デックス東京ビーチの4階に入る「昭和」が詰まったミュージアム。学校や茶の間、路地やスナックなどが再現されており、レトロな雰囲気を存分に味わうことができます。展示品はほぼ全て触ってOK!レトロカーに乗ったり、ゲームをしたり、パチンコを打ったりして全力で昭和体験ができるスポットです。
レトロがつまった博物館
デックス東京ビーチの4階に広がるのは台場一丁目商店街。昭和30年代をイメージした町並みが再現されており、射的場や駄菓子屋などが並ぶテーマパークのようなストリート。
そんなレトロな空間に2025年4月25日にオープンしたのがお台場レトロミュージアム。昭和の懐かしさがたっぷりと詰まった空間です。運営は岐阜県の「高山昭和館」や大分県の「湯布院昭和館」と同じく、 AMS GROUP。どちらも非常にクオリティの高い昭和スポットなので、とっても楽しみです!
まず、スタッフさんがめっちゃ良いです!!
今回は一度昼に行ったところ混んでたので空いてる時間を尋ねたら「狙い目は夕飯時です」と教えてくれて、夜に再訪したら別のスタッフさんが「今は空いてて凄く良いタイミングですよ!」とテンション高めに教えてくれました!ホスピタリティが高い接客で、「テーマパーク感」を演出してくれます。
バリバリ体感型の展示
最初に目に入るのは薄いブルーの可愛い車。マツダ キャロル デラックスという、1960年代に販売されたクルマとのこと。
この車、自由に乗ることができます!!
触れるのはもちろん、運転席に乗ってハンドル片手に記念撮影もできてしまいます。乗り込んでみたところ、中からドアの開け方がわからなかったのはヒミツです。
ガレージには大きなバイクも停車しています。「台場不亞魅莉」と書かれたやんちゃな仕様。こちらもまたがって撮影が可能ですが、シートの位置が高くてけっこうタイヘンでした…!
「ストリートファイターII」と「ドンキーコング」のアーケードゲームも設置されております。こちらはコイン不要で遊び放題!
昭和のくらしと町並み
再現された食卓には、名前がわからないけど料理に被せるネット。その中にはバターロール、生姜焼き、サンドイッチ、たい焼きが並んでいます。キッチンには現代とは異なるデザインのヤカンやトースターも置かれています。
銭湯も再現されています。タイル張りの湯船に描かれているのは大きな富士山。脱衣所にはあのマッサージ椅子や、座ったまま頭を乾かす通称「おかまドライヤー」も。ラジオからはプロ野球の中継が流れてきました。
スナックにはミラーボールとジュークボックス。ここではカウンターに立って、ママになりきることができます。
スナックの隣にはメイクルーム。アイドル風のレトロな水玉ワンピース、平野ノラ風なバブル服、セーラー服や特攻服まで並んでおり、自由に着てOK!特攻服を纏って先ほどのバイクにまたがるのがおすすめです。
レコード屋には、実際のレコードがびっしり!スタッフさんを呼べば、実際に流してもらえます。
パチンコ店も新装開店オープン!中に入って実際にパチンコを打つこともできます。ここもぜひ特攻服を着て挑みたいところですが、あえての水玉ワンピースも面白そうです。
屋台のラーメン屋もあります。かっぽう着が置かれており、店主になりきり可能。「へい、お待ち!」という掛け声とともに丼を差し出してみてはいかがでしょうか。特攻服のままで挑むと、バイトしている「実は真面目な不良」感が演出できます。
楽しいパーティーゲーム
茶の間には「ワニワニパニック」や「黒ひげ危機一髪」などのパーティーゲームがたくさん置かれています。こちらももちろん自由に遊べます。
んぽちゃむみたいな謎の白いおもちゃ。「ぷかっとブー」と書かれていますが、いったいどうやって遊ぶのでしょうか?
遊び方を調べたところ、スイッチを押すと空気が出てくるので、そこにスチロール玉を浮かせます。プレイヤーは順番に豚の輪っかを積んでいき、崩したプレイヤーが負けというもの。相手が崩してしまうように、あえてアンバランスに積むジェンガ的な楽しみ方ができるゲームでした。
個人的にハマったのがこちら!手元のスイッチを順番に操作して金属のボールをゴールまで運ぶという名称不明なゲーム。立体的な構造がピタゴラスイッチ的な感じでわくわくしてしまいます。いざやってみると、シンプルながらも繊細な操作が求められて夢中になってしまいました!
ノスタルジックな教室
館内の一角には、机が並ぶ教室も再現されています。机に並ぶノート・筆箱・下敷き・そろばん、落書きがたっぷりの黒板など、懐かしく感じるものがたっぷり!
木琴・カスタネット・オルガンも自由に演奏してOK!オルガンは足踏みタイプなので、速い曲を弾くにはちょっとコツが要ります。
ダイアル計算機というものを見つけたのですが、使い方がさっぱりわかりません!
この教室の奥にある扉が、ちょっとわかりにくいのですがそこが現代への出口。それほど大きな施設ではありませんが、写真を撮ったりゲームしたりしていると、あっという間に時間が過ぎていきます。さらっと立ち寄る予定が、1時間半くらい滞在しておりました。
なお、教室のすぐそばにはトイレがあるのですが、ここは少し薄暗い照明でダークな雰囲気。心臓が弱い方は、あまり近付かない方が良いです・・・!!
アクセスと営業情報
・ゆりかもめの「お台場海浜公園駅」から徒歩2分
・りんかい線の「東京テレポート駅」から徒歩5分
開館時間 | 平 日:11:00~20:00 土日祝:11:00~21:00 |
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料金 | 1,300円 |
公式サイト | https://odaiba-retromuseum.tokyo.jp/ |
※掲載の情報は2025年8月時点のものです。最新情報は公式HPにてご確認ください。
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