とろけるリラックススペース『おふろcafé yusa』(山形市)

山形県

黒沢温泉の旅館・悠湯の郷には「おふろカフェ」が併設されており、おしゃれでキレイな空間が広がっています。マンガや雑誌が読み放題なのはもちろんのこと、おふろカフェならではのユニークなシートやハンモックを備えており、日帰り利用でもゆったりと楽しむことができます。

訪問日:2024/5/1(水) ※掲載の写真・情報は訪問時のものです

山形にもあるおふろカフェ

「おふろカフェ」ってご存知でしょうか?お風呂に入りながらコーヒーを飲む・・・というわけではなく、休憩スペースがおしゃれなカフェのようで、ゆったりくつろげる温泉施設。「話せて食べれて温泉まで入れちゃう」、そんなスペースです。

おふろカフェは、関東を中心に11店舗を展開(※2024年5月時点)。今回、車中泊の東北旅行にて山形市内の日帰り温泉を探していた所、偶然「おふろcafé yusa」を発見!行ってみることにしました。

東北初のおふろカフェとして2022年にオープン。黒沢温泉「悠湯の郷 ゆさ」という温泉旅館の中に入っています。

ここの日帰り入浴は、「フリータイム」と「120分コース」、2つの料金体系があります。入館時にリストバンドが渡され、会計は最後に行うスタイル。

ちなみに120分コースの場合は、食事を含む館内利用時間すべてが含まれた時間計測となるようです。今回は夜に訪問したので、120分コースで利用してみました。

くつろぎの空間

1階は広々としたラウンジ。あちこちに椅子やソファが置かれており、マンガ・雑誌も約8,000冊とたっぷり。

階段を上ると、2階との間にわくわくするロフト空間も。ちゃぶ台とビーズクッションがあり、寝転がってマンガを読んだりできます。

ロフトの先の2階にも広がるリラックススペース。1階よりもさらにくつろげる雰囲気の場所です。

芝生みたいなカーペットに空いた穴型のソファや、壁にあいた押入れスペースなど、おふろカフェならではの個性的な仕上がり。大人もついついはしゃいでしまう空間です。

暖炉のような演出のファイヤープレイスもあります。ゆらゆらしたライトを眺めていると、ものすごく眠くなります。

ちなみに、おふろカフェは各店舗ごとに「北欧」「アウトドア」などのコンセプトがあります。この店舗のコンセプトは「果樹園×クラフト×カフェ」。山形らしいフルーツ感のあるユニークなコンセプトです。

快適で楽しい設備

マンガや雑誌といった書籍以外にも様々な設備を備えています。ボードゲーム&カードゲームは遊び放題!「ジェンガ」「UNO」「リバーシ」「将棋」といった定番だけでなく、「ナンジャモンジャ」「カタカナーシ」といった話題のゲームまでそろっています。

2階では「コーヒー」と「季節のデトックスウォーター」がフリー。利用者は自由に飲んでOKです。

こちらは「フリータイム」料金に含まれる館内着。パステルカラーのおおきなパーカーで、めっちゃかわいいデザイン!男女共用サウナでは、この館内着のまま入ることもできるようです。

館内着に加えて、色浴衣のレンタルもあります(※有料)。これまたかわいいデザインにときめきます。

他にも卓球ルームやコワーキングスペースなどいろいろな設備があります。

もちろん温泉も

3、4階が宿泊者の客室で、5階が温泉となっています。自家源泉の温泉をひいた浴室は、蔵王連峰を一望できる展望風呂。

サウナは低温の遠赤外線タイプ。60℃ほどであるため温いかなと思ったけど、すぐにアツアツに。不思議な気分です。こことは別に、男女一緒に利用できるサウナもあります。

カフェスペースに比べると、お風呂の規模は小さ目。洗い場も6基程度しかありません。冒頭でも書いた「話せて食べれて温泉まで入れちゃう」のコンセプトのように、どちらかというとお風呂はおまけくらいに考えた方がバランスがとれそうな雰囲気。

今回は夜に利用したためショートステイとなりましたが、仲の良い友達と1日たっぷり過ごしたくなるスポット。カフェでは山形の名産のフルーツや地元食材を使ったおしゃれなメニューがあるので、次に来るときはこちらも利用してみたいです。

そして他のおふろCafeよりも空いています!

GWの中日の平日に利用したところ、人も少なく超快適でした。タイミングが良かっただけかもしれませんが、まだまだ穴場のおふろカフェです。

アクセスと営業情報

開館時間 10:30~22:00
料金 フリータイム:平日1,408円/土日祝1,738円
120分コース:平日770円/土日祝880円
公式サイト https://ofurocafe-yusa.com/

※掲載の情報は2024年5月時点のものです。最新情報は公式HPにてご確認ください。

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