モール内に入るミニチュアテーマパーク。デジタルアートやミニチュア・アバター作成なども楽しむことができ、ちょっとした沖縄らしさも備えています。完全屋内型のテーマパークなので、悪天候時にもおすすめです。
屋内型のテーマパーク
那覇空港の南に位置するショッピングモール、イーアス沖縄豊崎。DMMかりゆし水族館の上にあるのがリトルユニバース。東京有明の「スモールワールズ」が沖縄展開したミニチュアテーマパークです。
最初はガイダンス映像からスタート。薄暗い中で見る幻想的な映像で、引き込まれます。
続いてミステリアスな∞トンネル。徐々に天井が低くなっていくという、ちょっと不思議な空間です。
トンネルの先に広がるのはかがみのこみち。合わせ鏡が張りめぐらされた空間には、鮮やかなネオンのオブジェ。記念撮影にぴったりです。
琉球王朝を感じるミニチュア
最初に登場するミニチュアワールドは首里城。首里や那覇を再現した1/80の世界が広がります。
こちらは現代の姿ではなく、「首里那覇泊全景図」などの屏風画を参考に作成された琉球王朝時代の姿。ミニチュアでみると、首里城が少し歪んだような構造をしているのがよくわかります。
海上に橋が伸びてその先にグスクのような石垣の構造物。なんだかわくわくしてきました。
再現されたアニメの世界
続いて登場するのは、エヴァンゲリオン初号機。格納庫から射出されるというアクションもあります。
2021年3月公開の映画「シン・エヴァンゲリオン劇場版」に登場する「第3村」も再現されています。じっくり見ていると、メインキャラクターたちのミニチュアも。
キラキラと輝くKALEID SCOPEというエリア。明記されていませんが、「美少女戦士セーラームーン」における未来の地球・クリスタル・トーキョーのような風景です。
レトロな昭和のまち
こちらは、1980年代を再現したレトロ東京エリア。BGMも昭和の歌謡曲で雰囲気抜群です。
屋根が開いたり、建物の中が覗ける仕掛けも。オフィスビルの一角を見て見ると、デスクに置かれた大きなディスプレイの前でカタカタカタというタイピングの音が響き渡る。夜なのに働き続ける姿は、企業戦士感ありますね。
釣り人が集まる沼。その中には巨大なガマガエルが!!非現実的な要素もあって、見れば見るほどいろいろな発見があります。
めくるめくデジタルアート
最後に登場するのがRYU-KYU Universe。360°スクリーンにデジタルアートが映し出されるファンタジックなシアターです。
ここでは、2本のデジタルコンテンツが随時上映されています。今回見た「ミーグスイ・オキナワ」は、首里城、首里金城町石畳道、国際通り、奥海岸やんばるの海など、 沖縄を代表する風景が次々映し出される作品。沖縄の風景に没入することができる、イマーシブな映像作品でした。
フィギュアとアバター作成
ここならではの体験としてユニークなのがフィギュア作成。3Dスキャナーで全身を3D撮影して、自分のミニチュアフィギュアを作成してもらえるのです!
料金はサイズによって異なり、1/80が2,500円、1/35が4,000円、1/24が8,500円。琉球衣装のレンタルもあります。
東京のスモールワールズにも無いオリジナルな体験がリアルアバター作成。フィギュア同様に3Dスキャナーで撮影、自分そのもののアバターができあがります。専用アプリ「AVATAVI」のカメラで周囲を写すと、その景色の中に登場させることができるのです。
カメラ内のアバターサイズは自由に変更可能。さらに走らせたり躍らせたりすることもできます。左下にいるのが私のアバターですが、恥ずかしすぎるので小さくしてます。
リトルユニバースのミニチュア世界の中に自分を溶け込ませるのはもちろん、外の世界でも利用可能!サンゴ礁の海に自分を浮かべたり、美ら海水族館でジンベエザメにのせたり、万座毛の先端に立たせたり、いろいろと楽しむことができます。
沖縄旅行の最初に立ち寄ってアバターを作れば、その後のスケジュールがめっちゃ楽しくなりそうですね。
気になる料金ですが、アバター作成は1,500円。今回はたまたまキャンペーンを開催しており、500円で作ることができました。入場券とアバター作成がセットになったキャンペーンチケットも見かけましたので、公式HPにてご確認ください。
アクセスと営業情報
那覇空港からバスが出ています。「ウミカジライナー」なら約35分、「空港あしびなー線」なら約20分。
開館時間 | 平 日:11:00~20:00 土日祝:10:00~20:00 |
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休館日 | 年中無休 |
料金 | 2,800円 |
公式サイト | https://www.little-universe.com/ |
※掲載の情報は2024年9月時点のものです。最新情報は公式HPにてご確認ください。
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