5月末まで続く壮大なイルミネーション『なばなの里』(桑名市)

三重県

国内最大級のイルミネーションが楽しめる、。広い園内には光のトンネルやチャペルなど華やかな世界が広がります。開催期間・営業時間共に長く、名古屋からのアクセスも良好なのでとても利用しやすいスポットです。

2020/11/23(月)

国内有数のイルミネーション

なばなの里は三重県桑名市にある植物園。春はチューリップ、秋はコスモスなど季節に合わせた花畑が楽しめるフラワースポット。・・・なのですが、冬季に開催されるイルミネーションがとにかく有名!

東海地方でも最大規模、日本全体で見ても長崎ハウステンボスに次ぐボリュームを誇り植物園としての姿よりもこちらの方が知名度が高いくらい。

イルミネーションはナイアガラの滝やスイスアルプスといった世界の絶景、熊本への復興の思いを込めた熊本城など、毎年異なるテーマで開催されています。2020年はコチラの「奇跡の大樹」。

なばなの里のイルミネーションは、何より期間が長いのがポイント。実に7ヶ月というロングピリオドで開催されています。「イルミネーション=寒い」というイメージがありますが、ここならば寒くない季節に鑑賞することも可能です。

キラキラな光の世界

広い園内は順路に添って次々とイルミネーションスポットが現れます。シンボルツリーであるツインツリーも幻想的にライトアップ。

黄色い花のライトが無数に取り付けられた光のトンネル。眩しいイルミネーションに目が眩みます。人気の撮影スポットなので入口付近は混雑しますが、奥に進むとけっこうゆったりしています。記念撮影するなら、中盤あたりがおすすめです。

光り輝くチャペルは、赤、青、黄、と徐々に色が変わっていきます。その前にはキラキラと上品に点滅する光の大河が造られています。また、教会の目の前にはハートのフォトスポットもあり、カップルの撮影スポットとして人気です。

キラキラに輝く空飛ぶ円盤。地上45mの高さまで上昇し、光り輝く園内を一望できます。もともとはナガシマスパーランドにあったアトラクションですが、2005年に移設されました。(※乗るには別途500円が必要です。)

幻想的な奇跡の大樹

今回のメイン作品は、こちらの「奇跡の大樹」。巨大スクリーンとイルミネーションの海の中に立つ巨大な木は、サクラのピンク、新緑のグリーン、紅葉のイエロー&レッドと様々なカラーに変化していきます。壮大なBGMも雰囲気を盛り上げる。

スクリーンはシャチやマンタなど様々な生き物が泳ぎまわる海中映像、さらには宇宙空間や天空の映像なども流れます。木=地上という固定概念を覆す発想は、とってもファンタジック。プロジェクションマッピングかと思いきや、全て電球を使って表現しているのもポイントです。

この奇跡の大樹は観覧スペースがいくつもあります。様々な角度から見ることができるので、混雑回避が非常に容易な点も嬉しい。

秋ならではの花景色

輝くイルミネーションの影に隠れがちですが、夜の訪問でも花が楽しめるのもなばなの里ならではのポイント。11月下旬に訪問したところ、紅葉ライトアップも楽しめました。水面に反射する様子が美しい!これだけでも、普通の紅葉ライトアップスポットよりハイレベル。

さらにコスモス畑もライトアップ。真っ暗な夜をバックに咲く様子もかわいらしい。サクラやウメのライトアップはポピュラーですが、コスモスのライトアップはとってもレア。

こちらはランタナの花壇。様々な色の花があることでもお馴染みのランタナですが、ここでは赤系の色で統一されています。奥には、赤い葉をつけたコリウスも並びます。

大きな花をつけたダリア。黄色、オレンジ、白など様々な色があり、花の形もバリエーション豊。見応え充分です。

他にも、2~3月はしだれ梅や桜、3~4月はチューリップなど、季節に合わせて様々な植物が楽しめます。

豪華ラインナップのレストラン

このなばなの里の入場券には、1,000円分の金券が付属しています。お土産などでも利用できますが、園内のレストランでも利用可能。夕食も済ませるつもりで訪れると、無理なく使うことができます。

<なばなの里のレストラン>
・イタリアンレストラン麦
・長島ビール園
・とんかつ かつまる
・ベーカリーレストラン・マルセイユ
・麺料理芭蕉庵
・中国料理 桃仙
・日本料理 翡翠

飲食店は全部で7つありますが、なんともバリエーション豊富なラインナップ。これだけ揃っていると、誰と来ても大丈夫ですね!

旅行の中での訪問なのでせっかくならご当地感あるものが食べたい・・・。そんな方には、芭蕉庵の「きしめん」、長島ビール園の「とんてき」「松阪牛トモバラ炒め」「牛どて煮丼」あたりがおすすめです!

こちらは長島ビール園のとんてき。甘口のタレとコショウで味付けされたポークステーキはとっても美味!お値段は1,100円なのでクーポン利用にぴったりですが、ライスは別途300円かかります。

アクセスと営業情報

所在地は三重県ですが、愛知県とのほぼ県境なので名古屋からもアクセス良好。電車・車どちらも30分ほどで向かうことができます。

電車の場合は近鉄長島駅からバスで10分ほど。車の場合は長島ICから15分ほど。駐車場は無料です。

期間:2020年10月24日(土)〜2021年5月31日(日)
営業時間:10:00~21:00 ※1,2月以外の土日祝や特定日は22:00まで延長
休園日:年中無休
料金:2,300円 ※1,000円分の金券含む
公式サイト:https://www.nagashima-onsen.co.jp/nabana/illumination/index.html

前述の通り、入場券には1,000円分の金券が付きます。レストランの食事、おみやげ、有料のベゴニアガーデンなどで利用可能です!

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