山里のスリルと悲しいストーリー『すきむらんど大つり橋』と栗もなか(小林市)

宮崎県

宮崎県小林市にあるレジャー施設「すきむらんど」には大きな橋があります。ダム湖に架かる橋はなかなかスリリング。橋の上から見える須木の滝には悲しいお話が伝わっておりました。

訪問日:2018/5/13(日) ※掲載の写真・情報は訪問時のものです
大つり橋のある「すきむらんど」は2022年にリニューアルオープン!「遊ぶ。食べる。ととのう。」をコンセプトにしたレジャースポットに生まれ変わりました。掲載の写真よりもパワーアップしている可能性があること、ご了承ください。

まずは展望台から

すきむらんど、それは宮崎県小林市の須木(すき)にある、温泉や食事処、キャンプ場などが併設された山里の複合施設。私がここに来た目的は大つり橋!

駐車場からすぐにオレンジ色の主塔部分が見えてきました。この少し手前、右側には「展望台」と書かれた道があります。先に吊り橋の全貌や渡った先を把握しておくと、その後の散策がスムーズだったりすることも。まずは展望台へ行ってみることにしました。

木が茂っており、ほとんど見えません!!5月の訪問であったためか、植物が元気過ぎました。

吊り橋はあまり見えませんでしたが、滝があるのを見つけました!生い茂る木々のおかげで、密林の中に隠れた滝って感じがしますね。

大つり橋を渡る

さあ、気を取り直して吊り橋を渡ります!通行料は片道・往復ともに200円。料金箱に入れるタイプなので、小銭の用意をお忘れなく。

吊り橋の長さは155m、高さは30.5m。吊り橋と呼んでいますが、正確には「斜張橋」というタイプの橋。

眼下に広がるのは、綾南ダムによってできあがったダム湖である小野湖が広がっています。すっかり晴れた空の下、心地よい風が吹き抜けます。

須木の滝の悲話

橋の真ん中からは、先ほど見えた滝がより近くに。こちらの滝は須木の滝。落差41メートルの立派な滝です。

吊り橋を渡った先にある案内板によると、この滝には悲しいお話があるそうです。要約してみると、このようなストーリーでした。

かつて、この地に木こりの夫婦がいました。二人のあいだには一人娘がおり、とても可愛がっていたそうです。
しかし、母親は病気で亡くなってしまい、父と幼い娘だけになってしまいます。生活は苦しく、父は新しく嫁をとることを決意。こうして新しい嫁が嫁いできましたが、この嫁にとって娘は邪魔な存在。何かにつけてきつくあたっていました。父は早朝から仕事へ出ているため、娘は父を全く頼ることができなかったそうです。

ある日、嫁と娘はここ須木の滝へやってきました。この日の嫁は、娘にとても優しく接しました。娘は嬉しくなって、自分の帯と嫁の帯を結んだりほどいたりして遊んでいました。すると、いきなり嫁は、娘を渾身の力で滝壺へ突き落としました!優しく振舞っていたのは、娘を油断させるための演技だったのです。娘は真っ逆さまに滝壺へ落下してしまいます。

嫁は目的を達成したかに見えたのですが、実はそのとき、ちょうど二人の帯は結ばれていた状態。娘に引きずられるように、嫁も一緒に滝壺へと落ちてしまいました。それ以来、この須木の滝は、「ままこ滝」とも呼ばれるようになりました。

こういった伝説、いわゆる主役(娘)だけ悲しい死をとげるパターンが多いですが、悪役(嫁)も一緒に亡くなってしまうというのははじめて見ました。

基本的に哀れなストーリーですが、嫁も一緒に落ちる所はわずかにすっきり要素も。娘がまだ幼く無邪気な存在なので、ちょっとだけ感情移入しづらさもあります。「もし娘は嫁の行いを予測しており、意図的に帯を結んでいたら・・・」なんて考えると、少し見え方が変わってきますね。

そして、父親の存在が空気過ぎます!!仕事のし過ぎは大事なものが見えなくなってしまう、という教訓が隠れていたりするのかもしれませんね。

名産の栗アピール

駐車場側には売店があるのですが、栗アピールがすごい!ここ須木は栗が名物。「須木栗」と呼ばれ、大粒で甘みが強いのが特徴です。

期間限定で「アイス栗もなか」も販売しております。すきむらんど特製、そして「食べちクリ」の一言に負けて買ってみました。さっぱりとした甘さで、暑い季節に食べるととっても美味しいです。

こちらは「くり坊」。かわいらしいキャラですが、この名前をきくとどうしても雑魚キャラに感じてしまいますね。

アクセスと営業情報

宮崎自動車道の小林ICより約30分。

営業時間 10:00~17:00 ※土日祝は18:00まで
料金 200円
公式サイト https://sukimuland.com/

※掲載の情報は2023年10月時点のものです。最新情報は公式HPにてご確認ください。

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