徳之島からフェリーで奄美大島へ。徳之島名物のウシの積み下ろしを見学したら、約3時間30分の船旅のはじまりです。船旅もすっかり慣れたかと思いきや、忘れていた恐怖が甦りました・・・!
亀徳新港から乗るマリックス
いろいろとめぐった徳之島。レンタカーを港の第一駐車場にて返却したら、亀徳新港の待合所へ。
今回乗船するのはこちら。
17:00亀徳新港(徳之島)ー20:30名瀬港
今回の旅は臨時便の影響でずっとマルエーフェリーでしたが、ここにきて初のマリックスライン。スマートフェリーにてWEB予約していたので、クレジットカードにて支払い済。乗船票だけ記入したら、ささっと発券してもらえます。
定刻より少し早めに入港してくるクイーンコーラル。大きく旋回して方向転換、港へ着岸します。
待合所に座って待っていた人々も、少しずつ乗船口へ移動開始。那覇から出発したフェリーは、与論島や沖永良部島で多くの人を降ろしてくるので、ここまでくると空席多数。みんなそれを知っているのか、席をとるために急ぐ人もいません。
徳之島名物のウシ運び
船が着くとすぐにフォークリフトたちの出番。通常は中身のわからないコンテナをひたすら運搬しているのですが、ここ徳之島では少し変わった積荷の運搬をみることができます。それがこちら。
コンテナに混じって、檻に入ったウシを持ち上げています!
徳之島の名物といえばウシの積み下ろし。ウシたちは、クレーンで船首部分に積まれていきます。
フォークリフトの細いフォーク部分でコンテナの上に登った2人の作業員は、ささっとクレーンのフックをコンテナに取り付け、再びフォークリフトに乗っかり次のコンテナへ移動していきます。一連の作業があざやかすぎてずっと見ていられます。
なお、乗船後に客室の窓を開けると目の前がウシの檻でした!ちらちら目が合うのが気になります。
豪華な船内の設備
船内には売店があります。おにぎり、飲み物、お菓子、カップ麺、ちょっとした日用品、そしてクイーンコーラルグッズの販売も。
自販機には、お酒、ソフトドリンク、お菓子などがそろう。カップ麺は、やっぱりカップスターの醤油味のみです。数年前に乗船したときと変わらないラインナップにちょっと安心感も。
このクイーンコーラルプラスはシャワーでなく、展望浴室があります。沖縄航路は4艘のフェリーが運航していますが、大浴場があるのはこの船だけであるそう。利用時間は6:00〜21:30(名瀬新港出港後まで)とかなり長いので、ゆったりとお風呂で過ごすのもありです。
船内にはコワーキングスペースも。以前乗船したときは無かったはずですが、どうやらゲームコーナーだったスペースがリニューアルされたようです。
特定の時間になると営業するレストラン。夕食は17:00〜17:30なので、徳之島から乗船するとすぐに夕食タイムです。メニューは黒豚とんかつ定食、チキン南蛮定食、鶏飯などちょっぴりご同地感あるものも。
恐怖の船酔い
約3時間30分の航海、何して過ごそう?とりあえず向かった屋上のデッキは、海風が吹き抜ける心地よい場所。緊急時のヘリポートもあります。
奄美大島についてから夕飯を食べる予定なのでレストランに行くでもなく、徳之島の振り返り&奄美大島でのプラン再確認をして過ごそう。そう考えていたのですが、盛大に船酔いしました!!
派手な横揺れが続き、すっかりダウン。ここ数年、船に乗っても酔うことがなかったのですっかり油断していました。揺れ続ける船、そのたびに増していく苦しさ。船酔いってこんなに辛かったでしたっけ?
酔い止め薬飲んだのですが、喉にはりついてしまったようでなかなか効果を発揮せず。苦しみながらスマホで対策を調べていると「船酔いには炭酸が効く」という情報を発見!ジンジャエールを飲んだところ、炭酸のおかげか、喉に居続けた酔い止め薬が流れたかで少しずつ楽に。あぶなかったです。
夜の奄美大島・名瀬港
20:30から10分遅れて20:40に奄美大島の名瀬港に到着。あたりはすっかり真っ暗です。
タラップが繋がり、ターミナルビルの二階で下船。ほとんどの人が降りるため、少々混雑。下船できたのは20:50頃でした。
巨大なクイーンコーラルプラスは、暗闇の中で光り輝く。ありがとうね。
ということで、数年ぶりの訪問となる奄美大島!わくわくしてきましたが天候はあいにくの雨。本日の宿であるホテルサンデイズ奄美は港の待合室から徒歩10分ほど。バックパックにレインカバーを装着したら、折り畳み傘を片手に歩いていきます。港の近くのホテルにしておいて本当に良かったです!
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