浦戸諸島 Part 1 最初は桂島からスタート (塩釜市)

宮城県

松島湾に浮かぶ浦戸諸島。そのうち4つの有人島は、定期船で渡ることができます。目立つ観光スポットはありませんが、歩いてのんびり散策するのに最適な島々。まずは一番手前の桂島から散策開始です!

2018/9/15(土)

浦戸諸島とは

いきなりですが浦戸諸島ってご存知でしょうか?

宮城県松島の多島美を形成する島々の一部のことで、桂島(かつらしま)、野々島(ののしま)、寒風沢島(さぶさわしま)、朴島(ほおじま)の4つの有人島と無数の無人島があります。


有名なスポットなどはこれといって無いため、ちょっと地味な印象の島々。宮城県は何度も行っていますが、11月に池袋で開催される島フェス、アイランダーに行くまで存在すら知りませんでした。

浦戸諸島のめぐり方

浦戸諸島の4つの有人島へは、塩釜の港、マリンゲート塩釜から市営汽船が運行しています。時期によりますが、1日6~7往復くらい。

そして、それぞれの離島間は無料渡船があります。時刻は決まっておらず、電話すれば迎えにきてくれるという、とってもありがたい仕様となっています。
つまり、行きと帰りの市営汽船の時刻だけ確認しておけば、あとは時刻表に縛られない自由な島めぐりが楽しめるのです。

さらに、4つの島は全て徒歩でまわれるくらいの大きさ。のんびりとのどかな離島を散策するのにぴったりです。

注意しなくてはいけないのは、浦戸諸島に飲食店などはありません。食事が必要な場合は、基本的に持参するしかないのです。ただし自販機やトイレは各島の港にあります。

【所要時間目安】
塩釜港から4島めぐって5時間~6時間くらい
【おすすめの持ち物】
・歩きなれた靴
・飲み物、食料

玄関口のマリンゲート塩釜

浦戸諸島への玄関口、マリンゲート塩釜へやってきました。駐車場は1時間毎に100円。

お弁当とか売っていたら買っていこうかなと思ったのですが、それっぽいものは見当たらず。
レストランやお土産屋さん、売店などは入っているのですが、おにぎりやお弁当は売っていないようです。港へ来る前に別の場所で用意するのが良さそうです。

ここは松島行きの遊覧船の発着所でもあります。そちらへ向かう大勢の人を横目に、浦戸諸島行きの塩釜市営汽船へ。一番手前の桂島までは約20分。お値段は500円ととってもリーズナブルです。

お土産屋さんでかったカマボコ食べます。

スタートは桂島から

塩釜から一番近い最初の島、桂島(かつらしま)につきました!屋内の待合所があるだけのシンプルな港です。

人口は約170人と、浦戸諸島で最も人が多い島です。
横長な地形の桂島は東西に2つ集落があり、港も東西それぞれにあります。とりあえず島を縦断してもう1つの港である石浜港まで行ってみることにします。

島内横断コース

集落の間の坂道を登っていくと、桂島海水浴場が見えてきました。離島の海水浴場って、きっと水がめっちゃキレイなのでしょう。

こちらは、ただいま絶賛工事中。浜辺にはなぜかカキの貝殻がたくさん散らばっていました。

そのまま石浜港を目指して進んでいくと、キバナコスモスのベンチを見つけました。この辺りには菜の花畑があるので、春に来れば黄色い花を見ることができるはずです。

ナノハナは咲いていませんが、代わりにかわいい花を付けているシュウカイドウを発見。

12時になると、島内放送で音楽が流れてきました。聴いたことのある憂いを帯びたメロディ。

ミーレード シーラーソー
ラードシドーラ
ソラソーミー

この曲なんだっけ?検索してみたところ、ポールモーリアの「恋は水色」でした。曇り空によく似合う音楽です。

石浜港から野々島へ

石浜の集落に付きました。ここには、浦戸諸島で唯一の郵便局があります。以前トカラ列島で知り合った「局巡り」をしていた方々は、ここにも来ているのでしょうか。

このあたりはネコがたくさん。人に慣れているのか、近づいても逃げません。

もう1つの港、石浜港につきました!ここから野々島へ無料渡船を利用することができます。港に記されていた電話番号に架けてみると、『はーい、今から迎えに行きまーす』と快い返事が。

ちなみに石浜港のトイレは意外にも土足禁止のきれいなおトイレでした。

しばらくすると船がやってきました!次の島、野々島へと向かいます。

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