巨大なハト時計と気軽に楽しめる地元の味『道の駅おんねゆ温泉』(北見市)

道東

北見市、留辺蘂(るべしべ)町にある道の駅おんねゆ温泉。日本一の生産量を誇るタマネギの直売や名物グルメに加えて、巨大なハト時計などの見どころがたっぷり詰まっています。

訪問日:2023/9/30(土) ※掲載の写真・情報は訪問時のものです

国道39号線上の道の駅

旭川と網走をつなぐ国道39号線。2002年に旭川紋別道という高規格幹線道路が完成してからは交通量が減少しましたが、道東エリアでは主要な道路の一つです。

そんな国道上に位置する道の駅おんねゆ温泉。北見駅からは約45分ほどでアクセスできます。層雲峡を越えて旭川⇔北見・網走の区間でドライブする際の立ち寄りにもぴったりな場所です。

シンボルタワー果夢林

まず目を引くのは、敷地内にそびえる大きな時計塔。高さ20mのシンボルタワーで、「果夢林(かむりん)」という名が付けられています。

この時計塔、毎時00分になるとからくり人形たちが登場して5分ほどの演出があります。かろやかな音楽とともに動き回る人形は、とっても楽しい雰囲気です。

さらに上部の窓からは大きなハトが!その翼長は約2mとかなり大きいです。おそらく日本最大の鳩時計ではないでしょうか。

気になるネーミングの由来ですが、果てしなく夢が広がる林の町であることと、多くの人達がこの街を訪れる(come)ことを願って名付けられたそうです。

なお、この果夢林は内部に入ることもできます。そこには、丸太を切り出したり、人形を木登りさせたりする対戦アトラクションが!めっちゃ体力使いますが、友達と対戦すると思った以上に白熱。クリアしたときの「テッテレー」というSEがレトロで面白かったです。

豊富なご当地グルメ

もちろん、この地域ならではの様々なグルメも味わうことができます。定番は果夢林の館で販売している「白花豆ソフト」。白花豆というのはインゲンマメの仲間で、この地域の名産品。豆の食感が残る、濃厚なソフトクリームです。

串にささった「かぼちゃだんご」は、いももちのカボチャバージョンといった感じのメニュー。ほんのりカボチャが香る、もちもちとした一品です。

こちらは北見名産のタマネギを使った「たまコロ」。B級グルメ感ありますが、北見市内では普通にスーパーで販売していたり、給食に出てきたりと、日常に溶け込んだポピュラーな食べ物であるそう。タマネギの食感が楽しいコロッケ、実はジャガイモは使用されておらず、ツナ・にんじん・マヨネーズで仕上げられているそうです。

日本一の北見タマネギ

道の駅併設の「からくり王国」というショップでは、タマネギの直売も行っています。店頭にずらりと並んだ大量のタマネギはなかなかのインパクト。

お値段もとってもリーズナブルで、大玉が10個以上詰まったネットが500円ほど。都会では考えられない安さに驚きです!

さらには辛味が少なくてサラダにぴったりな「白玉ねぎ」や、アントシアニンが含まれた「紫玉ねぎ」など、バリエーションも豊か。いろいろ買って比べて見たくなりますね。

この北見市はタマネギの生産量が日本一!「北海道」ではなく「北見市」だけで、国内の生産量の2割を占めているそう。寒暖差が大きい気候で育つ北見のタマネギは甘みが詰まっており、味も一級品です。

道の駅から北見駅へ向かう途中には、こんな超超超巨大なタマネギの集出荷施設もあります。

木材のまちとしての歴史

敷地内には巨大な丸太とそれを曳く馬が展示されています。かつて木材により発展した歴史を持つ留辺蘂町。明治から昭和にかけては、このような馬ソリによって木材が運ばれており、ときには数百頭の馬が連なるほどであったそう。

道の駅内の果夢林の館には、木製遊園地があり木でできた遊具で遊ぶことができます。また、木工体験工房もあり、ショップで工作キットを購入すれば、様々な工具が無料で利用できます。

 

きつね牧場と水族館

さて、そんな道の駅おんねゆ温泉には、「北の大地の水族館」が併設されています。小さな水族館ですが、滝壺をイメージしたキラキラした水槽や、自然の川を再現した水槽など見応え抜群。

さらに、川を挟んだ先には「北きつね牧場」があります。こちらはキタキツネが放し飼いになった園内を自由に散策できるスポット。自由に暮らすキツネたちに癒されます。

この2つのスポットについては、次の記事にて詳しく紹介させていただきますね!

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