マイカーで向かう花の離島『のこのしまアイランドパーク』(福岡市)

福岡県

福岡県の離島、能古島(のこのしま)にある、自然を満喫できる広大な公園。海を望む花畑には、季節の花が咲き誇ります。今回はフェリーに車を載せて訪問したので、島内での移動がとってもスムーズでした。

2021/5/7(金)

要注意の時刻表

能古島へ行く福岡市営渡船は姪浜(めいのはま)港から出港しています。本数は1時間に1本ほどなので、とっても利用しやすい航路です。

能古島までは割とスムーズに行けますが、問題は港からのこのしまアイランドパークまでの移動手段。島の奥にあるため、港から約3km、歩いて向かうと45分近くかかります。島内を走るバスで向かうのが一般的なのですが、本数は限られています。

そのため、効率よく観光するには船とバスという2つの時刻表を組み合わせて旅程を立てる必要があります。のこのしまアイランドパークの公式HPには両方の時刻表が掲載されており、とっても便利。

ここで要注意ポイントが、船とバスの時刻表が噛み合わないタイミングがあること。今回は午前中に訪問しようとしたのですが、時刻表を見ているとどうにも上手い計画が立ちません。能古島メインでのんびりと楽しむ旅なら全然待ち時間も問題ないのですが、私のように旅中の限られた時間でめぐるのは少々難しい。

のこのしまアイランドパークの開演時間は9:00です。早朝のフェリーで行っても入園できないのでご注意ください。

困ったときの車両航送

いろいろ悩んでいたときにふと思いました。能古島へ向かう船はフェリーなので、車ごと渡ってしまってはどうでしょうか?自分の車(レンタカー)さえあれば、島内での移動は恐ろしく快適になります。

気になる料金ですが、車両4m未満で3,140円(往復・大人1名運賃込み)。もし車を載せない場合は【船の運賃460円(往復)+バス料金480円(往復)+姪浜港駐車場500円=合計1,440円】。その差額は1,700円となります。これくらいの出費で自由が買えるなら全然アリという結論に至りました!

フェリーの乗り方ですが、車を乗船する場合でも、窓口へ行きチケットを購入する必要があります。航送車両のレーンに車を停めて、窓口に車検証を持って窓口へ。

フェリーが到着すると、すぐに乗船開始となります。このフェリーは、車両は8台程度しか搭載することができません。今回私は最後の1台でギリギリ乗船できました。予約しておけば安心、かと思いきや予約は不可。完全に先着順となるため、早めに港へ行くのをおすすめします。

ついにアイランドパークへ

乗船時間約10分で能古島に到着。姪浜港からの距離はわずか2kmほどなので、あっという間です。

港から車で5分ほどでのこのしまアイランドパークに到着!駐車場は無料で利用できます。入園料は1,200円。受付を済ませて園内へ。

のこのしまアイランドパークは、アスレチックやバーベキュー場、ドッグラン、宿泊施設まで備えたレジャー施設。いろいろな楽しみ方ができるスポットです。

海に向かって広がる花畑

のこのしまアイランドパークといえば、何と言ってもお花畑。しっかりと手入れされた庭園が広がっており、春はナノハナ、夏はヒマワリ、秋はコスモスと季節によって様々な花を楽しむことができます。

赤や桃色がかわいらしいヒナゲシの花。すらっと伸びた姿はとっても美しく、海風が吹くたびそよそよと揺れています。

3月下旬から5月下旬にかけて見ることができるリビングストンデージーも人気。この花は日が当たると花びらをいっぱいに広げますが、天気が悪い日は萎んだまま。本日は残念ながら曇りのため多くの花が閉じていますが、それでもカラフルな景色を作り上げています。

リビングストンデージーそのものはそれほど珍しいわけではありませんが、大海原をバックに広がる様子はこの能古島ならではの景色。ぽつんと浮かぶ小島も良いアクセントです。

レトロな思い出通り

園内を進んでいくと、昔ながらの家屋が並ぶ思い出通りへ。移築した古民家、うどん屋さん、童画の美術館などもあり、なかなか楽しそうな雰囲気。陶芸や絵付けなどの体験メニューもそろいます。

こちらのかわいらしい水色の建物はカフェ夢路。ケーキやフロートドリンクなどのメニューを扱っています。

名物はバウムクーヘン!小麦粉を使わず米粉を使用した福岡バウムクーヘンはとっても美味しいです。

味はチーズクリーム入りとさつま芋クリームから選ぶことができます。さつま芋にしてみたのですが、スイートポテトみたいな風味でとっても美味でした。

今回の行程

少し雨がパラついてきたので早めに退園、港へと戻ります。アイランドパークには1時間ほどの滞在でしたが、さらっとお花畑を見て、カフェでひと休みしても充分な時間でした!

帰りは11:00発のフェリーへ。今回もまたラスト1台でぎりぎり乗船できました。私よりあとに来た人は、乗船できず1時間後の便を待つことに。車を運ぶ方は、思い通りに乗れない可能性は高いです。

<今回の行程>
09:15 姪浜港発
09:25 能古島港着
09:30 のこのしまアイランドパーク入園
10:35 のこのしまアイランドパーク退園
11:00 能古島港発
11:10 姪浜港着

コメント

  1. netadi より:

    自分大好きな能古うどん発祥の地へ行くために能古島へ渡りたかったんですが、チヒログ、大変参考になりました! 車で向かうコトにします!

    • chihiro chihiro より:

      こんにちわ!車があると島で動きやすいですよ〜!おそらく乗船予約できないので、港へは早めにつくのがおすすめです!

      能古うどんなんてあるんですね!知らなかったですー!

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