伊勢志摩エリアの渡鹿野島は、乗船時間わずか3分でアクセスできるカジュアルな離島。いつも通り、まずは簡単な島の紹介、アクセス、渡船場の駐車場情報などから。渡った島の港は、離島らしからぬ風景が広がっていました!
渡鹿野島ってどんな島?
三重県の離島、渡鹿野島(わたかのじま)。面積0.69km²、海岸線長6.0 kmという小さな島で、「答志島」「神島」などとともに志摩諸島に属しております。
様々な歴史を持つ島ですが、とてもここでは書けないような内容なので、気になる方はWikipediaをご覧ください。
現在はそんなイメージも払拭されております。上から見るとハート型なことから、「ハートアイランド」と呼ばれており、恋人の聖地にも指定されているのです。
島へのアクセスと訪島計画
渡鹿野島行きの船は、「渡鹿野渡船場」から。近鉄志摩線の「鵜方」駅からバス or タクシーで20分ほど。バスの本数は少ないため車が無いとちょっとアクセスしづらいです。
船の便数や時刻ですが、常に島と桟橋を行き来しているため時刻表がありません!それもそのはず、島まではわずか3分という目と鼻の距離なのです。
渡船料金は、6:50~20:00までが200円、20:00~22:00までが300円と気にならない金額。安いのはもちろん、早朝から夜遅くまで運行しているのもポイント。時刻表に縛られず、自由に島を楽しむことができるのはとっても魅力的です!
(今回紹介しているのは民間の渡船。これとは別に「志摩市運航船」が別の港から運行しているようですが、時刻の決まった定期船であるようです。)
駐車場を備えた渡船場
今回は四角い安乗埼灯台に行った帰りに、渡船場に寄りました。目の前まで車で行ってしまったのですが、駐車場が見当たらず引き返すことに。渡船場から100mほど離れたところに、「渡鹿野島日帰り駐車場」が設けられており一安心。
道路挟んで向かい側には「福寿草 はいふう はな」と書かれた駐車場も。こちらは渡鹿野島にある宿泊施設専用の駐車場。こちらはチェーンが張られており、宿泊者は備え付けの電話をかけることで開錠される仕組みになっております。
渡船場は小さな待合室と自動販売機、トイレが備わっています。ちょうど対岸から船がやってきたので、ちょっと急ぎ足で桟橋へと向かいます!随時運行とはいえどれくらいのペースなのかわからないので、やっぱり焦りますね。
わずか3分の船旅
こちらが今回載せてもらった船。船首部分からさくっと乗り込みます。乗船券はなく、乗船時に現金手渡しスタイルです。
私の前に乗った人が、「どちらにお泊まり?」と聞かれて答えたら「それは別の船だね」となっておりました。私も同じ質問をきかれたので「日帰りです」と答えたら「日帰りならOK」と載せてくれました。宿ごとの専用船があるのでしょうかね。
今回乗った船以外にも、多数の船が常に島と渡船場を行き来しています。人の往来が多い離島というのが、一目瞭然です!
離島とは思えない港
乗船時間3分は、本当にあっという間。島の港はとっても広々としております。下船場ではホテルのスタッフらしき人が待機しており、同乗していた宿泊の方を案内していました。
驚くべきは、港に立ち並ぶ旅館・ホテル。離島とは思えない光景にびっくりです!
渡鹿野島は宿泊施設が多数あります。昭和の全盛期に比べると数は減っていますが、それでもまだまだ営業中の施設は多数。「観光スポットの多い伊勢志摩をめぐり宿泊は離島で」なんて素敵な旅行プランが脳裏を過ります。
さて、島についたところでどこへ行こう?とりあえず北部にある「渡鹿野園地」や「仏岩」を目指して歩いてみることにしました!
つづく
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