スカイマークで福岡から東京へ 9日間の旅の後記と楽しいおみやげ探し(福岡空港→羽田空港)

福岡県

長旅を終えて最後にたどりついたのは福岡空港。最後のご当地メニューを食べたり、福岡ならではのおみやげを探したりしてフライトの時間を待ちます。旅のテーマやトラブルなどをまとめた後記もさらっと書いてみました。

2021/5/7(金)

都市に密接した空港

福岡空港は1945年に作られた席田(むしろだ)飛行場がルーツ。その後、米軍に接収され板付(いたづけ)飛行場へ。朝鮮戦争の拠点として、現在と同じ大きさに拡大されます。1972年にアメリカより返還されると、福岡空港として民間人も利用できる空港に。

2021年現在はJAL、ANA、スカイマーク、スターフライヤーなど多くの航空会社が就航しており、特に「福岡-羽田線」は世界でも有数の高頻度路線となっています。

特筆すべきはなんと言っても市街地との距離。博多駅まで地下鉄でわずか5分という超都市型空港。観光で利用する際もとにかく勝手が良いのです。

その影響で福岡の市街地ではいつも上空を航空機が飛び交っており、さらにビルの高さに制限があるため上を切って揃えたかのような街並。言うなれば空港都市とも呼べる姿を呈しています。

空港内散策

ちょっとした立ち寄りにおすすめなのは情報ひろば。展示のボリュームは少ないですが、博多空港の歴史を学べて思いのほか楽しめます。

空港といえば展望デッキ!!前述の通り福岡空港は非常に離発着数が多い空港なので、次々と飛び交う旅客機を贅沢なほど眺めることができます。

福岡空港の展望デッキはとっても広いのも特徴的。ウッドデッキが広がる中には、ゆったり腰かけられるスペースもたっぷり。日向ぼっこしている方や、ドリンク片手にパソコン作業している方など、憩いの場というコトバがぴったりとハマる雰囲気です。

豊富なレストラン

福岡空港には数多くの飲食店が入っています。博多豚骨ラーメンや海鮮などご当地メニューのバリエーションは豊富。ラーメン屋さんが並ぶ、「ラーメン滑走路」というユニークなラーメンストリートなんかもあります。

今回はお腹の空き具合がそこそこだったので、国内線旅客ターミナルビル2階にあるフードコート「the foodtimes」へ。

せっかくなら福岡らしいメニュー、ということで天神B.B.Quisineビーフバター焼きにしました!

その正体は鉄板で提供されるアツアツのスパゲティーに薄切り牛肉が乗ったなんとも不思議なメニュー。かかっているタレは、野菜たっぷりの和風バーベキューソース。

ちょっとだけカリッとしたパスタと、醤油ベースのソースは相性抜群!単品のMサイズだとボリュームはほどほどで、割とすぐに食べられるので、あまり時間が無い方にもおすすめ。がっつり行きたい方は、パンやライスが付いたセットメニューも。どうやら、おかずとしてもイケるみたいですね。

おみやげ探し

福岡空港には様々なおみやげがたくさん!普段はあまりおみやげって買わないのですが、コロナ禍応援の意味もこめていろいろと買ってみました。その一部をご紹介します・・・!

博多通りもん

まずは、人気No.1といわれるのがこちら。どのお土産屋さんでも店頭に山積みされており、否が応にも目に入ってきます。

「日本中どこにもない饅頭を開発する」といったコンセプトで開発された洋風のおまんじゅう。バターの風味がとっても豊かで、中に入った白あんも上質な甘さ。何個でも食べれてしまいそうです。

鶴乃子

続いて、こちらも非常に人気のあるお菓子鶴乃子。真っ白なマシュマロに黄色い黄身餡が入った、和洋折衷な商品です。

ふわふわと軽い口当たりが優しい上品なお菓子。丸みを帯びた独特のパッケージも魅力で、2個入りのミニサイズから20個入りの大人数用までそろっています。人数に合わせて買いやすいのも魅力です。

チロリアン

1962年から続くロングセラー商品で、独特なネーミングが印象的。オーストリアのチロル地方に伝わるロールクッキーに、様々な味のクリームが詰まったお手軽洋菓子です。13個入りで500円(税抜)というコスパの良さも魅力で、大人数に向けたいわゆる「ばらまき土産」としてもぴったり。

気になるお味は、どこか懐かしい駄菓子のような味わい。ちなみに袋に描かれているキャラクターには、それぞれ名前や性格などのキャラ設定があります。

ネジチョコ

ここまでスタンダードなメニューを紹介してきたので、ここらで1つ変化球を。明治日本の産業革命遺産として世界遺産に登録された八幡製鉄所。そんな鉄のまち北九州市のお土産として作られたのが、こちらのネジチョコ。個包装されているのですが、ガラスの容器に開けてみました。

ボルトとナットの形をしたチョコレートで、実際にまわしてハメることもできます。何種類か味があり、今回購入したココア味はココアパウダーがまるで鉄錆のような風情を演出します。

努努鶏(ゆめゆめどり)

