鳥羽の離島、坂手島(さかてじま)。乗船時間10分というお手軽さに加えて、歩いてのんびりめぐれる小ささも魅力の島です。まずは簡単な島の紹介と、アクセス&計画、そして島までの乗船からスタートです!
坂手島ってどんな島?
坂手島は鳥羽港からわずか600mという距離にある小さな離島。海岸線長3.8km、面積0.51km²であり、人口は200人ほど。
答志島、神島、渡鹿野島などの離島とともに志摩諸島に属しています。このうち、鳥羽市の離島である答志島・菅島・神島・坂手島は、同じ港からアクセスできる離島です。
島内には江戸川乱歩ゆかりの建物が残されていますが、他に有名な観光スポットはなくお店もほとんどありません。特に目的を持たずに、のんびりと島歩きを楽しむのに良さそうな気配。
島へのアクセスと計画
鳥羽マリンターミナル(佐田浜)から鳥羽市定期船を利用します。鳥羽駅から歩いても行ける距離なのでアクセス良好な港。
坂手島行きの船の本数は1日11往復となかなか多め。乗船時間はわずか10分、運賃は片道220円とお手軽です。
今回のプランはこんな感じ。この後、菅島にも訪問予定のため、滞在時間1時間15分と短めです。
ちなみに、鳥羽マリンターミナルの駐車場は2時間500円。その後は1時間毎に増えていくスタイル。離島に長めに滞在する場合はけっこうお高くつきますが、島で出費もほとんどないのでこれくらい気になりません!
早朝の鳥羽マリンターミナル
ということで、朝の7:40頃に鳥羽マリンターミナルに到着。
大きな建物で、内部は広々とした待合所があります。屋内のトイレがあるのは、冬にはありがたい設備。
自動販売機も多数。離島には自販機がなかったり、あっても品切れや釣銭切れ、なんてことも多々あります。飲み物のご用意はお忘れなく。
乗船券は自動券売機スタイル。サクッと購入できて便利です!
この港からは、前述の通り神島・答志島・菅島行きの船も出ています。行き先によって乗り場が変わりますが、どうやら便によっても変わる模様。確認して乗り場をお間違えのないように。
近鉄のお得すぎるフリーパス、まわりゃんせ。鉄道やバスのフリーパスであり、鳥羽水族館や志摩スペイン村にも入れてしまう超便利なパスです。これを持っているとこの鳥羽市営定期船も乗り放題!お値段は2025年3月時点で4日間11,700円でした。
https://chihirog.com/mawaryanse/
わずか10分の船旅
今回坂手島行きだったのは第二十八鳥羽丸という大きな船。島ごとに船が決まっているわけではなく、そのときによって変わりそうな雰囲気です。
屋内席はレトロな雰囲気。このバスなどでよく見かけるシートの模様って、名前あるのでしょうかね。
ちょっとした屋外デッキもありますが、早朝で肌寒いので屋内で過ごしました。
乗船時間はわずか10分なので、あっという間に坂手島に到着です!
坂手漁港と手押し車
8:10、坂手漁港に到着!広々とした港で、小さな待合所も設置されています。
島について感じるのは、手押し車の多さ!!港にはカゴを備えた手押し車がずらりと駐車しております。
おそらく島のメインツール。車が走れないような細い道ばかりなので、小回りのきくこの手押し車が便利なのでしょうね。
島の案内マップも発見!島の道は南側にしかありません。今回はノーマル装備なので、集落を北東へ進み坂手海水浴場まで行ってみることにしました。
つづく
コメント
[…] 坂手島 Part 1 わずか10分でアクセスできるお手軽離島(志摩諸島/鳥羽市)… 訪問日:2025/2/25(火) ※掲載の写真・情報は訪問時のものです […]