陸路で渡ることができる離島・江須崎(えすざき)島。島全体が春日神社の神域となっている神の島です。島内では亜熱帯植物が生い茂っており、まるでジャングルのような雰囲気となっています。
江須崎島へのアクセス
今回は車でのアクセス。日本童謡の園という公園に車を止めて、階段を下って行くのが普通の行き方。道の駅すさみの観光案内所で江須崎島について尋ねてみたところ、
「お、江須崎に行くか(ニヤリ)。車は何乗ってる?軽自動車なら秘密のルート教えちゃる」
ということで秘密のルートを教わってしまいました!
せっかくなので、読んでくれている方にもこっそり共有したいと思います!秘密ですよ。
説明がないと解読不能ですね。
ちょっとだけわかりやすくします。
通常のルートに比べて、この道なら島のすぐ目の前まで来ることができました!ただし、道は狭く、なおかつ帰るときに狭い路地で方向転換が必要。軽自動車でないとかなり厳しいです。
陸路で行ける島
江須崎島は、陸路で繋がった陸繋島。コンクリートの道が繋がっているため、船に乗る必要は無く、徒歩でらくらく渡れます。神奈川県の江ノ島や愛知県の竹島、福井県の雄島みたいなイメージです。
島へ渡る途中には魚類供養塔が。
サカナさんに感謝しつつ周辺を見ると、しゃくれたサカナ岩を見つけました。
ながれついた”いすのまちのコッシー”の一部も発見!
鳥居をくぐって島の中へと入っていきます。
島全体が神域
江須崎島は周囲約3kmの小さな島。亜熱帯性の原生林が繁っており、まさにジャングルのような雰囲気を作り上げています。幸い整備された遊歩道があるので、徒歩で気軽に散策が可能。
島の中心にあるのは春日神社。この島全域は春日神社の神域なのです。
時刻は夕方ということもあり、人の気配はまったくありません。とても静かな空間です。
豊富な植物
人が暮らしていない江須崎島は、多種多様な植物が生い茂る。江須崎島暖地性植物群落として国の天然記念物にも指定されています。
亜熱帯の植物といえば「ソテツ」。珍しい植物ではありませんが、視界に入るだけで南国感を演出してくれます。ソテツを庭に植えたら寒い冬も少しだけ暖かく錯覚するのではないでしょうか。
こちらは「トベラ」。花は良い香りがするそうですが、枝葉は独特な臭みがあるらしい。そんなに珍しい植物では無さそうです。
「ハカマカズラ」もみつけました。他の木に巻き付いて育つツル植物ですが、葉っぱのカタチが袴(はかま)のようなのでこんな名前が付いています。沖縄では普通に見られるが、本土ではとてもレアらしい。かつてはハカマカズラの大木があったそうでが、今では枯れてしまったようです。
他にも珍しそうな植物がたくさん。
インターネットでいろいろ調べてみたのですが、なんという植物なのか同定することができませんでした。
江須崎島の植物についてまとめたwebサイトやブログ記事はないか探してみたのですが全然見つかりません。ガイドツアーがもしあったなら、ぜひ参加してみたいところです。
40分ほどで運転して次の町、和歌山県随一の観光地白浜町へやってきました!今日の夕飯は海鮮寿司とれとれ市場。
ただでさえ人気の観光地白浜。その中でもかなり人気なご飯スポット。予約不可、待ち時間は80分!
写真の整理でもしてゆっくり待とう、そう思ったのですがわずか10分で案内してもらえました。カウンター席は狙い目です。
マグロやサーモン、そしてさっぱりしたクエやコリコリしたタチウオなどあまり見かけないネタも。最後に奮発して食べた大トロは至福でした。
お風呂は寿司屋さんのすぐ近くのとれとれの湯へ!こちらは23:00までやっているので今日はゆっくりお風呂に入れるぞー!
そのはずが、想像以上の大混雑!
GWなので混雑は想定していたのですが入場規制でお店の外まで続く大行列。
断水が続いた震災時、ついに銭湯が再オープンしたときの大行列を思い出しました。
車中泊の旅をしていると、臨時定休や日帰り利用中止があったりと狙ったお風呂に入れない事件が必ず発生します。
次に行こう!
近くの長生の湯は22:00まで。まだ間に合う!
そのはずが、駐車場が満車で入ることができません。
やばい!最後の希望、牟婁の湯へ。
混雑してましたが入場規制などなく普通に利用できました!良かったー!
内湯1つの銭湯タイプの温泉で、石鹸などはないのでご注意ください。ドライヤーは設置されていないのですが、番台で借りれます。
今晩は道の駅くちくまので車中泊。
紀勢自動車道という無料の高速道路にあるパーキングエリアみたいな道の駅です。
明日は朝イチでアドベンチャーワールドへ向かいます。きっと恐ろしいほど混雑するはずです・・・・。
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