不思議な名前の鶏肉メニュー。その正体は冷たい唐揚げ。あまりにも特殊なので詳しくは明日の記事にまとめます。

今回の旅の後記

いつも通り、保安検査場を華麗に通過。ブルーのライトがきれいなスカイマークの機内へ。

夜間のフライトは街の明かりが楽しめるのがポイント。機内放送では、ときおり夜景の案内もしてくれるというサービスも。定刻より10分も早く羽田空港へ到着し、これにて今回の旅もおしまい。

さてさて、今回は対馬、壱岐、福岡、長崎、佐賀をめぐる9日間の旅でした!前半4日間は博多→対馬→壱岐→博多の離島旅、後半5日間はずっとレンタカーを借りて福岡・長崎・佐賀をめぐってきました。

旅のテーマ

私は長旅に行く際は、「テーマ」をいくつか掲げることがあります。目標に近いのですが、それほど強い意思を持ったわけではないゆるめな感じで、旅の動機にも近いイメージです。今回の旅のテーマはこのあたりでした。

①念願の壱岐と対馬へ
ずっと気になっていたけど行けなかった壱岐対馬。理由としては、ベストなシーズンがわかりにくかったことと、観光スポットに決定打が無かったたため、後回しになっていました。今回実際に行ってみて大満足でした!

②潜伏キリシタン関連遺産の仕上げ島原へ
五島列島、天草諸島とめぐり、潜伏キリシタンについて知識を深めてきたので、それを踏まえて改めて島原の乱の舞台へ。

③最近ブームの焼き物めぐり
昨年より、美濃・瀬戸・常滑・益子と陶磁器にかかわりが深い場所をめぐってきたので、九州へ来たらスルーできません!今回は波佐見と有田を訪問しました。

④水族館めぐり九州上半分制覇
全国水族館めぐりをしているのですが、九州北部にはまだまだ未訪問の場所がたくさん。せっかくなので制覇するつもりでしたが、一か所だけ臨時閉館しており、再訪が必要に・・・。

⑤沖ノ島関連遺産
世界遺産登録をきっかけに、今まで行ったことがなかった宗像大社へ。辺津宮、中津宮、沖津宮遥拝所と三社参りしてきました。

⑥全都道府県3周クリア
実は「佐賀県以外は全て3回以上訪問している」ということに気づいたので、これにて全都道府県3周クリアとなりました!

ピンチはチャンス?

旅にトラブルはつきもの。トラブルが起こらないようにするのはもちろんですが、長旅の場合は絶対に何かしら発生するので、上手く切り替えられるようになるのが一番!今回もやっぱりいろんな問題が発生したので、ちょっとだけメモしておきます。

■レンタルバイク消滅
出発直前、壱岐で予約していたレンタルバイクが突然の休業。島での移動手段が無くなって大ピンチ!
⇒急いでレンタカー予約、直前でしたがラッキーなことに空車発見。料金はバイクよりずっと高くなってしまったけど、快適な島内観光ができました。

■ジェットフォイル欠航
博多港で乗船予定だった対馬行きのジェットフォイル(16:55発)が、機械故障のため欠航に。、次の便のフェリー(0:05発)まで絶望的な8時間待ち
⇒港にある温泉施設でのんびりと過ごす&フェリーになったことで運賃が大幅に安くなったので、奮発して一等席で快適な船旅へ

■皿倉山ケーブルカー終発見逃し
最終便の出発時刻に間に合わなくて乗車できず。わずか1分だけ間に合わなかったという切なさ。
⇒代わりに車で工場夜景鑑賞へ切り替え

■長崎ペンギン水族館休館
出発時は通常営業でしたが、長崎に入った頃に突然の休館に。
⇒代わりに長崎歴史文化博物館へ。知らなかったこと色々学べた。でも再訪の必要が・・・。

■ネカフェ入館拒否
泊まる予定だったネットカフェが、突然市民以外は入館不可という仕様に変更。夜の22時過ぎに路頭に迷う。
⇒急遽、近くのビジネスホテルへ。費用は倍くらいになってしまいましたが、旅の終盤だったので個室&お風呂入れて快適だった

■コンビニに忘れ物
最終日、空港に向かう途中に立ち寄ったファミマのトイレにストールを忘れてきてしまう。もう高速道路に乗っており、フライト時刻もあるため取りに戻ることはできず。
⇒電話して郵送で送ってもらうことに。

Special Thanks

今回もまた、いろんな人に助けてもらいました。万が一ここを見ているご本人さんいらっしゃいましたら、お気軽にご連絡くださいね!

・九州郵船のおばちゃん
・対馬、壱岐と2日連続同じ宿だった東京のお兄さん
・対馬のあっちゃん
・なおきさん
・島びより
・対馬バジェットレンタカーのお姉さん
・島びよりで会った蝶々おじさん
・和多都美神社で会った和歌山のおじさん
・みなとやゲストハウスの皆様
・TOKI
・TOKIで会った神奈川のお兄さん
・やながわ有明海水族館のおじさん
・TSUDOIのみなさま
・大阪のカップル
・医学部のお兄さん
・TOMO
・TOMOで会ったダイバーさん


後半はかなり自己満足な内容になってしまいましたが、最後まで読んでくださった方、ありがとうございました!引き続き毎日更新していくので、明日からもよろしくお願いします!

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