与論島 Part 3 干潮時に出現する幻の砂浜『百合ヶ浜』(与論町/奄美群島)

与論島

条件がそろったときにだけ海中から姿を現す砂浜「百合ヶ浜(ゆりがはま)」。多数のショップがボートツアーを開催しており、気軽に向かうことができます。ただし、出現期間やタイミングはそれなりにシビア。事前に確認しておくのがおすすめです。

訪問日:2024/9/21(土) ※掲載の写真・情報は訪問時のものです

タイミングが超重要

与論島の観光名所、百合ヶ浜。干潮時に姿を現す砂浜であり、その楽園のような光景目当てに島に訪れる人も多い人気観光スポットです。

この百合ヶ浜、いつでも見られるわけではありません!!

干潮時という条件に加えて、4〜9月くらいまでという期間の制限もあります。

タイミングがシビアなので、与論島に行ってもまったく見れないなんて可能性も。島へ行く旅行計画の段階で確認しておくのがおすすめ。「与論島観光ガイド」というサイトには出現カレンダーが掲載されています。「◎」「◯」「△」という出現予測に加えて、干潮時間も見ることができてとっても便利です!

百合ヶ浜(ゆりがはま)の情報、行き方・出現カレンダー | 【公式】ヨロン島観光ガイド
絶景!幻の浜と呼ばれる与論島の「百合ヶ浜(ゆりがはま)」の魅力のご紹介と出現カレンダー、行き方、ツアーをご紹介いたします。与論島の大金久海岸の沖合い約1.5kmにぽっかり浮かぶ百合ヶ浜。干潮時だけに姿を現す真っ白な砂浜で、「年齢の数だけ星砂を拾えば幸せになれる」という伝説があります。

ちなみに今回の2024年9月21日は前日まで△が続いた日の翌日。ぎりぎり出現するかも、という感じです。

ツアーは開催時間あり

多数のショップがボートを運航しています。今回、最初は「シーマンズクラブ」にて予約していたのですが、こちらは干潮時間に合わせており基本的に1日1便催行。

当初の計画がいろいろ代わり、与論島に着くのが13:40。この日のボート出港時刻は14:00なので間に合わないのでは・・・?

電話でシーマンズクラブに尋ねてみると、やはり時間的に厳しく、他の予約もあるためずらすのも難しいそう。その代わり、「トメクルーズ」「マリン5」なら随時運航なので参加できるかも、と耳寄り情報を教えてくれました!この優しさが与論島ならでは。

ということで、マリン5に電話してみたところ、「その日は16:00くらいまでに来てくれればいいよ」と教えてくれました。ということで、そのまま予約しました。

このあといろいろあって島への到着時間が変更となったりもしましたが、それはまた別のお話。

乗船は大金久海岸

さて、与論島に到着したところで、港で借りたレンタルバイクに跨り大金久海岸にやってきました!

多数のショップが集まっており「百合ヶ浜ツアーどうですか?」と声かけてくれるショップも。予約してなくても全然行けそうな雰囲気でした。

こちらが今回利用したマリン5。砂浜の小屋が受付です。優しくて気さくなおじさんが待機してます。

一応電話で予約していたのですが、細かい確認は特になし。たぶん、予約してるかどうかはあんまり気にしてない気がします。

料金は1人3,300円。支払いは現金だけでなく、まさかのペイペイも対応してました!

干潮まで少し時間があったので待機。私はオーシャンズマーケットで買ったおにぎりを食べて待っていました。ちなみに、荷物や着替えはテントに置いていっても大丈夫です。

百合ヶ浜へ向けて出発

しばらくすると、おじさんから「よし、そろそろ行こう!」と呼びかけが。

こちらが今回乗せてもらった船。他にもいくつか船があるようで、客数に合わせてフレキシブルに対応してるみたいです。

船から見る与論島の海。水の色が鮮やか過ぎてたまりません!!

途中、何もない所で船は停止。まだ百合ヶ浜では無さそうですが、何だろう?そう思っていると「そこにカメがいるよ〜」とウミガメを見つけてくれました!

このあたりでシュノーケルしている人を何人か船に引き上げ。そしてそのまま百合ヶ浜へと向かっていきます。シュノーケルしてた人はツアー参加者なのか、海上で拾う約束をしていたのかとっても気になります。

クリアな海中の砂浜

そんな寄り道も挟みつつ進んでいく船。ビーチから10分ほどで、多数の船が集まるポイントが見えてきます。ここが百合ヶ浜ポイントです。

さあ百合ヶ浜に到着!みんな船から降りていきます。干潮ちょうどの時間ですが深さは80cmくらい。

ラッシュガード(水着)を着てきているので、そのまま海へ。私はうっかりポケットに財布を入れてきてしまったのですが、船長のおじさんが預かっててくれました。

持ってきたゴーグルで水中を覗いてみます!サカナはいないけど、水はめっちゃキレイ。波によってできた砂の模様が美しいです。

海上に目を移すと、たくさんの人が沖で立っているという不思議な景色。ちょっと異様な光景ですね。

しばらく水遊びしたり、写真を撮ったり。そろそろ飽きたかな、というタイミングで船長のおじさんから「そろそろ帰るよ〜」との呼び声。百合ヶ浜での滞在時間は20分弱でした。

帰りはまっすぐ砂浜へと帰ります。出発から元の場所に戻ってくるまでの所要時間は40分ほど。

そういえば、百合ヶ浜って砂浜が浮き上がってるんじゃなかったでしたっけ!?おじさんのトークが面白かったり、ウミガメが見れたり、海がキレイすぎたりしたので、砂浜が海中から出ているかはもはやどうでもよくなっていました。

写真で見るような光景は結局見れてませんが、楽しかったので結果オーライです!!

コメント

  1. […] […]

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