人生初の尾瀬訪問、尾瀬らしい湿原が広がる「尾瀬ヶ原」を目指して、まずは鳩待峠へと向かいます。道中にはマイカー規制があり、シャトルバスor乗合タクシーに乗り替えが必須なのでご注意を!
とにかく広大な尾瀬
誰もが一度は耳にしたことがある「尾瀬」。ラムサール条約湿地にも登録された湿原や豊かな高山植物などが見どころな人気観光スポットです。
ひとことで尾瀬と言っても、福島県・新潟県・群馬県の3県にまたがる高原地帯であるためその範囲は広大。「尾瀬に行ってみたい!」と思っても、ある程度計画を立ててから行かないとどこへ行けば良いかわからない、という事態が発生します。
るるぶを見ると「尾瀬ヶ原」「尾瀬沼」「至仏山」「燧ヶ岳」という4つのポイントが名所であるようです。また、尾瀬の入り口も福島県側の「会津口」、新潟県側の「越後口」、群馬県側の「沼田口」と、大きく3ヶ所。どこから入るか、どこを見に行くかを定めた上で計画を立てるのが良さそうです。
今回は初めての訪問かつ関東から向かうため「沼田口」から入り、「尾瀬ヶ原」を中心にめぐる日帰りお手軽コースにします!きっと超初心時向けなはずです。
恒例のマイカー規制あり
沼田口として知られるのが「鳩待峠」。尾瀬ヶ原まで徒歩1時間程でアクセスできる、最もポピュラーな登山口です。
鳩待峠までは車道が延びているのですが、人気な山のオンシーズン恒例「マイカー規制」があるため「尾瀬戸倉(尾瀬第1駐車場)」で「シャトルバス」を利用します。
2024年の時刻表は、5:30から15:30まで、毎時30分発の1日11便。ただし、多客時は時刻表に関係なく随時運行となるようです。また、シャトルバスに加えて「乗合タクシー」も随時運行しており、こちらも同額で利用できるそうです。
鳩待峠までの所要時間は約20〜30分。バス運賃は片道1,300円、往復2,600円。乗合タクシーも乗車券は共通なので同料金です。
駐車料金は普通車24時間1,000円。バスと合計で3,600円必要になりますのでご注意ください!少々高く感じますが、高原地帯へのアクセスを良好にしてくれると思えばこれくらいは全然許容範囲です・・・!
前乗りして車中泊
今回は、尾瀬第1駐車場に前乗りして車中泊。トイレは24時間利用可能でウォシュレットつき。建物は年季入ってますが、トイレはかなりキレイにされてます。
尾瀬第1駐車場のすぐ近くには日帰り温泉「戸倉の湯」がありますが、営業時間は9:00〜18:00までと少々短め。今回は夜の到着であったため、日光の方で入浴&夕食を済ませてから21:30頃駐車場に入りました。
夜はとっても静か。この駐車場、道路からも隔離されたスペースなので、車の音もほとんど聴こえません。ぐっすりと眠って朝4:45起床。7時間くらいしっかりと寝れました!はやる気持ちを抑えつつ、焦らずじっくりと朝の身支度を整えます。
車内で支度しながらバス乗り場に向かう人を眺めていたのですが、5:00くらいがとっても混雑。「こんなに混んでるの初めて」という声も聴こえてきました。
乗合タクシーで鳩待峠へ
6:00頃に準備もほぼ終わり、バックパックの荷物を確認していると、タクシーの運転手さんらしきおじさんが「お一人ですか?ちょうど1席空いてて、もうすぐ出ますよ」と声かけてくれました!
早朝のピークも落ち着き、乗合タクシーのおじさんたちはそろって駐車場を眺め、訪れる人数を見定めて発車タイミングを伺っています。「いま1台来たな」「4人組ならちょうど良いんだけどな」と、スムーズな運行のための計画を常に考えているような雰囲気。
ということで、急いで待合室にある自動券売機にて乗車券購入。前述の通り、バスも乗合タクシーも同料金なので、乗車券に区別はないです。
6:13駐車場発!今回乗車したのはマイクロバスタイプの乗合タクシー。
始発は少々混雑していたように見えましたが、それ以降は混雑ゼロ。屋久島や乗鞍高原でシャトルバス大混雑を経験していたので身構えていましたが、とっても快適でした。
バスはくねくねした峠道を上っていきます。こんな神経使う道を、毎日何往復もするなんて運転手さんの苦労がしのばれます。
6:30、鳩待峠に到着。準備運動を済ませたら、ゆったりと登山スタートです!
今回のコース
さて、マップを見て決めた今回のコースはこんな感じ。
↓ (1時間)
●山の鼻
↓ (40分)
牛首分岐
↓ (40分)
●竜宮
↓ (40分)
牛首分岐
↓ (40分)
●山の鼻
↓ (1時間30分)
鳩待峠
まずは山道を越えて「山の鼻」へ、そこから尾瀬ヶ原の湿原を歩き「竜宮」まで行って帰ってくるコースです。
なお、この予定は少々変更となります!!!
続きは次回に。
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