでファンタジーな世界観

この世界で暮らす人々は、ミニチュアながら妙にリアル。じっくりと観察していると、街のあちこちで様々なドラマにめぐり逢います。学校の屋上に隠れるカップルのようなあるあるシーンから、いったいコレはどういう状況?といった謎なシチュエーションまで、その表現は多種多様。

実物に忠実に再現された街並みかと思いきや、よく見ると非現実的な光景を見つけることができるのも面白いところ。宇宙センターのロケット格納庫の裏ではバズーカやマシンガンを構えてタランチュラと戦うソルジャーたちの姿が。

中世の町並みの中には、ドラゴンやペガサスなど空想上の生き物がごく自然に暮らしています。これぞファンタジーといった世界観は、見ていてわくわくします。

特にユニークなのはこちら。川の中の小島に落ちている物体を人々が動かそうとしています。もしかしてコレ、水筒のフタではないでしょうか?私たち通常サイズの人間とミニチュアの世界がリンクしており、メタフィクションのような感覚です。

セーラー戦士が暮らす麻布十番

漫画やアニメの町並みが再現されているところも、このスモールワールズのポイント。

美少女戦士セーラームーンエリアでは、物語の舞台となった麻布十番の街並みの中にセーラー戦士たちが溶け込んでいます。おそらく5人のセーラー戦士が隠れているのですが、なかなか難易度は高めです。

よく探すと、こんなドラマチックなワンシーンも。ビルの上で向かい合うセーラームーンとタキシード仮面。いったい何を話しているのでしょうか。

さらに漫画に登場する30世紀の未来都市「クリスタル・トーキョー」も再現されています。キラキラと輝くクリスタルの街は幻想的です。

エヴァンゲリオンの第3新東京市

エヴァンゲリオンの格納庫には、初号機、零号機、弐号機が列びます。こちらでは射出訓練を行っており、それぞれの機体が次々と出動していきます。

さらにその先には劇中に登場した箱根に作られた架空の都市・第3新東京市が広がります。新強羅駅や、旧仙石原高原駅など、物語の舞台となった駅も存在しており、よりリアルに世界観を見ることができます。

じっくり見ていくと、シンジくんや綾波レイ、そしてペンペンなど、キャラクターたちも街で暮らしています。

富士山をバックに広がる街は、地下へと格納されるという大掛かりなアクションも。使徒襲来に備えて作られた防衛機能が再現されているのですが、街がそのまま地面の下へと潜っていく様子は圧巻です。

自分のフィギュア作成

このスモールワールズに来たらぜひ体験してほしいのが、自分自身のミニチュアフィギュア作成。フィギュアは1/80と1/35の2種類あり、今回私は1/35フィギュア付きチケットを購入しました。

3Dプリンターで全身をスキャン。フラッシュのような目がチカチカする不思議な光で読み取られていきます。好きなポーズで撮ってもらえますが、手を広げると指が折れてしまう場合があるので閉じるのがおすすめだそう。

スキャンが終わると、パソコンのモニターで撮った写真を見せてもらえます。問題無ければ申し込みは終了。

完成までは3週間ほどかかるため、自宅に郵送してもらうことになります。送料は料金に含まれているため、追加支払いはナシで大丈夫。レターパックに住所と名前を記入して、あとは待つだけとなります。

〜3週間後〜

無事、フィギュアが届きました!!!

500mlのペットボトルと比較するとこんな感じ。髪の毛とか服とかごちゃごちゃしている私ですが、細かい部分までしっかりと精密に作られており感動モノです・・・!

今回は1/35でしたが、1/80フィギュアを選んだ場合は「住民権」というシステムがあります。これは、作成した自分のフィギュアを、スモールワールズの好きな街の中に置いてもらえるという夢のようなプログラム。まるで自分がミニチュアの世界に入ったような気持ちになりますね!

アクセスと営業情報

りんかい線の国際展示場駅から徒歩9分、ゆりかもめの有明テニスの森駅から徒歩3分ほど。駅構内に案内はありましたが、路上には看板などが見当たらなかったので、Google Mapで確認してからの訪問がおすすめです。

有明物流センターという大きな倉庫の一角がスモールワールズとなっています。周辺にお店は少ないですが、隣にはUNDER ARMOURのショップが、また館内にはレストランも入っています。

開館時間:10:00〜21:00 ※日によって変動します
料金:2,700円
公式サイト:https://www.smallworlds.jp/

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