ファンタジックな花の城と夜桜『二条城ライトアップ』(右京区)

京都府

大政奉還をはじめ、時代の転換を見てきた歴史ある建造物。春の夜間拝観期間は、NAKEDの力で幻想的でカラフルな姿に変身!華やかなライトアップと、様々な種類のサクラを楽しめるナイトスポットです。

開催期間:2020/3/20(金)~4/12(日)
時間:18:00~21:00(22:00 閉場)
料金:前売り1,000円/通常:1,400円
訪問日:2020/3/27(金)

二条城へのアクセス

地下鉄東西線の二条城前駅の目の前にあります。京都駅から向かう場合は、地下鉄烏丸線で烏丸御池駅にて乗換え。10分程度でアクセスできます。JR嵯峨野線の二条駅は入口となる東大手門から少し離れており、徒歩17分ほどかかるのでご注意ください。

また、バス停《二条城前》がすぐ目の前にあります。こちらは京都駅から15分程度。

世界遺産の城郭

夜の闇に浮かび上がる東大手門

二条城の正式名称は元離宮二条城。その名の通り、王室の離宮として利用されたり、京都府の府庁が置かれたりと様々な役割を持ってきた建造物です。

また、世界遺産「古都京都の文化財」にも登録されています。他の構成資産は全て神社仏閣ですが、唯一城郭でその中に含まれている二条城。
世界遺産は、国宝建造物がある、もしくは庭園が特別名勝に指定されているものだけで構成されているため、その両方を兼ねている二条城が加わったのは当然なのです。

歴史が動いた場所

二条城は天皇が大将軍を任ずる儀式『将軍宣下(しょうぐせんげ)』が成された場所。徳川家康は、この二条城にて江戸幕府の初代将軍に就いたのです。
そして、江戸幕府第15代将軍の徳川慶喜が政権を朝廷に返上した『大政奉還』が行われたのもここ二条城。その後、慶喜は将軍を辞職。その後に布告された王政復古の大号令によって、264年続いた江戸幕府の時代は終わりを遂げました。

江戸時代の始まりと終わり、両方を見てきた二条城。戦いの歴史はほぼありませんが、政治的に重要な役割を担ってきました。

とはいえ、夜間拝観では御殿に入ることもできないため、あまり歴史に浸ることはできません。今回は純粋にサクラと華やかなライトアップだけを楽しむことにします!

期間限定ライトアップ

京都では、春のさくらと秋の紅葉のタイミングに多くお寺社が夜間拝観を開催していますが、この二条城もライトアップが行われています。

FLOWERS BY NAKED 2020 -桜-世界遺産・二条城

2020年はNAKEDとコラボ。各地のライトアップイベントでおなじみのデジタルアート集団で、インスタレーションやプロジェクションマッピングなどで動きのある華やかさを演出します。

通常観覧は16:00に終了し、18:00からライトアップイベントがはじまる入替制となります。開場直後は混雑することが多いとのことですので、受付終了の21:00ぎりぎりに訪問しました。

豪華絢爛な演出

城内のあちこちにカラフルなライトアップやデジタルアートが設置されています。見どころはとても多いですが、一部をご紹介します。

『Prologue』
まず目に入るのは約2.7メートル×3.5メートルの本のオブジェNAKED BIG BOOK。色鮮やかな花の映像が目くるめく流れていきます。

『立春』
もともと豪華絢爛な装飾の唐門は、さらにゴージャスに彩られています。春が訪れる様子を再現したという作品は、とてもインパクトがあります。矢継ぎ早に展開していく光のアートは、ずっと見ていたくなります。

『Colors of Spring』
かつて天守閣が建っていた本丸。その内堀の石垣も鮮やかなマッピングが施されています。一面に広がるサクラや、そこを飛び交う鳥や蝶が華やかです。

『春の灯』
昭和に造られた和洋折衷な庭園「清流園」では、香雲亭が浮かび上がるようにライトアップ。とても幻想的な一角です。

夜に浮かぶサクラ

二条城は、50品種400本という多数の桜の木が植えられているサクラスポット。メジャーなソメイヨシノから、珍しいサトザクラまで、城内では様々な花を付ける桜が一堂に会しています。

サトザクラというのは、人の手により交配された園芸品種。自生するヤマザクラに対した呼び方です。

大きな白い八重咲きの花を付ける「太白(たいはく)」。その花の大きさは、サクラの中でも最大レベルらしいです。

淡いピンクがかわいらしい「啓翁桜(けいおうざくら)」。直線的にぶわっと伸びる枝が特徴的です。この枝のカタチがフラワーアレンジに向いているらしい。

花が終わった寒緋桜(手前)とソメイヨシノ(奥)。種類によって花期が少しずつずれているため、長い期間サクラの花を楽しめるのもポイント。

こちらは「醍醐の桜」。豊臣秀吉が1,300人もの人を集めて盛大な花見を行ったと伝わる「醍醐の花見」。その会場となった醍醐寺に植えられている桜のクローンで、2016年にこの城内に植樹されました。

イベント期間中は、サクラバージョンの花みくじも。紙で作られた桜の花の咲きにおみくじが結ばれています。壁一面に並んだ中から、お気に入りの花を選ぶことができます。


思っていた以上に華麗で見応えのあるライトアップ。NAKEDによる華やかな演出は、京都の夜間拝観の中でもひときわ個性的でした。

閉門間際だったことと、雨が降っていたため、建築物やサクラをあまりじっくりと観察できなかったのが少し残念。次はぜひ昼間に訪問してみたいです。

帰りはバス停《二条城前》からバスに乗って、宿泊予定のゲストハウス「旅籠廊」へ。京都は21時過ぎでもバスが動いてるのが凄い!と思ったのですが、観光地でありつつ暮らしている人も仕事している人も多い街なので、普通のことかもしれません。

なお、訪問した翌日の3/28(土)以降イベントは中止に。この日に行って本当に良かった!

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この記事を書いた人
chihiro

国内旅行が大好き!車中泊やLCCを駆使して、離島と水族館は100以上・神社仏閣は300以上訪問。都道府県はあとちょっとで3周完了。スケジュール詰め込みがち。実はプログレとソウルが好きなベーシスト。

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