凍結した湖の上に立ち並ぶのは氷でできた家!それぞれバーであったり露天風呂であったり宿泊施設であったりと、様々な機能を備えています。美しい氷の世界が体験できる、冬の北海道ならではのイベントです。
冬限定のイベント
帯広から北へ車で1時間強、やってきたのは然別湖(しかりべつこ)。火山活動により川がせき止められてできた湖であり、周囲を山に囲まれているため冷気が溜まりやすく、厳冬期にはマイナス30℃になることも。そんなわけで、冬場は凍結します!
そんな湖の上に冬季限定で開かれるのが「しかりべつ湖コタン」。2025年の開催期間は1月25日(土)~3月16日(日)の約2ヶ月。1月〜2月は9:00〜20:00、3月は9:00〜18:00と、他のスポットに比べると遅い時間までオープンしています。ということで、日中に帯広市内の観光スポットをめぐった後、18:00頃に訪れました!
入場には協賛金500円が必要。こちらはシーズンパスでもあるため、一度もらってしまえば、何度でも入れるそうです。また、直ぐ側にあるホテル「然別湖畔温泉ホテル風水」の日帰り入浴も半額に。冷えてしまったら、ひとっ風呂浴びて帰るのも良さそうです。
立ち並ぶイグルー
コタンに立つのは、雪のブロックを積み上げたイグルー。湖から切り出した氷を使ってつくられているそうです。
内部はフォトスポットであったり、「ジオ・イグルー」と呼ばれる展示スペースだったり。
イグルーのひとつは、「アイスロッジ」と呼ばれる宿泊施設でもあるそう。こんな氷の家に泊まって眠れるのかと思ったのですが、断熱ベッドに寝袋で泊まるため意外と暖かいとのこと。予約は「然別湖畔温泉ホテル風水」で行っており、食事はホテルのレストラン、さらにホテルの部屋も付くのでもし寒くなったら部屋に避難もできるそう。ただし1日1組限定なので、予約はかなり取りにくそうです。
神秘的なアイスバー
入口そばにあるこちらはアイスバー。店内では、アルコール、ノンアルコールドリンクやグッズを販売しています。
氷でできたバーカウンターや、お酒の瓶が並ぶフォトスポットも。神秘的な雰囲気です。
座席も氷でできています。座布団があるので、案外冷たくなさそう。
ドリンクは、写真映えばっちりな氷のカップでも注文できます!この寒さの中でコールドドリンクを飲み切る自信がなかったので、たまたま注文していたお兄さんに頼んで写真撮らせてもらいました。
氷上露天風呂
なんと、このしかりべつ湖コタンには露天風呂があります!受付はありますが、料金はかかりません。
こちらが脱衣所。木の棚があり、一角にはカーテンが付いた更衣室も。
脱衣所の先、階段を上ると湯舟があります。お湯の温度は、すぐに入れる&ぬるすぎない丁度良い具合。ただし照明はないので真っ暗です!!
基本的には混浴であるため水着の着用、またはバスタオルを巻いた状態での入浴も可能とのこと。ただし、水着やバスタオルが必須というわけではないので、見られるだけでなく見てしまう可能性があるのはご注意を。
ちなみに1~2月は男女別の専用時間もあり、以下の通り。いずれも日が暮れてからのタイミングです。
女性専用:18:30~20:00
防寒具を全部脱いで入浴するのは少々しんどい、なんて方は、すぐ隣に足湯があります。こちらは受付などはなく自由に利用できるタイプ。湯加減も同じくらいです。
ひと通り回ったところで、時刻は19:00。半額になるホテル風水の日帰り入浴も気になりますが、これから釧路まで帰ることを考えると早めに帰路についておきたいところ。
ということで、2時間15分ほどかけてラスティングホテルまで帰ってきました。明日は旅行最終日!釧路でタンチョウを見に行く予定です!
アクセスと営業情報
帯広駅から車で1時間30分、帯広空港から車で2時間30分。
開園時間 | 1/25~2/28:9:00~20:00 3/1~3/16:9:00~18:00 |
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料金 | シーズンパス:500円 |
公式サイト | https://kotan.jp/ |
※掲載の情報は2025年1月時点のものです。最新情報は公式HPにてご確認ください。
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