沖縄グルメはある程度おさえた方におすすめなのが魚のバター焼き。観光客にはあまり知られていませんが、沖縄ではポピュラーなメニューであるようです。今回は恩納村にある「島」というお店に立ち寄り、挑戦してみることにしました。
沖縄グルメ・魚のバター焼き
知る人ぞ知る沖縄グルメ、魚のバター焼き。関東ではまず見かけない調理法は、脂が少なく淡白なことが多い沖縄のサカナにぴったり。沖縄グルメとしての知名度はそれほどありませんが、沖縄では一般的な調理法であるそう。
そんなわけで多くの食堂で見ることができますが、今回訪問したのは恩納村にある海鮮料理店 島。
万座毛や真栄田岬から近く、国道58号線からも脇道に進んですぐ。立ち寄りやすいロケーションです。
店内はテーブル・座敷席が合わせて14席ほど。優しいおかみさんが案内してくれました。
オープンプライスなメニュー
さて、メニューを開くと大きく記されている魚のバター焼き。やっぱりメインメニューなのですねー!
と思ったのですが、こちらなんと時価。サカナの大きさや種類によって値段が変わるそうです。
めっちゃ大きなサカナだったらどうしよう・・・!メニューを見ていると、魚のバター焼き、刺身、もずくがセットになった「島定食」ならば定額料金。小は1,540円、中は1,890円とのこと。
クチコミを見ると小でも充分との記載があったので、島定食(小)にしてみることにしました。
風味たっぷりな焼き魚
香ばしいかおりを纏って、魚のバター焼きがやってきました!
気になるお味ですが、ふんわりした白身にバターの風味が香る、絶品の焼き魚!バターがたっぷり染み込んでおり濃厚な風味。
味付けそのもはけっこうあっさり。おかずや肴にするならば少し塩を追加で振っても良さそうな感じでした。
さばのみりん干しにバターをのせるのはよくやるのですが、白身魚をバターで焼くという発想はなかったです!今度、自宅でも挑戦したくなるメニューでした。
気になる魚の種類
ところで、これはなんていうサカナでしょうか?
スタッフさんに尋ねてみたら「たまん」というサカナとのこと。「???」という顔をしていると、「あ!ハマフエフキのことですよ!」と、お魚ポスターを指差して教えてくれました。
こちらが、「たまん」こと「ハマフエフキ」。近海の岩礁や沿岸部に生息するサカナで、大きいものでは90cmにも達するそうです。
(なお、沖縄の人はバター焼きを食べる際に、魚の種類はあまり気にしていないというウワサも・・・!)
今回は魚のバター焼きだけを食べましたが、ハリセンボンを使った「アバサー汁」や、コウイカのことを指す「クブシミ味噌炒め」などあまり見かけないようなメニューもあります。大人数で来たら、いろいろ楽しめそうです。
帰り際、気になったのは入り口の生け簀。なんとオニダルマオコゼが泳いでいます。猛毒を持つサカナとして知られていますが、食べられるのでしょうか・・・?
アクセスと営業情報
那覇空港からは沖縄自動車道経由で約45分。万座毛からは約15分ほど。
営業時間 | 11:00~21:00 |
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定休日 | 火、水曜 |
※掲載の情報は2024年10月時点のものです。最新情報は公式HPにてご確認ください。
すぐ傍には、沖縄感あふれるシーサイドドライブインがあります。食後のスノーラグーンアイスクリームや、ドリンクもおすすめです。
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