エキスポシティにたたずむ超巨大観覧車。通常の観覧車とは一線を画す、様々な仕掛けがたくさんあります。観覧車好きはもちろん、休憩がてら立ち寄るのにもおすすめな多機能アトラクションです。
国内最大の観覧車
突然ですが、日本に観覧車ってどれくらいあるかご存じでしょうか。遊園地や動物園、はたまたビルの屋上など、様々なところで見かける観覧車。その数は140基を超えるといわれています。
そんな多数の観覧車の中で最も大きなものはどこなのか、その答えとなるのがEXPOCITYにそびえるOSAKA WHEEL(オオサカホイール)。2016年にオープンした比較的新しい観覧車で、その高さ123m。2023年7月時点で日本一を誇ります。
周辺には大型ショッピングモールの「ららぽーとEXPOCITY」、様々な生き物に会える生きているミュージアム「ニフレル」、さらには太陽の塔がそびえる「万博記念公園」と見どころは多数。観光や買い物のついでに立ち寄りやすい観覧車です。
快適すぎるゴンドラ
ゴンドラは6名乗り。冷暖房および空気清浄機を備えており、暑い夏でも快適に過ごすことができます。
一般的な観覧車はゴンドラ内で飲食禁止ですが、ここはなんとドリンクはOK!チケット売り場のそばでも様々なドリンクを販売しており、ドリンク付チケットも販売。ひと休み感覚で乗車することが可能なのです。
ゴンドラ内にはドリンクホルダーもあるので、手がふさがってしまうこともありません。
さらに、なんと充電器も備えています!タイプB、タイプC、ライトニングの3種類がそろっているため、スマホ充電もできるという至れり尽くせりな仕様。こんな観覧車はじめてです・・・!
全ゴンドラシースルー仕様
そんな快適でくつろげるゴンドラですが、人によっては非常に重要なことがあります。
それは、全ゴンドラデフォルトで「シースルー構造」となっているということ。
高いところが平気な人にはテンションの上がる仕掛けですが、高所恐怖症な方には非常に厳しい仕様。せめてもの救い船として床の一部にマットが敷かれていますので、何とか足をつくことはできるかと思います。
というわけで、ミニスカートでは乗車しないのがおすすめです。
パノラマ広がる空の旅
地上から空へとゆっくり進むゴンドラ。一周の所要時間は18分ほどです。
南側の窓からは、すぐ近くの「パナソニックスタジアム」、さらに遠くに独特な構造の「梅田スカイビル」の姿も。天気が良いと遠く「あべのハルカス」まで見渡せるそうです。
北側を見ると、民博、EXPO’70 パビリオンなどが並ぶ「万博記念公園」が見渡せます。巨大な「太陽の塔」を上から見ることができるというのも、この観覧車の魅力の一つ。
最上部に達するとかなりの高さ。さすがにここまで来ると、高所恐怖症でなくてもシースルー床にヒヤッとします。
エンタメ要素がたっぷり
さて、そのままでもかなり満足できる観覧車ですが、様々な企画があるのもこのOSAKA WHEELの面白いところ。
訪問した際はエステー消臭力とのコラボ企画「香りの観覧車」が開催中。各ゴンドラには様々な香りの消臭力が設置されております。
さらに、72基のゴンドラのうち、2つが「VEGA(ベガ)」「ALTAIR(アルタイル)」と名付けられた「VIPゴンドラ」。革張りのソファ、透明な床面をスイッチ操作で曇りガラスに変更できるなどの設備があり、スパークリングワインやシャンパンがついたプランも。記念日にぴったりなゴンドラです。
他にも、上空で思いっきり熱唱可能な「ザ・カラオケ観覧車」や、かわいらしい装飾やリングライトを備えた写真撮影にぴったりなゴンドラ「観覧車deセルフ写真館」、窓が塞がれた密室に立体音響・振動シートなどの仕掛けがあるお化け屋敷のような「ゾンビ観覧車」など、ユニークなゴンドラがたくさん。
時期によってイベントは変化するので、訪問する前に公式HPを確認してからがおすすめです。
アクセスと営業情報
大阪モノレールの万博記念公園駅より徒歩2分。
営業時間 | 10:00~22:00 ※日によって変動あり |
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休業日 | EXPOCITYの休業日 |
料金 | 通常ゴンドラ:1,000円 |
公式サイト | https://osaka-wheel.com/ |
※掲載の情報は2023年7月時点のものです。最新情報は公式HPにてご確認ください。
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